第26回1000字小説バトル結果
第26回1000字バトルの結果は、高橋雄一郎さんの『九龍城砦』がチャンピオン作品と決まりました。
高橋雄一郎さん、おめでとうございます!
皆さま、ご投票いただきましてありがとうございました。
※今回、得票数の表記を変えてみました。☆が実際の得票の数を表しています。★は「次点」「他に面白かったもの」といった感想の合計です。集計には含まれません。
※投票いただいた方へ:「投票したはずの一票が入ってない!」「私の感想文がない!」このような事がございましたら、直ちにご連絡いただけますようお願い申し上げます。
- 九龍城砦(高橋雄一郎)
- 快活な文章がよかったです。なんともいえない面白い会話。私は好きです。
- 会話文だけでつくられていて、不思議な雰囲気の話でした。
ほかにも文章力があってストーリーも良いと思う作品はありましたが、
『九龍城砦』の印象が強かったために、甲乙付け難かったのですが、
この作品に投票することにしました。
以下、ほかにも良いと思った作品の題名と作者名です。
「窓の向こう」 (うねむらみくさん)
「あの夏の破片」(川辻晶美さん)
「指先」 (犬吉さん)
「じいの干し物」(古江未衣さん)
- ナンセンスかつスタイリッシュな文章が魅力的だった。
他はきちんとオチのついている話が
個人的には好きだったので「もしも定時に仕事が終わっていたら」や
「だるま食堂殺人事件」、またスタイリッシュということで言えば
「pettern reading rogic」も良かったと思う。
「隣のコアラ」にでてくる「ユーカリ饅頭」というその名前だけで
5分ほど笑ってしまったので、「隣のコアラ」に投稿しようと思ったが、
総合的に判断して「九龍城砦」で。
でも、名前を挙げた作品はどれに票をいれても良かったなあ。
気分っぽいです(選んだ理由)。
- もうすでに色あせて
古びた色になっているはずです。
かなり前 切り抜いた新聞記事。
私の「大事箱」にきっとあるはず。
何年前になるのだろう。
写真も小さくほんのちっぽけな記事。
でもそこにある内容は
私の心を捕らえた。
香港にあるという「九龍城」
絶対に行ってみたい。
そういう私を周りは止めた。
「阿片窟だよ、入ったら出られないんだよ」
あれから すでに ひと昔も過ぎている。
高橋雄一郎さんの「九龍城砦」を読んで
あの頃と同じ気持ちである自分に気づいた。
1,000字の中には
私が感じた全てが書き込まれていた。
会話だけで成り立っている形式は
見た目にも美しく
同じ事を
男と女の立場から書いたこの1,000字の話は
新鮮さが感じられた。
九龍城砦の迷路のような暗い細い通路は
心の闇を写しているようで
深くて怪しげで湿っていて判り難い。
なのになぜか一方で乾いた空気が感じられた。
一緒に行くべきは私だった。
- 今回はどれも面白く楽しめました。満足です。
なのに票にしようとすると、レベルが均衡しているためか
あるいは "決め手" に欠けるからなのか迷います。
これにしようかな、やっぱこれかな、という悩み方ではなくて
うーん、いいんだけど、すこしなぁ、という悩み方です。
こういうのは初めてなので困りましたが『九龍城砦』に
しました。突き詰めちゃってるところが好きです。
- 雨女(越冬こあら)
- 私が今回の作品の中で悩んだのが次の5作品です。
『九龍城砦』高橋雄一郎さん。
せりふだけの話で、小説としたはあまり好きな形態ではありませんが、
その構成とストーリーが面白かったです。
『サバンナのヒデ』有馬次郎さん
ただの馬鹿話なんですが、こうあっさりやられてしまうと笑うしかありません。
『あの夏の破片』川辻晶美さん
お涙頂戴の話ではありますが、パターン通りの構成でちょっと減点。
『指先』犬吉さん
