第183回詩人バトル結果

残念!

得票数が最多得票者数以下のため
規定により、今回のチャンピオンは該当者無しとなりました。

エントリ 作品 作者 得票
1 髭のゆくえ サヌキマオ 1
2 ジェームズ 石川順一 1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。



 推薦作品と感想


■髭のゆくえ  サヌキマオさん
 
感想:「髭のゆくえ」サヌキマオさん

男の老廃物の話ですが、最後に<女々しく>とあるところがクスリと笑わせます。
老廃物の壁というのはイメージとして面白いと感じました。
それぞれの地方で髭人のキャラクターが違うのかもしれませんが、ゆるキャラにはなりそうにもないですね。

「ジェームズ」石川順一さん

6月は火星がよく見えました。
赤穂浪士が登場してくるのは『仮名手本忠臣蔵』の赤星由良之助のイメージと勝手に解釈しました。石川さん独自のイメージの飛躍が面白いと思いました。

「水無月小景」植木

拙作。少年とか陰茎とかが自分は好きなのだと改めて感じた。
性を感じ始める青い時期は短く、儚い。
猿のようになる前の少年達の詩です。

投票者:このバトルへの参加作者


■ジェームズ  石川順一さん
 
感想:「ジェームズ」
 ここで赤穂浪士を繰り出してくるところが石川上人なんだな。ジェームズにとっての赤穂浪士がどういう距離感にあるのかを想起するのがこの詩の楽しみ方かもしれないと、ぼかぁ思うんだな。この「赤穂浪士」の距離感が作品にとっての命脈なんじゃないかと、ぼ、ぼかぁ思うんだ。

「水無月小景」
 もっとリアルでは、生々しい現場ではそれなりのことが行われているであろうに、そこんところの感情の上澄みをうまく掬い取っている。
 そ、そういう作品だと思うんだな。

 で、どっちに入れるかというと、やっぱりこのシチュエーションにおいて赤穂浪士をぶつけられる方に憧れはあるんだな。
 さ、最近おにぎりを食べてないんだな。
投票者:このバトルへの参加作者