←前 次→

第36回1000字小説バトル Entry34

一休み、迷惑候

 今日は憧れの合唱団に行き、涅槃を歌いご機嫌良く帰った。
バタッ、家の中に帰るなりいきなり、合唱団に参加した木の実は歌い出した。
 「あなたは、なぜ死んでしまったの、わたしはあなたの謎を知っているそなたの憂いの全ての事実を♪」
 お化け 「そうなの、私は全て誤解されていても良いのよ、ただトリツキタカッタだけあなた、木の実に...」と、霊感少女木の実は、又かぁ、と凝りながら、
 私木の実は、迷惑だったので塩を母に持ってきて頂き候。
塩を玄関等に苛立つ気持ちを堪え、パンパンと撒き散らした。さらに
コップにうがいの水を、迷惑、迷惑ともらした。
 お化けは繰り返す、「一緒のことをして、返してあげる」
おーコワ、おーコワと私木の実と家族達。
 
 私木の実は、迷惑なのでお化けを取り払いたい候。ベランダより駐車場にめがけて、ぬいぐるみを捨てるんだが、下の車は驚きクラクション♪お化けは出て行きフロントガラスに飛び付いた。
 お化け「私、クラクションの音色が好きなの!!」
 私は急いで駐車場に飛び降り、お化けを消去した。デメリットは今は私がお化けになってしまった。かわいそうな、木の実ちゃん。
 私作者も、お化けは嫌いなので、絶対に入ってこないでね!!と
 飛び降りたものは「木の実ちゃんは、私をアテにしていたの?!」

 木の実ちゃんは今日も街へ行く。2度とお化けにとりつかないように....願おうかな。
 
 通る場所はポプラ並木、あなたも夏の冷たい夜に通るかな、
ポプラは秋にギンナンの実になって、いつの間にか、茶碗蒸しの中に入り、食卓へ上ります
 その中には、卵汁を網で何度か通して滑らかにしてハッカと山椒を入れときましょう。あらっ、どこにいてるの....あなたの志垣が....
 私は今日もクミンを匂う。さよなら、おまけ
 「あなたは、乞食だったのね」
とクミンは言うが、お化けにしては、はた迷惑な話しだろう、ただ邪魔したかっただけだもんね、と、海老は言いたかったかな?

 食欲の秋までに戻ろうね、お化け達!!!きのこもダメよ!

←前 次→

QBOOKS