第4回1000字小説バトル
Entry31
ぼくはムラムラと村おこしを決意して、彼女をベッドに押し出し た。木村庄之助の軍配が上がる。 彼女は行司を部屋から蹴飛ばし、ぼくを振り返った。 「ちゃんと押し倒してよ」 ぼくは彼女を押し倒して唇を奪った。甘いレモンの味がする。 彼女は唇を外して咎めた。 「せいぜいが生温い蒟蒻よ」 もう一度唇を重ねる。なるほど、そうかもしれない。レモンなん て定説を唱えたのはどこのどいつだ。 口で口を封じたまま、ぼくは彼女の胸の肉まんに触れる。いや、 この大きさはあんまんかな。カレーまんかも。 彼女は「セーラー服を脱がさないで」との鉄則がある某クラブの 会員なので、このままでは丸裸の防御率ゼロにはできない。そこで 彼女自身の手で下着姿になってもらった。その先はぼくがやろうと 思ったんだけど、初めてなのでブラジャーのホックの外しかたがわ からない。でもすぐに知恵の輪が得意なことを思い出して事なきを えた。 3本アンテナみたいにビンビンに立ってる彼女の乳首とぼくのト ランクスの中身。ぼくは彼女の秘書を覆い隠しているシルクをおろ そうと手をかけた。 「おろすのはイヤ。産みたいの」 ぼくはうなずいて、おろすのはやめて脱がせた。 目に飛び込んできたのは、セクレタリーを守るアートネーチャー ふさふさ。ぼくは思わず彼女のそれに顔を寄せる。秋の森の落葉が 雨に濡れて放つ臭気のような。 「バカ。それってワインの形容よ」 ぼくは彼女に中指を突き立てて「ファッキュー!」と懇切丁寧に 宣言し、その指で入口を探ろうとしたが、彼女は首を振った。 「もっと太いのをちょうだい」 ぼくは頷き、服を脱ぎ捨てて生まれたままの姿になろうとしたが、 赤ん坊になったら戦闘不能となるので素っ裸になるにとどめた。 隆起する御子息は彼女の湿地帯に深々と入場行進してゆく。曲は トルコ風呂行進曲。ぼくの脳みそは白々と明けていき、彼女もぼく の長男に秘孔を突かれてひでぶあべしになった。 「し、死んじゃう!」 彼女の死亡宣言のせいで、ぼくは例の名台詞「お前はもう死んで いる」を言い損ねた。 息子ばっかり活躍してズルイと孫がダダをこねるので、ぼくは腰 振りダンスを続けながら、孫の手と二枚舌を彼女の胸のぷよぷよ2 にからめる。カラメルソースが彼女から溢れ出す。彼女は絶頂のな かで喘いだ。 「アン…ア…ン…アンッ! とっても…大好き…ドラえもん♪」 一曲歌われてしまった。ぼくドラえもんじゃないのに。
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