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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage3
第97回バトル結果

ざんねん

今回のバトルはそれぞれの得票数が1位作品数を越えませんでしたので規定によりチャンピオン作品はありません。次回にご期待下さい!

投票結果
得票数 
1
光と陰
深神椥
2
ごんぱち
2
3
サヌキマオ
2
4
Bigcat
1
5
盲腸
横光利一

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

たぬきのたからばこ
ごんぱちさん


感想:

1.光と陰
うまくまとまっている印象は受けましたが、読解力のせいか、うまく伝わらなかったです。
もしかすると、言いたいことがしっかりあるような気もしました。

2.たぬきのたからばこ
簡素なものにこそ、読み手をくすぐるものがあるという印象です。
タイトルを見た瞬間の予想は、昔話でしたが、見事に裏切られました。

3.豆腐
擬人法を駆使しているのが、良かったです。四角いものと白いものが、分断に出てくる遊び心が、好きです。

4.木箱
短い分、さっと読めました。順番に読んでいって、読み疲れた所を、拭って頂いた感がありました。

5.盲腸
最後まで読めなかったです。
ゲスト作家さんは、モチーフが重い分、読める時と、読めない時があります。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

感想:
豆腐も気になりましたが、こちらに一票。現場に落ちてるものよく拾うなと。
投票者: このバトルへの参加作者

豆腐
サヌキマオさん


感想:
前半の情景描写が長すぎるという印象をもちましたが、後半は豆腐の柔らかい動きと雰囲気が伝わってきてよかったです。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
豆腐小僧ならぬ豆腐大僧の恐怖。
後はゾンビと戦う展開か。
投票者: このバトルへの参加作者

木箱
Bigcatさん


感想:
「光と陰」
 こやつらがスマホも携帯も持っていない時点で「ああ、過去の話なんだろーな」と想像できる。もしかすると「ネットで検索しよう」という発想さえ浮かばないくらい古い昔の話なのかも。90年代前半とか。
 というのは冗談として、「未知のもの(今作の場合は「城」ですね)に対する好奇心に対するイメージ」に乏しい。それだけ気になるんだったら調べりゃいいし、あの「お城」も現れてくれるかな。で終わらせてしまうのは人間の描写というよりも作者の都合な気がする。90年代なら90年代なりに観光雑誌とか調べようがあるものね。

「たぬきのたからばこ」
 なんかこう全体的に、土曜ワイド劇場であれば制作も無気力、役者も無気力、スポンサーも無気力という番組であったろうと思われる。
 ある程度崩していても、どこか骨格がはっきりしていないとうまく見えないと思うんですが、さしてそういう要素もないんだなぁ。

「豆腐」
 忙しかったので過去の遺産に手を出してしまった。

「木箱」
 「そりゃあ、ええことしたなァ」このフレーズを云わせたいがためにこの小説があると思われる。
 字数足りないにしても足りなすぎと違うか……と思うも、他2編があまりにもヘボまっているので本作に投票する。

「盲腸」
 いわゆる新感覚派。物語の中身よりも「どう表現するか」に主軸をおいている。そのため、こう、表現がうまくハマると「かっくいーぃ」となる。
「かっくいーぃ」んであるが、色々やり尽くすと本当に細かい差異を見つけ出すのに血道を上げ、最後は石化するという性質を持っている。

 今見ても<彼は三点の黒い不幸の真中を、円タクに乗って、ひとり明るい中心を狙うようにぐるぐると廻り出した。>とかはおっ、と思うわよ。
投票者: このバトルへの参加作者