これもお涙頂戴式の話ではありますが、ラストが素晴らしい。
『カーテン』一之江さん
いつも安定している感じで、特別の目新しさはありませんが、やっぱり巧い。
『雨女』越冬こあらさん
久しぶりに昔の作風に戻った感じで、流石グラチャンという他ないでしょう。
- 強いて言うなら、この作品を上げる。
良作は多かったが、すばらしい! と諸手をあげられるものはなかった。
「サバンナのビデ/有馬次郎」は笑えた。
「あの夏の破片/川辻晶美」はきれいな夏の、一枚のスナップ写真を見せてくれた。
「夕暮れの屋上、きっと楽勝/伊勢 湊」は心を温かくしてくれた。
他にも良作はあるんだろう。でも、「よく書けている」作品なんて、今さら読んだところでどうしようもない。「面白い」作品を求めているんだから。
それは「笑える」とかそういう類のものではない。当然のことながら。
中でも「雨女」は「よく書けている」系に陥る寸前で、しっかり「面白み」を出してくれたのではないか。よって、投票しようと思う。
- ・私には一番わかりやすく、心から楽しめました。
・イヤミのない文体、描写の上手さ。
・すぐさまストーリーの中に引きずり込まれました。
・勉強中の私にとって、起承転結をきっちりと学んだ感じです。
・とにもかくにも面白かったです。次回も楽しみにしています。
- KATUBOU(KATUBOU)
- 卑怯な男に卑怯な女、似た者同士でお似合なのかも、
でも女の方がひとつ上手かな。
男に振り返ることなく去って行った。
- 「心の痛みと癒しへの渇望を抱えた俺は、女とめぐりあい、愛し合い、すれちがい、傷つけ合い、別れを迎え、そしてまた新しい愛との出会いを求めている。」
この強烈なイントロ。
そしてタイトル。「KATUBOU」。
渇望。なぜかローマ字。
やられました。完璧です。
前バトル時にも「志保子と俺は、今日も二人でインターネット。」という、これもまた強烈な、文学史に残しても良いのじゃないか、少なくともQBOOKSの歴史には残すべき、いや、間違いなく残るイントロにわたしはひっくり返った覚えがありますが、これはそれに勝るとも劣らない、もの凄い疾走感です。
他にも「身長168cm 体重50kg B88W56H88の理想的なプロポーションを持つ女。」や「しかし俺は、この凶器とも言える妙子の体に夢中になった。」等、凄まじい気迫、反則ギリギリシャウトの連打。
なんていうか凄いです。凄く馬鹿です。もの凄い駄文感に溢れた文章だと思います(もちろん良い意味で、です)
徹底された馬鹿。今回のバトルで一番面白かったです。
次点・隣のコアラ
こちらもコメディ。こちらも凄く馬鹿なことを、徹底して書いていて好感が持てます。「僕はそのとき、タバコの煙を嗅いだような気がした。甘いが、どこか苦い匂いだった。僕は手をつけられないままのユーカリ饅頭が部屋に残っていることを思い返した。一箱に二つしか入っていない、小さな饅頭を。」等、うまいな、と思思いました。悔しいですがかなり笑いました。だけどやはりローマ字の破壊力にはどうしても一歩劣るかな、と思わざるを得ないのも事実。タイトルも弱い。
次々点・パイパンカフェ
『パイパンカフェ』。タイトルということで気負いもあるのでしょうがこれはいささかテレフォンパンチというもの。大振りが過ぎると思います。攻撃力は大きく振れば増す、というものでも無いを思います。なかなか面白い一編なのだけれど全体的に大振り感が否めず、推薦作、次点作と比べると少し徹底されなさが目についてしまいました。ラストもまずいと思う。
粗ばかり付いてますがでもけっこう好きです、この作品。
