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小説用語の基礎辞典


(2001/10/21更新)


 投稿や執筆に関わる用語辞典です。

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 このページは、ごんぱちサイトからの提供です。

◇目次 ※ページを完全に取り込んでからご利用下さい。
●あ
○オヤジ (2001/10/21) 最新


●か
○家族 (2001/10/21) 最新

○記号 (2001/10/21) 最新

○禁じ手 (2001/10/21) 最新

○公序良俗に反する (2001/10/21) 最新

○原稿用紙 (2001/10/21) 最新


●さ
○視力 (2001/10/21) 最新

○祝杯 (2001/10/21) 最新


●た
○タイトル (2001/10/21) 最新

○投稿 (2001/10/21) 最新


●な

●は
○バック・グラウンド・ミュージック (2001/10/21) 最新

○バトル (2001/10/21) 最新

○半角、全角 (2001/10/21) 最新

○ハンドルネーム、ハンドル (2001/10/21) 最新


●ま

●や

●ら

●わ

○ワープロソフト (2001/10/21) 最新



 
 

●あ
 
○オヤジ

 大人の男性、もしくは父親の俗称。
 狭義にはこの用語を用いた人間に年齢を十歳程年齢を加算した男性の俗称。
 更に狭義には、三十代後半から年金受給までの間の年齢の、社会的認知度の高い職業(サラリーマン、小規模自営業、農業)に従事している男性を指す。
 なんだかんだ言っても、世の中に一番影響を与え、力を持っている世代である――個々人の割り当て量はともかく。
 ――但し、当サイトに於いては、大人の自覚を持つ人間全般である。

<解説>
 当サイトの数少ない参加条件。
 要するに、遊び心のある、もしくはそうあろうと試みている大人の事である。無論、男女は問わない(オフ会が寂しいから)。
 従って、「私は該当しないんですか?」というような無粋な質問は慎む事。
 くる者は拒まず、さる者は引っ掻く、である。


 
 

●か
 
○家族

 広義には人類全て、狭義には同居している配偶者。
 一致団結する事であらゆる困難を克服する力を持つが、そのあまりの力の大きさ故に分裂して存在する事が多い、社会的プルトニウム。
 世界有数の検挙率を誇る日本警察をもってしても踏み込むことが出来ない、恐怖の犯罪地帯。

<解説>
 執筆には家族の協力は必要ないが、理解は必要である。
 もしも理解も得られなかった場合、あなたはアダルト&出会い系サイト探索者の汚名をいつの間にか着せられ、猜疑心の虜となってパソコンを立ち上げた配偶者に、うっかり書いた青春小説を読まれ、それを浮気の日記、もしくはその願望の一端と看破され、痛む腹をより探られる事となる。そうなれば、ゴロゴロと出て来る証拠に配偶者は激怒、家族離散の憂き目にあうこと必至である。
 ――家族を守るために、是非とも理解して貰わなければならない。
 方法としては、ズバリ「僕は小説を書いているのさ、ハハハ」と言い切るのが一番である。
 そして、とりあえず今まで使っていなかったワープロを毎日起動し、書斎があったとしてもドアを開け放して執筆している後ろ姿を見せる。
 次に、本棚にある伊達で買ったはいいが、自分も読まず子供も読まなかった文学全集を――売り払い、自分の趣味に片寄った本を詰め込む。何か訊かれたら「権威のあるものが最高とは限らない」とか何とか言っておけば、「ああ作家ってのは案外そんなものかも知れないな」等と好意的解釈をされる。
 そしてとどめに「応募原稿在中」と朱書された新人賞宛の封筒を用意し、「ああ、郵便局に行くついでがあったら出しておいてくれたまえ」と、あくまでさり気なく家族に頼む。
 ここまでやれば、OKである。ああ、何か妙な趣味を始めたが、別に迷惑じゃないからいいか、と消極的ながら受け入れてくれる。家庭崩壊の危機は免れた。
 だが、望まれぬ限り、自分の作品は読ませない方がいい。
 理由は簡単である。まず第一に作品の読むのは大変。しかも感想をはっきり言うとなるとなお大変。そういう苦労は、身内にさせるものではない。
 その上家族の感想というものはほとんどあてにならず、しかも自分の目が曇っているため、世辞か皮肉か、正当な評価か見極める事は不可能だからである。


 
○記号、符号

 文字で表現し切れない部分を補うもの。
 古来、言葉を尽くして表現されていた事が、これ一つで手軽に出来る。その便利さ、有用性、偉大さは、文学の冷凍食品と言っても過言ではない。

