第11回1000字小説バトル
Entry39
みんながみている空っていうのは、 ほんとうのところ海なのです。 だから空といわれている上の海は青いのです。 だから空といわれている上の海は人が住んでいるのです。 その人たちが下をみて海といっているのが、 実はわたしたちにとっての空といわれている上の海なのです。 はなしをまとめてみると、 {わたしたちが空といっている上の海}= {上のひとたちが海といっているもの} さらにはなしをすすめると、 わたしたちが海といっているものは、 下のひとたちが空といっているものなのです。 つまり、人間は青いものにはさまれて何重にもなっているのです。 その青いものが液体であったり気体であったりするから、 わたしたちは混乱して海だとか空だとかいう名前で区別してしま っているのです。 これでは、いつまでたってもわたしたちは真理に近づけません。 これからは海や空と呼ばないで、 “下のあお”とか“上のあお”とか言わないといけない時代に入って きているのではないでしょうか。 過去の偉大なる学者たちはその発見をないしょにしていました。 でもそろそろ明かさないといけない時期に、地球は入ってきていると 思います。 地球という呼び方もへんです。 “青球”のほうが真理です。
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