第2回1000字小説バトル
Entry19
俺は宇宙警察で働いてる。が、暇なもんだ。昔の様に宇宙海賊も 居なければ、転職しようにもこの不況で新しい職さえ見つからな い。お、本部からの無線だ。 「はい。こちらB3、どうぞ」 「悪いが今から太陽系にある地球へ飛んでくれ。宇宙連合の会費 を納める気配が無いんだ。そこでA5を向かわせたのだが一向に 連絡が無い。至急A5の消息確認と、地球に会費の催促をして来 てくれ」 「了解」 全くあんな文明の低い所でA5も何してんだ。もしや地球人に殺 られたか。もしそうなら俺も気を付けなければ。けど俺には超ス ーパーブラボー最強兵器の重力ビドンがあるから殺られやしない けどね。え、これがどんな武器だって、知らないの。重力操作が 出来て、星の一つくらい簡単に破壊しちまう優れ物なんだ。けど 一体俺は誰に話してんだ、俺は危ない人か。とりあえず地球に向 かおう。太陽系の地球っと、案外近いね。ワープ8で一分弱か。 もう着いたぞ。さぁ、着陸しよう。何だ何だ、着陸と同時に変な のが来たぞ。あの乗り物は恥ずかしくないのか。何か言ってるぞ。 「来たなぁ悪者、お前が来るのは解ってたんや。わいらの秘密基 地のレーダーがお見通しやっ」 悪者って俺か。その上お見通しやってこんなでかい船が来たら一 目で解るようだが。おいおい、突然襲って来たぞ。それも5対1 かよ、やってられないぜ。けど、やたら弱いし、どんどん俺の攻 撃が当たっていくじゃん。 「めっちゃやばいやん。変身しよ」 変身してまで戦う気か。なんだよこいつら、5人でポーズ決めて るよ。今の間に攻撃しても良いんじゃないの。ほら、簡単に当た る当たる。 「お、おい卑怯やで、変身中は攻撃せんのが常識やろ。ちょっと 待ちぃや」 なぜ怒るんだよ、仕方無い待ってやるか。 「アースレッド」「アースブルー」「アースイエロー」 「アースグリーン」 「アースピンク」 「5人合わせて正義のアースレンジャー」 5対1で戦う事が正義なのか。A5はこいつらに殺られたのかな。 けどこいつらなら勝てそうだが。まぁいいか、やっぱり弱いな。 「あかん最後の手段や。アースロボ発進」 おいおい、まだやるのかよ。なんだぁ、逃げてくぞ。最後の手段 はどうした。あの変な乗り物に乗ってこっちに向かって来るぞ、 轢殺すつもりか。 「チェンージ・ア・ゴー」 そいつで合体するのか。 「さぁこれでお前の悪事も最後やで」 それにしても俺がいつ悪事をした。けど、確かにロボット相手で は辛いかも。しかぁし、超最強・・・まぁ良い、ビドン発射。 …どっか〜ん… 威力が強すぎたか木端微塵だ。A5はこいつに殺られたのか。普 通はビドンなんて持ってないし。まぁ良い、仕事仕事。地球の一 番偉い奴の所に行ってっと。その後俺は上司に報告し、しばらく して退職、今では宇宙の平和を守る為に海賊稼業に勤しんでる。 もちろん相棒は地球で活躍したビドンだ。
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