他に「私を探して」(オチは面白いのかもしれないけれど他に工夫が無く、小説としては面白くなかった)「夕暮れの屋上、きっと楽勝」(妙なモチーフの取り合わせ等、面白い部分は有るのですが、世界観等含めて某有名作家に余りにも似すぎ。やったら負け、ということはこの世には有ると思う)「白線」(面白かった。あと一踏ん張りが有れば推薦作はこれにしたかもしれません)が印象に残りました。
- 夕暮れの屋上、きっと楽勝(伊勢湊)
- 26回1000字感想を述べます。今回の自分なりの推薦基準は、やはり安心して読めるもの、楽しいもの、小説になっているものを主眼に次の5作品を選ばせていただきました。
どれも個性的で1000文字の立派な小説になっていると思います。今回細かい寸評は割愛です。「雨女」う〜ん、流石だ。とても良く組み立てられた珠玉の作品です。「パイパンカフェ」いや〜●●さんの別の面を見た気がする。やはり、うまい。(編集者註:●●さんじゃなくて「サーモン豊作2合」さんです。ええ、ええ、そうなんですぅ)「隣のコアラ」コメディーサスペンスみたいな印象が残りました。作者の顔が浮かんできます。「私を探して」風景描写に成功している。ある意味での渇きが出ている。「夕暮れの屋上、きっと楽勝」これは、深いですよ。この作者の真骨頂のセピアカラーの世界をこれでもかと書き切っていると思います。想い出の中の燐いたワンシーンを、少年の目でうまく表現しています。決して笑えない胸キュンの切なさが読後もしんみり残っています。やはり1等をあげたいです。
- もしも私が5票持っていたら、次の5作品に投票したでしょう。
Letter to the Heaven
処方箋
夕暮れの屋上、きっと楽勝
黒い猫
だるま食堂殺人事件
どの作品も書かれているネタに惹かれました。「Letter to the Heaven」の幻想的な手紙の正体、「処方箋」における勃起不全、「夕暮れの屋上、きっと楽勝」にあるうんちとエロ本の関係、「黒い猫」の暗喩、「だるま食堂殺人事件」のロウの味。小説の醍醐味はやっぱりネタだよなあと思った今回の100字バトルでありました。この中で1票だけということで、なかでも私に無い新鮮な感覚という意味から「夕暮れの屋上、きっと楽勝」を選びました。小説の雰囲気がとても心地よい作品です。
- 指先(犬吉)
- 簡潔な文体で、言葉が素直に情景に変わる。
説明的ではないのに、きちんと絵が浮かぶということ。
それがいい。
「書かないこと」の意味・大切さが分かっている作者だと思う。
他にちょっといいかなと思ったのは「あの夏の破片」と「優しい老婆」。
「あの夏の破片」は物語的には一番好き。
ただ、肝腎の祖母のせりふがどうも不自然。どこか説明的。
人間、あんな、ニュース原稿を読むみたいにきちんとは話さない。
人がものを喋るときの「息づかい」が抜け落ちている。
「優しい老婆」(あ、これも老婆モノか!)は、語られる情景がいい。
ただ、不必要な言葉の飾り付けが多すぎる。文章が背伸びしている感じ。
まだ、言葉で「遊んでいる」と言う気がする。
今回、読んで、気に入ったのは以上の三つ。
- 自分がこうなったらヤだなと思った。
そばにダレカがいてくれなければ絶対に決断出来ない。
愛し、愛されちゃってる2人がいい。
最後の離婚届はよくありそうなオチだけどそれもまたいい。
- だるま食堂殺人事件(のぼりん)
- 推薦作が決まらぬまま、感想を書く。
字数を基準にして作品の巧拙を批評してよいのか、という問題提起があった。それそのものについて今さら言うつもりはない。しかし、自分はこれまで、どのくらい純粋に作品そのものを読んでいたか。そもそも純粋批評とは何か。そんなことを考えさせられ、容易に決められずにいる。
『だるま食堂殺人事件』『パイパンカフェ』『pettern reading rogic』『雨女』の四作をそれぞれに面白く読みかえしている。難しいが、標記の通りにした。1000字トリック小説という、元々不可能と言える作風に挑戦し続ける姿勢に加え、今回はその阿呆らしいトリックに納得してしまった。作者に洗脳されたのかも知れない。なんだか誉めているのかけなしているのか判らなくなったが、これからも期待しています。