<解説>
 小説に定石はない、と言ってしまえばそこまでだが、概ね基本ルールを外したものは下手に見え、読者に敬遠されてしまう。
「いや、良く読めば面白さが分かるのだ。最近の読者は根性がないのだ」
 ――その気にさせるのも技である。
 ネット文芸は横書きが基本であるが、文書作法は縦書き原稿用紙に準ずる。これは、現在ほとんど全ての新人賞が縦書きで募集されてるため。
 以下に記号、符号の使用法を列挙する。尚、全ての記号、符号は全角である。これは、「横に半分」という半角が、縦書きに適さないため。アルファベットを入れたい、という場合はその限りではないが、縦書きで印刷しても横向きで現れてしまうので注意が必要。
(例)
「。」……句点、文の区切り。
「、」……読点、これは、文内の区切り。呼吸のタイミングに沿って入れると良い。
「 」…… スペース。段落始めの一字下げを行う時に入れる。それだけかぁ? と、思うだろうか? ご明察、別の時にも使うのだ! 感嘆符「!」や疑問符「?」の後にも入るのである。
「「」」……「カギ括弧です。キャラクタの発言に使用します。手書きの場合閉じ括弧前の句点は同じマスに入れますがパソコンにそういう文字はないので、句点を省略しとけば問題ないです」
「()」……括弧。キャラクタの内的発言等に使用(ツッコミみたいなやり方もあるわけで)。文末の処理はカギ括弧と同じ。どうしても振り仮名を入れたい場合(ばあい)、これを用いる手もある。
「“”」……引用符、ダブルクォーテーション。“名は体を表す”の通り、何かを引用する時等に用いる。
「!」……感嘆符。びっくり! という場合に用いる。発言中に用いられる事が多く、客観視点である三人称の地の文で用いると相当違和感が出る! これの後は一字空ける。尚、二つ以上連結した場合!! スペースは最後の一つの後ろだけでよい。「これは?」別にスペースはいらない。これはこの記号が文末を表すにも関わらず、句点と違って隣の文字に近く、文の区切りがはっきりしない故の作法である。
「?」……疑問符。ありゃ? という場合に用いる。他のルールは感嘆符と同じ。
「…」……リーダー。二つ繋げて発言中で心中発言を省略している場合等に使う。「母校では二つ繋げたものを六点リードと呼んでいたが……」。
「―」……時間の経過を表したり、一文を挿入したりという場合に二つ連結して用いる。名前はダッシュ――名前を覚えておく必要はあんましないが――である。

 一部の記号は、一発変換は多分無理なので、辞書登録しておくと良い。「登録はともかくどうやって出すやら?」このページで使われているものをコピー&ペーストで万事OK。

 この辺のルールが寝ぼけながらでも守れる様なら、少しづつ自分なりのアレンジを加えて行けばよい。
 基礎の土台にのみ応用の楼閣は建つのである。


 
○禁じ手

 禁じられた手法。常識的禁忌。
 警官の拳銃、図書券を賭けた麻雀、フィンガーボールの水を飲むこと。
 狭義には、社会的立場等が危うくなる場合と、作品の面白味に全く貢献しない場合とがあるため、創作活動では慣習的に用いられない手法。
 従いすぎると思考を硬直化させる事にもなる諸刃の剣。
 不浄の手(間違い)。

<解説>
 執筆の際に、これを気にすると格段に面白味が増す。別に作品内容を抑制する意図はないので、悪しからず。
 執筆した作品が、今一つ面白くない場合、自分が禁じ手に足を踏み入れている可能性を考慮すると良い。
 話の収拾が付かなくなったので、主人公を殺しておしまいにする、夢だった事にする、等の手法が一つ。
 そのままではすぐに話が終わってしまうので、登場人物にうっかり証拠物品を壊させたり、記憶喪失にして鍵になる情報を小出しにさせる等の手法が一つ。
 事件の解決法が思い浮かばず、偶然に偶然を重ねてとんでもない現象を発生させる等の手法が一つ。
 現実世界では縛りが多すぎるので、自分の世界を作って神の様に好きな事件を起こす等の手法が一つ。
 要するに、手抜き――上記は手の抜き方すらもオリジナリティに欠ける――全般である。
 作者が頭を絞って苦しんだ分だけ登場人物は苦しみ、読者は楽しむ。そういう反比例関係を留意しておけば問題はない。


