第27回中高生1000字バトル結果 結果発表3月8日 INDEX |
エントリ | 作者 | 作品名 | 文字数 | 得票なるか!? ★ |
1 | しゃちめばる | 恋と椿 | 857 | 3 |
2 | Louis | 天使。 | 1000 | 1 |
3 | あゆみ | 風 | 1088 | |
4 | 神風夜月 | 決断 | 1000 | |
5 | 須藤あき | サカナ | 740 | 3 |
6 | 犬宮シキ | 夢見る頃を過ぎても | 1000 | 1 |
7 | 南 那津 | Replay? | 1000 | |
8 | 加賀 椿 | 彼女 | 1000 | 3 |
9 | 関口葉月 | 諸刃の剣 | 1000 | 1 |
10 | たけの | 暗闇の世界に落ちた少女 | 1000 |
残念!無効試合となりました。 得票数3票は2人までがチャンピオンです。今回は須藤あき、しゃちめばる、加賀 椿の3君がともに3票獲得となってしまいました。 次回バトルに期待します。 |
感想票
推選作品:恋と椿 作者:しゃちめばる 感想:正直、かなり良かったです。もう、べらぼうに(笑) しっかりと推敲されてたと思うし、誤字脱字もなく完璧。 少し驚いたのが、主人公がおじいさんだったこと。 最後まで上手く騙されました。 やはり文章も上手かった。 次点は「風」 文章も上手でストーリーも好きだったのですが、ただ、一回読んだだけでは内容が掴みにくいのが非常に残念です。次回は読み易さというものも意識してくだされば、より良い作品になることでしょう。 推選作品:恋と椿 作者:しゃちめばる 感想:72歳の運命の恋なんて素敵だと思った。 文章も一番整っていて読みやすかった。 推選作品:恋と椿 作者:しゃちめばる 感想:文体が好きです。 最初は平安あたりの話かと思っていたから、携帯電話が出てきたところは驚きました。 推選作品:彼女 作者:加賀 椿 感想:まず、キャラクタがどの作品寄りも好きだったから。文体も好みでした。 推選作品:彼女 作者:加賀 椿 感想:今回はこれしかないだろう、という感じ。 彼女が、あくまで丁寧な言葉で嫌味をいうのが可笑しかったです。こういう子って、明るくしてれば人気者になれそう。損な性格ですね。 今まで、加賀さんには大人びた印象を持っていたので、こういう中学生らしい作品も書くのだなあと、ちょっと安心しました。 あゆみさんと犬宮シキさん。 『女学校』じゃなくて『女子校』ですよね。女学校っていうと、確か昭和の前半に無くなったと思うので、時代背景からしてそれは間違いだと思います。 推選作品:彼女 作者:加賀 椿 感想:迷ったのですが、一番まとまっていると思うものに投票させていただきました。 迷った他の作品はしゃちめばるさんの「恋と椿」(アイデアで)、犬宮シキさんの「夢見る頃を過ぎても」(表現で)。 最近の学生バトルはレベルが高いですね。とても喜ばしいことだと思います。 推選作品:諸刃の剣 作者:関口葉月 感想:一押し、というか完膚無きまでに叩きのめされたので『諸刃の剣』を推します。 せっかく読ませて頂いたので、すべてに感想を書かせて頂きます。 『恋と椿』 失礼ですが、最初一発ギャグかと思いました。 いえいえ、学生小説に埋もれているからそう感じるのでしょうけど。 何が面白いのかが見えてきませんでした。 『天使』 人間の汚い部分を露呈された気がして面白かったです。 『風』 読んでいて一番の疑問は「なぜ風なのか」と言う点でした。 このテーマでなら他に色々な作品が書かれていると思います。 そのなかで「風」を選んだ理由がはっきりとしていれば楽しめたかと思います。 『決断』 描写のためとは言えど、重複した表現にちょっと途中で飽きを感じてしまったかな。 でも、テーマのコネ方はどことなく好きです。 『サカナ』 微笑ましいです。残酷さの載せ方が好きです。 『夢見る頃を過ぎても』 発想が斬新的。 面白かったけど、何よりも必要以上に主人公が不気味に見えました。 『彼女』 森さんのキャラクターは好きなんだけど、どこかで類似する気がします。 あと、主人公の指針がはっきりと伝わってこなかったですかね。 『諸刃の剣』 痛い、まずそう感じました。そして、最後の四行で完膚無きまでに叩きのめされました。 『暗闇の世界に落ちた少女』 できれば長編、いや短編くらいで読みたかったと思わせられました。 結論に当たる部分が急ぎすぎている節があったので、そこまでの流れの速さは実にちょうど良かったのですが。 推選作品:夢見る頃を過ぎても 作者:犬宮シキさん 感想:「夢見る頃を過ぎても」と「諸刃の剣」とで迷いました。 純粋に好みだけで選ぶなら後者だったのですが、 小説として「上手いな」と思わされた前者に一票。 設定、文章共に、面白かったです。 推選作品:天使。 作者:Louis 感想:あっさりした感じで最初と最後がウマイ具合に繋がっていて感心しました。すっごいっすね! 推選作品:なし 作者:なし 感想: 今回、文章としてのレベルは全体的に高かく、扱っているテーマも良かった。しかし、もう一押しほしい、と言うのが正直な感想。 惜しい!という作品としては、須藤あきさんの「サカナ」を。 |