- 推理小説仕立ての作品は、大好きです。現実には有り得ないようなトリックも逆に小説として楽しめたような気がします。
- 音(渋沢 コウ)
- よかったぁ〜。久々にいい小説を見ましたよ。
凄く斬新で、でも何か奥深さを感じさせる内容でした。
次回作が楽しみです。
- Letter to the Heaven(純田詩露)
- 現実ではない。でも、現実に心の中ではこんなことが起っている人もいるのだろうと思った。ちょっと素人臭さの残る(よく書きすぎている)感じがしましたが、全体的に良かったと思います。
- しゅっぱぁーつ!(幸顔無垢)
- 今回は、『家族』ものの2作品に目を引かれました。
まず、幸顔無垢さんの「しゅっぱぁーつ!」が一番良かったです。
最近、ネタが枯渇ぎみで文章を書く勢いを無くしていた私ですが、幸顔無垢さんの作品を読んで元気をもらえました。
自分を励ますために書いた文章が、人を励ますこともあるのだと(自分勝手に)解釈させてもらって、勇気を与えられました。
ほかに、古江未衣さん「じいの干し物」もよかったです。読後にしみじみとした悲しみを感じて。ただ、残念だったのは、主人公の『私』が、書かれる対象の『じい』に対して距離を取っているように見えること。贅沢を言えば、もう少し『じい』に対する愛情を前面に出して欲しかった。
- 処方箋(太郎丸)
- 「処方箋」を推します。
好きな話ですが、残念なことに、
「途中で処方箋を覗いてみると【カホル】と読めたが聞いた事もない。」
の部分で、オチが読めてしまいました。
処方箋にかかれていた文字が、女性の名前ではなく、例えば ”K・K”で、白衣の女の子の名札に”小泉かほる”と、かかれていたなど、隠してくれたのならば、もっと空想が膨らんで面白かったかもしれません。
- サバンナのビデ(有馬次郎)
- わはははは。笑かして貰いました。
ネタ自体は陳腐極まりない「三つの願い」ものですが、シモネタで間抜けに締めたところがなんとも。
――あと、太郎丸さんの『処方箋』にも一言。
す〜け〜べ〜(褒め言葉)。
- あの夏の破片(川辻晶美)
- 風景やその場のにおいみたいなのをリアルに感じました。
まさにこの季節にぴったりかもしれません。
追憶の夏。最後のフレーズも決まってますね。
- 白線(chitoku)
- 『白線』『カーテン』『pettern reading rogic』『雨女』がよいと思いました。
その中で『白線』が懐かしい気持ちになって好きでした。小さい頃はアスファルトのひび割れた部分などに目印をつけて、あそこまで○歩で行けたら○○ができるなどと決め、大股で飛び跳ねたりしていましたが、最近では車で移動することが多く、下を見て歩く事なんてなくなりました。ザシザシザシと歩くのが子供でなく大人であるところがよいと思います。
- 黒い猫(海坂他人)
- 難しかった。
いくつか候補はあったが決めかねた。
『夕暮れの屋上、きっと楽勝』、『黒い猫』、『子供の味方』、『カーテン』、『雨女』といった作品群である。
どの作品も決定力に欠けるように思えた。
海坂さんの『黒い猫』は妙に達観したような言い回しが鼻に付くものの、他の作品には無い明確な「語り」があるように思えた。
他の候補作品は2,3行読み飛ばしてもそれなりに満足のゆく読後感が得られたが、1000字という少ない字数の中でそのような事態が生じるのは致命的ではないかと思った。
(サーモン豊作2合)※編集者註:記名票です
- じいの干し物(古江未衣)
- 少し奇妙な話ですが無理なくまとまっていると思います。父親という存在が後半唐突に出てくるあたりが話の転調とあいまって効果的だったと思います。