 
○公序良俗に反する

 紳士的でないこと。

<解説>
 ウィリアム・S・クラーク博士が、札幌農学校で定めた校則はたった一つ「紳士たれ」だったという。
 当サイトのルールもそんな所である。具体的な参加法云々は、トップページを参照の事。


 
○原稿用紙

 原稿を書くために用いられる紙。
 そこに文字を書き込む事によって、価値が上昇するか下降するかが、運命の分かれ道。
 文字を書くためのものと、絵を描くためのものがあり、前者は主に学校で、後者は漫画家の職場で使用される。
 作家の書く文章の代表的単位。二十文字二十行の四百文字詰め。シナリオ用は、二十文字十行の二百字詰め。

<解説>
 パソコンやワープロの発達により、手書きで原稿用紙利用という執筆体勢は減りつつある。このサイトに参加する以上は、手書きから離れた方が楽ではある。
 そこに眉をひそめる向きもあろうが、別にペンがキーボードに変わっただけである。石にノミで文字を刻んでいた時代から、人間の本質等変わってはいない。道具は人間が支配するものである。
 一般的な投稿では、原稿は四百字詰め原稿用紙を単位として数えられる。
 おおよそ、十枚以下を掌編、三十枚前後を短編、百枚前後を中編、二百枚以上を長編と分類する。
 ただ、これはあくまで文書量の単位であり、「ワープロ原稿可、原稿用紙二十枚」という規定があったとして、原稿用紙のマス目に合わせて印字しろ、という意味ではない。第一そんな事をしたら読み辛くて仕方ない。二十行二十文字に会わせるとスカスカになるというなら、余白を存分にとれば良い。要は印字時に読み易ければいいのである。


 
 

●さ
 
○視力

 見る力。
 一般的にランドルト環を用いて計測される。
 これが低いと、文章の判読が困難になる。決して、読み辛く回りくどい文章を書いた執筆者のせいでも、それを無理矢理予定のページに詰め込むべく珍妙なレイアウトをした編集者のせいでも、退色しかけた古いインクを素知らぬ顔で使った印刷業者のせいでもない。
 「健常者」が、社会によって決定されるという一例。
 文学に関わる人間にとって、かなり重要な能力の一つ。

<解説>
 パソコンやワープロ、いわゆる「画面」を使用する道具を用いた執筆は、目に大きな負担を強いる。この積み重ねは、視力の低下を招きかねない。
 視力を維持するのは所詮眼球とそれを支える筋肉であり、それが年齢と共に衰えるのは無理からぬ所である。決して眼鏡屋がダメなレンズを売り付けているわけではない。
 昨今様々なグッズも売られてはいるが、手軽な自衛策として、背景を黒、文字を白にすると良い(ウィンドウズ標準設定の逆)。ちらつきの原因となる明るい部分の面積を減らし、文字をはっきり分かる様にするわけである。これは文字通り目に見えて違う。
 他に、文字の大きさを大きくするという方法もある。が、ウィンドウズの画面設定(大きいフォント)に限って言えば極端過ぎて実用性は乏しい。
 後は出来るだけ性能のいいプリンタと、紙詰まりしない用紙をたっぷり用意して、頻繁に使う事。書く時は画面を見ざるを得ないが、読み直す時や、他の人の作品を読む時は紙に印刷してしまえば良いのだ。


 
○祝杯

 祝い事や、嬉しい事があった時に呑む酒。尚、祝い事&嬉しい事ではなく、祝い事OR嬉しい事である。前者は酒の旨さにマイナス方向の修正が付き、後者はプラスの修正が付く。
 何か事を為し終えた後、それが無為であったと気付く前に感覚を麻痺させておく、精神的止血剤。

<解説>
 原稿が書き上がったら祝杯を上げる事をお勧めする。
 大袈裟と思うなかれ、作家にとって作品の完成は、建設会社にとっての落成式と同じかそれ以上である。
 逆に言えば、それぐらいの嬉しさを伴わない執筆行為に、作品に、いかほどの面白さがあろう。
 手近な呑み友達がいたら、もう否応なく巻き込む事。そして、作品の製作秘話や、今後の執筆予定や、続編予定や、これが売れた時の人生設計の変更等、執筆中に溜まりに溜まっていた諸々を語りまくると良い。
 下戸の方は……それなりの楽しみ方、あるでしょう、ありますよね? 好物買って食いまくるとか。

