インディーズバトルマガジン QBOOKS

第10回1000字小説バトル
Entry34

赤鼻のトナカイ

作者 : 狂 [きょう]
Website : http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8142/kyouhome.html
文字数 : 899
 クリスマスが近いある日にサンタのおじさんとトナカイが喧嘩を
しました「どうしたんだい?真っ赤な鼻をして。なにそんなにアン
グリーなの?」理由わからず怒っているトナカイにサンタのおじさ
んは困惑していました「鼻はお前のライト代わりじゃないんだよ。
ひげじじい。おいらはもうやってられないんだよ。なんで俺がソリ
ひくのさ。夜空で。おかしいじゃん。メルヘンチックもいいかげん
にしろよ。俺は羽はえてないの。そんなにメルヘン気取るならペガ
サスにでも頼めよ!」トナカイは長年のソリひきに疑問を抱き、苦
しみ、傷付いていました。「ペガサスには断わられたんだ。ビジュ
アル的に違うって。サンタレベルにはトナカイで十分だってさ。僕
の愛らしさもおまえのブサイクで持ってるところもあるんだよ」そ
れを聞いたトナカイは激怒しました。「にゃにを。お前のヒゲデブ
を愛らしくするために俺は毎年ソリをひいてるのかよ。やってらん
ねえよ」トナカイは自分の自慢のツノを折りはじめましました「ツ
ノなきゃシカだよ。シカ。せんべえ食って糞してればいいだよ。」
トナカイはグレはじめました。そんなトナカイを遠くから見ていた
デヴィ夫人は言いました「あーらあなたはトナカイの義務をはてし
てないじゃない。何をいってるんですか」デヴィ夫人は激怒し、降
番しました。それをぼーぜんと眺めるみのもんたは黒光りしていま
した。「シャクティーパット!」サンタのおじさんはトナカイの頭
を叩きました。「馬鹿いってんじゃないよ。おまえは夢を運ぶため
に生まれたメルヘンな動物だ。それを拒否したら鉄砲で撃たれて、
知らない家の壁に顔だけ飾られちゃうんだぞ。定説なのです。」涙
して激怒するサンタのおじさんをみのもんたは必死に押さえてトナ
カイにいいました「いいかい。朝はココアだよ。絶対。」ますます
黒光りしているみのもんたはちょっと発光してました。サンタは微
笑で言いました「そうだ!こうしよう。今年は俺がソリをひく。お
まえがプレゼントを配ろう」やさしさの雨あられに討たれたトナカ
イは仕事に復帰しました。しかし、プレゼントを配るトナカイは家
畜管理衛生法にふれ、プレゼントをぜんぜんくばれませんでした。






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