- パイパンカフェ(サーモン豊作2合)
- その通り。
「死」や「ファック」、「喪失」なんか糞食らえ。
すべて記号だ。
- 隣のコアラ(三月)
- 「コアラが越してきた」「ユーカリ饅頭」「ジョセフィーヌ」「ウェーブのかかった金髪とブルーアイ」「子どもの首を突っ込む問題じゃない」そしてコアラの死。すべてが唐突すぎると感じさせるが、終止小気味良いリズム感があり、読み進む気持ちを沈ませず心地よさをもたらす。
- 子供の味方(羽那沖権八)
- パチンコ好きの性か、子供の車内放置などの話には敏感に反応してしまうので、もう前半の件だけでもハラハラさせて頂きました。いい時代──人間の業ですね。
次点でるるるぶ☆どっくちゃんの「pettern reading rogic」
私の趣味ですけど、とてもいい切れ味です。「死の王」ってマイナなオムニバスビデオに自殺名所の橋を映して、そこで死んだ人のプロフィールを延々と流すだけの話があるんですが、何故かそれを思い出します。所々に入る台詞の必然性、意見が分かれそうですね。私は好きな雰囲気。
- カーテン(一之江)
- 一之江さんの『カーテン』を推します。
今回印象に残った四作品について。
15 九龍城砦 高橋雄一郎さん
並行しつつ交錯する2体の構造が、九龍城砦そのもののようで面白いです。こんな絵を見たことがあるような気もするし、それは夢だったような気もします。
17 サバンナのビデ 有馬次郎さん
オチなんか早々にばれちゃうけど、構うものか。ゴリゴリと押して来るアホネタの圧倒感にくらくら。こういうのは好きなんだけど、投票するには度胸が要ります。
32 子供の味方 羽那沖権八さん
これは上手です。嫌味なほど綺麗にまとめてあると思います。綺麗でもアイデア一発ネタだったらあまり評価しなかったと思いますが、一発目のアイデアで世界を作って「起承」ひっくり返して「転結」の二段オチをきちんと決めています。
34 カーテン 一之江さん
ビデオが動かなくなった。私の配偶者と(当時は結婚前だけど)週末ふたりで見るために買ったものだった。うちにはさらに古いビデオがもう一台あったが、こちらはとうに動きを止めたまま放置されていた。二台まとめて修理に出す。一週間ほどして電話があり、まだ部品が見つからないのでかなり日数がかかると言う。『古い機種なので』分かってるよ。修理を続けて構わないと答える。さらに数日が過ぎ、1台だけ修理完了して戻ってきた。意外にも古い方だった。電源を入れると、リセットされた内蔵カレンダーが1989年を示す。上京して、初めて買った自分用のデッキだった事をあらためて思い出す。時刻合わせのボタンをカチカチと押す。90、91、と年が改まる。92、93、これは配偶者と式を挙げた年。2000年、2001年。(この先はどうなってるのだろう)さらに押してみたが、2003年を超えたところで89年に還ってしまった。
以上は私の近況ですが、どうでもいいですね。さてこの方の作品には、リアリティというか、生身の生活感というか、これをたいへん強く感じられます。そこが人気の理由であり、ときに不人気の原因でもあると思うのですが、私は嫌いじゃありません。今回は、この作品を推させていただきます。
- pettern reading rogic(るるるぶ☆どっぐちゃん)
- 小説としては外れた形式だけれども、千字という限られた範囲で、実は一番、小説らしい世界を創りだしていると思う。関係があるのかないのか判らないぎりぎりのところで配置された文章が、一文一文の質が高いせいもあって、行間にひとつの世界が浮かび上がってきた。

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