 ――存分に酔いしれるべし。翌日からは、魔法が解けてその面白くなさを露にした原稿を推敲するという作業が待っているのだから。


 
 

●た
 
○タイトル

 名前。
 狭義には芸術的創作物を説明するために、作者を始めとするその作品に対し、ある程度の執着と権利を有する者(弟子、家族、ディーラー)が付与する短い言葉、もしくは文。
 創作物が氾濫する現代にあっては、まず興味を惹き視線を集める必要があるため、むしろこちらが本質に近いとも言える。
 一般的に内容に興味を持たせ、意味を補うためのものだが、政策、主人の黒砂糖、自分の部屋の棚にある裏ビデオ等、逆に内容を秘匿するために付けられる場合もある。

<解説>
 本サイトに掲載される作品は、「無題」であっても読まれるかも知れない。が、世間一般にあってタイトルのない作品は、「もう山ほど作品を商業ベースに乗せ、例え今この時寝たきりになったとしても、死ぬまで財産が増え続ける」というレベルの大作家でなければ到底受け入れられない。新人賞では何をかいわんやである。
 何となれば、タイトルを付けないという行為そのものが、作品を読んで欲しいというアピールを怠っているに等しいからである。こういう作品を、読者も編集者も読み飛ばす。
 同様の理由から応募規定が守られていない作品全般は、読み飛ばされがち。グレーゾーンにある作品も同様。
 そもそも本当にタイトルが何も浮かんで来ない様では、自分がその話を把握していない、という事であるから概ね作品として失敗、となる。

「いやいや、無題となるに至ったのは深遠な分析と考察と推敲の結果だ。ほんの一文でも読めばそれは分かる筈で――」
 その一文が読まれないんだってば。



 
○投稿

 新人賞等に作品を送りつける事。
 難解複雑な募集要項によって、作家には読解力こそが必要であるという出版社の考えに触れる事が出来るよい機会。

<解説>
 募集先によって必要項目等が違うので、応募要項を熟読する事が基本。
 他は、会社などで扱う文書同様に、締め切りを守って丁寧に郵送すれば良い――時候の挨拶や土地の名産等を添えても逆効果になるだけ。念のため。
 特に気を付けるべき点は、一つが粗筋の添付を求められている場合。書き慣れていない場合一日仕事になりかねない。また、予め粗筋型のプロットを立てていたとしても、変更点等があれば書き直す必要も出て来る。
 二つ目は綴じ方。ノンブル(ページ数)を打った原稿の右肩に穴を一つ開けて紐で綴じるのが基本。ダブルクリップの保持力はすでに信用できる範囲に来ていると思われるが、クリップ禁止が常識の世界なので、使わない方が無難。
 そして最後は枚数。ノンブルは原稿の紙の枚数だが、原稿用紙に手書きでない限り、原稿用紙換算枚数を表紙の分かり易い場所に書いておく事。原稿用紙換算枚数は、ワープロの設定を二十文字二十行に設定した時のページ数で求められる。

 聞きかじりの情報であるが、届いた原稿は下読み担当者(選者として名の出ている人間ではない)に渡される。そこで担当者は自分の担当分を読む。
 その際、封筒がケースとして用いられる(故に封筒にも自分の名前、住所は必要)。
 また、原稿を必ずしも一気に読むワケではないので、途中でページ数をメモして(その形状故にしおりは挟めない)中断する場合もある。
 一次を抜けると、複数人で一つの原稿をバラバラにして順番に読むことにもなり得る(つまり、一人が一作品目の後半を読んでいる間に、もう一人がその前半を読み始める、という感じ)。
 以上を踏まえ、丁寧に原稿を作りたい。

 尚、封筒に入れる寸前に原稿を読むと、誤字脱字、改定したい箇所等が相当数出て来るので、余裕を持った投稿をお勧めする。


 
 

●な
 
 

●は
 
○バック・グラウンド・ミュージック

 背景に流れる音楽。BGMと略すことも。
 映像作品においては、場面を盛り上げる大事な調味料。一部食材として扱っている映画等もあるが。
 クラクションや遮断機の警報音、救急車等のサイレン音、はたまた自分自身の罵声等をかき消し、快適なドライブを約束する運転時の必須アイテム。
 曲のタイトルを確実に忘れさせる使い方。F1の音楽とか。

