第5回1000字小説バトル
Entry4
タケちゃんはヨシ君にいつもばかにされてた。 それは足が遅い事だったり、すぐ泣く事だったり。 ある日タケちゃんはヨシ君にナイフをわたした。 「それで僕を殺すか自分を殺すかどっちかして、5分以内に」 そう言ってタケちゃんはヨシ君から5メートルばかり離れたところ に立った。 ヨシ君はわたされたナイフを手に、何だか恐くなってオロオロする ばかりだった。 あと何秒かで5分が経つという時にタケちゃんはカウントダウン を始めた。 それとともにタケちゃんはヨシ君に少しずつ近づいていった。 ヨシ君はタケちゃんが近づいてくると、ナイフを持っている手がぶ るぶるふるえ目には涙が浮かんでいた。 「2,1,0」 カウントダウンが終わりタケちゃんがヨシ君の目の前まで来たとき、 ヨシ君はあまりの怖さにナイフを落としてしまった。 タケちゃんは静かにそれを拾い、ヨシ君の胸に、一突き・・・・・。 だけどナイフの刃はスルッと奥に引っ込んでいってしまった。 オモチャだったのだ。 ヨシ君はタケちゃんをぶん殴った。
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