≪表紙へ

1000字小説バトル

≪1000字小説バトル表紙へ

1000字小説バトルstage3
第55回バトル結果

おめでとうございます!

今回はごんぱちさん『分岐』がチャンピオン作品と決まりました!

みなさま投票、感想ありがとうございました。

投票結果
得票数 
1
ごんぱち
3
2
野乃
1
3
肛門の多い料理店
サヌキマオ
4
深神椥
1
5
石川順一
1
6
ホテル
Gossow

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

分岐
ごんぱちさん


感想:
タイトルが秀逸だった。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

感想:
石川淳の「アルプスの少女」を読んだ高校時代を思い出しました。文学クラブでだったか。ちょっと性質の違う話の再話かもしれませんが、今回の作品の中では一番練られて居たかと思いました。「或るミカンの~」にも共感できるものが有りました。「希望」には何か詩的な、工夫のみられる小説だと思いました
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
周りの方が助言してくれたおかげですね。笑
投票者: このバトルへの参加作者

或るミカンの上に在る「みかん」
野乃さん


感想:
 時計仕掛けのオレンジ(荒木版)の心情。

 爆弾に心があったなら一体どうしたいと考えているのか。
 生まれた意味を噛みしめる為に、できるだけ広く、その爆風と破片を撒き散らす事を喜びとするのか。それとも、創造主たる人を傷つける己を恥じ、ただひたすらに不発となる事を願うのか。
 せめて爆薬であったなら、その葛藤はなかろうか。否、砕くものが人ではなく岩やコンクリートであったとて、それに巻き込まれる様々な小さな命がある琴似は変わらぬ。
 故に現実の爆弾は心を持たず生きているのかも知れない。
投票者: このバトルへの参加作者

希望
深神椥さん


感想:
素直に書かれているように感じました。
投票者: このバトルへの参加作者

短歌と繰り事
石川順一さん


感想:
 今回、「分岐」「或るミカンの上に在る「みかん」」「短歌と繰り言」どれに入れてもいいと思った。

「分岐」マッチ売りの少女からのヴァリエーション。いいヴァリエーションだと思う。だったらマッチ売りの少女にマッチを仕入れた元が少女にマッチを卸さねえよな、とも思ったけど、そらぁ野暮ってもんです。

「或るミカンの上に在る「みかん」」単なる駄洒落から力技で引っ張ってちゃんと終わらせたのに感心した。フルマラソンを完走した系の清々しさが残る。

「短歌と繰り事」作者は何が面白いかを判って書いてる。がゆえにスゴいんです。判ってればわざわざ大声を出したり、声色を出したりするこたぁ無いんです。田植機の牽引部分が長過ぎる。げに、げに!

 「短歌と繰り言」にゃ尊敬の念がある。投票する。
投票者: このバトルへの参加作者