<解説>
 当然作品は気が乗った時に書くのが一番ではあるが「投稿の締め切り寸前でプロットも一応出来ているためともかくこの休日の間に書き進めれたい」という場合には、執筆時、集中力を高めるために音楽をかけるのも良い。
 特に、近所に耳障りな雑音がある場合、積極的に利用した方がいい。リピートモードにした聞き慣れたCDを掛けておく分には、気が散る事もない。
 飲酒しながら、という手法もあるらしいが、一応進むが内容はさっぱりという噂もあるため、全くお勧めしない。


 
○バトル

 戦い。
 主に何らかの利益を求め、複数の相手が力を競う事。

<解説>
 当サイトのメイン企画。
 小説の優劣を読者票という基準で計り、順位付けを行う。
「小説に優劣なんて――」
 はいはい、そんな事言ってたら生者と死者の区別だってなくなります。
 面白いぞ読んでみな、で結構。
 細かなルールは参加要項を参照の事。
 別に多少間違えた所で次に気を付ければいい事なので、まずは参加する事が吉。


 
○半角、全角

 半分の太さの文字と、普通の太さの文字。
 日本語と英語の違いを顕著に示すもの。
 日本が小さな島国に過ぎない事を認識させようという、レイシズム的罠。
 不思議なひょうたんを持った兄弟の妖怪(間違い)。

<解説>
 半角は「A」で、全角は「A」である。要するに太さが違うのだが、その実全く別物である。
 世界標準なのは半角の方で、メールアドレス等もこれで書かれる。全角で書いても、一切届かない。
 コンピュータは文字をコード(番号)で識別している。複数の規格はあるがそのうちの一つで言うと、先の「A」は「0x0041」で、「A」は「0x8260」である。同じに見えても全くの別物である。
 岡田真澄は決してスターリンではなく、江戸屋猫八は決してコオロギではない、という事。

 執筆時には基本的に全角を使うこと。特に片仮名で半角文字を使うと文字化けが起こり、読めなくなる。
 そもそも縦書きが基本の日本語小説に横半分の半角という規格は相容れず、美しくないのである。
 ならアルファベットは?
 ――ここに投稿する分には問題ないが、縦書きで印字する事を予定しているなら、寝転がって印字される事を理解しておく事。


 
○ハンドルネーム、ハンドル

 ネットワーク上でも用いられる通り名。
 自分の個人情報が悪用されない様にという防衛的な意味と、自分の素性を分からないようにして好きなことをしようという攻撃的な意味とがある。
 充分慣れた筈なのに、オフ会等で声に出して呼ばれると、居ても立ってもいられなくなる程恥ずかしくなる不思議な名前。
 ネットワーカー殺すにゃ刃物は要らぬ、街でハンドル呼べば良い。

<解説>
 当サイトでは、ハンドルはすなわちペンネームとなり得る。小説なんてものは、大なり小なり名前を売ってナンボ、その名を轟かせ歴史に刻ませるつもりで使うべし。
 そんな事情から余り安直に決めず色々検討をするとよい――画数を気にしろとかいう話ではない。
 いくら悪名高いインターネットでも、本名から全てが分かるという事は今はないので(世の中同姓同名ぐらいは一杯いるし)、本名も有力な候補の一つである。
 また、「匿名希望」だの「名前」だのをハンドルだと言い張るのは大人げない。
 念のため「ミ○キ○マ○ス」は、著作権的に極めて重大な危険をはらんでいるので、断じて不許可。


 
 

●ま
 
 

●や
 
 

●ら
 
 

●わ
 
○ワープロ、ワープロソフト

 文書を書くためのコンピュータソフトウェア。
 その性能はとても高く、秘めたる能力は人間を遥かに越える。が、例外なく九割九分が秘めているので発揮される事はない。
 初めての相手の事は忘れられず、人は常にその面影を追う。青春の思い出にも似た、リリカルなツール。

<解説>
 ワープロソフトには様々な機能があるが、こと投稿において必要な機能は極々限られている。
 すなわち、書式設定、入力、保存、読込、切取、貼付、検索置換。
 センタリングも均等割付も、強調も白黒反転も投稿には要らない。
 従って、出来るだけストレスのないワープロを使えば良い。つまり今現在使っているものである。
 パソコンを買い換える際も、以前と同様のソフト、もしくはその上位版を買うべき。いくら別のソフトを店員に勧められても、会社で導入していても、完全に無視して良い。
 執筆はやはりデリケートな作業。ちょっとしたストレスが、執筆意欲さえも鈍らせかねないのだ。


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