第52回1000字バトル結果

おめでとうございます!
今月のチャンピオン作品は カピバラさん作 「日本課長の会」です。


エントリ作品作者得票
25日本課長の会カピバラ5
13ラララむじんとうごんぱち4
23胎内日向さち3
2竹薮の約束スナ2号2
8湖岸にてハンマーパーティー2
18心臓越冬こあら2
21もっと簡単な方法があるはずだとは思うけれど第1素描室2
1fool ride on a swinglapis.1
11なんて鳴く?満峰貴久1
12カッコウ檸檬1
14蕎麦屋さとう啓介1
15ニャアと一声。これでおしまい。アナトー・シキソ1
19お供え物噺もふのすけ1
20三日月犬宮シキ1
該当作品なし2

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
万一、掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願い申し上げます。


推薦作品と感想
日本課長の会  カピバラさん
 
感想:
2「竹薮の約束」スナ2号
・ええ話やなあ。ジイサンが出てきた時点で、全部分かっちゃったけど。

7「ネガイボシ」卯月羊
・これもええ話や。落ちた星を流星群に掲げるところの世界が一瞬止まる描写がいい。

8「湖岸にて」ハンマーパーティー
・【聰】と【聡】。どっちだ?
・方言(訛り)がいつも(?)いい味だしてる。

12「カッコウ」檸檬
・歌をネタに仕込んだのか。途中の世界のザッピング感がいいな。

13「ラララむじんとう」ごんぱち
・最後のくだりで、放りだした金を、せこせこ拾い集めてATMに返してる主人公の絵が見える。ドラマとかで、本編が終わって、エンドロールが流れているときに、後ろに見えている映像みたいな感じで。

14「蕎麦屋」さとう啓介
・ええ話やなあ。いつも王道。

18「心臓」越冬こあら
・相変わらず面白いなあ。こちらも王道。

19「お供え物噺」もふのすけ
・シックスセンスで、アザーズな、マンガ日本昔話や。

23「胎内」日向さち
・小説と言うよりも、エッセイだね。と言うよりも、思索文。
あんまりやりすぎると煮詰まるぜ。

25「日本課長の会」カピバラ
・太郎丸さんみたいだけど、最後の「知らない方がいいですよ」のくだりが効いてる。ここがポイント。カピバランな感じ。今回はこれだな。

というわけで、今回は、でかいネズミ、カピバラン・カピバラさんの「日本課長の会」でお願いします。

(アナトー)
票者:QBOOKS登録作者


感想:何というか……ネタですなぁ。1000字で出来ることって、何でしょうかねぇ?
あと、伊勢さんのを6000字で読んでみたいと思いました。
票者:QBOOKS登録作者



感想:発想とか話の展開がショートショートの見本のようでとても面白かった。私的には、最後の所で、男はあくまでも柔和な笑顔だが、ほっと安心して身を任せている課長の見ていないところで表情が変わったほうがより不気味感がでたかも、なんて思ったりして。失礼しました。
票者:QBOOKS登録作者


感想: 面白かったです。
 課長の心理とかがなんか切実に思えました。
 それから「日本課長の会」という実際ありえるような名前も
 なんとなく気に入りました。
票者:QBOOKS登録作者


感想:文句なし。一番おもしろかったです。
票者:QBOOKS登録作者



ラララむじんとう  ごんぱちさん
 
感想:うーん、その発想が好き。
話しのテンポも好き。
オチもなかなか好き。
票者:QBOOKS登録作者



感想:オチに感心したというのもあるけれど、主人公の心情がリアルだったのが良かった。読みやすいし、ところどころに遊び心が感じられた。作品全体のバランスを考えると、これしかないような気がする。
次点はなし。
単品として押しが弱かったり、肝心なところでリアリティを欠いているものが多いように思った。
(日向さち)
票者:QBOOKS登録作者


感想:日本課長の会か密室芸人かこちらか迷ってこちら側。
決めては無利子のうちに返す弱気さ。ラヴ。

密室芸人は、最後が
「もう君とはやっとれんわ!」
「ありがとうございましたー!」
なら票を入れたかも。
票者:QBOOKS登録作者



感想:心臓かどっちかで今も迷ってますが。どちらもあと一味面白く出来た気がする。どちらも主題に丁寧に過ぎたんじゃあ無いかなあ。他に面白いのがあればこの二作は次点で書くだけで簡単に終われたのだけど。
テンション分でごんぱちさん。決定。徐々に下がるテンションが新鮮でした。
票者:QBOOKS登録作者


胎内  日向さちさん
 
感想:内容とかぶるみたいだけど、日向さんの作品には読んでいて「安心感」が感じられる。今回は特にそれを感じました。僕の好きなタイプの文章です。だから一票。
票者:QBOOKS登録作者



感想:「胎内」日向さち
伝えたいことがはっきりしていて、無駄のない文章で明確に伝わってくる。今回はこれにします。
「ファースト・コンタクト」
おもしろかった。アイデアマンですね。まとめかたもうまいですね。
「ラララむじんとう」
ATMは電源200Vだと思うんですよ。だからバックアップの自家発電のようなものがあってもせいぜいデータ保存のみとか・・・。無人島でATMが起動してることに無理を感じてしまって。でもアイデアとタイトルはむちゃくちゃおもしろい。
「『人形世界』」
(もう少し優しく)は人間でも微妙なニュアンスですね。博士が不死病というのが少し唐突でした。
「笑えないジョーク」私はこういうの好きです。

票者:QBOOKS登録作者


感想:胎内、母体への回帰というのはかなりの人が挑戦する(と、思う)テーマだけに、そのテーマを1000字という制限の中でしっかりと一つの作品にまとめている辺りに、全体的な『巧さ』を感じました。よって、文句無しにこの作品に投票したいと思います。
票者:QBOOKS登録作者


竹薮の約束  スナ2号さん
 
感想:しっぽがあるお爺さん、という分かりやすさが、『大人が読める童話』のような仕上がりで面白かったです。
票者:純粋読者



感想:狸の化け話はよくある話であり新鮮さはないけどほのぼのしたのを買います。
票者:QBOOKS登録作者



湖岸にて  ハンマーパーティーさん
 
感想:互いをいたわりあうカップルの会話に、感動しました。
きっと、方言ではなくても同じように感じたと思います。
しかし、方言を使うことによって、
親の保守的な考え方とか、つい親の車で家を飛び出してきた事情とか、
細かいディティールに説得力が出てくるのです。
お見事でした。
票者:QBOOKS登録作者


感想:方言のリズムと、ストーリーの自然さにとても好感がもてた。
こう言う優しい奴なら娘をくれてやってもいいかなと感じた。
ほとんど単調な流れだが、こう言った作品にはとても良いと思う。
他にも良い作品が今回は多かったが、素直な気持ちになれるこの作品を今回はお薦めします。
票者:QBOOKS登録作者


心臓  越冬こあらさん
 
感想: 安部公房を彷彿とさせる――とかいうと陳腐だが、そういうノリの面白さがある。が、かの作品の持つ寓意性とかはうっちゃらかして、ただアホな話として純化している。これはこれで良い。
 ふと思い出したが、漫画『ピーナッツ』で、スヌーピーの「胃」が、たまに不平を洩らしているが、相通じるものがあるかも知れない。

 後、良くできていたのが『日本課長の会』。
 これもまたアホな話で、二行目以降の掴みとしてはこっちの方がパワフルだが、オチで損をしている。
 「知らない方が良い」とされると、「逃げたのでは?」と思ってしまう。
 日本社長の会やら、ヒラちゃんを見守る会やらとの血で血を洗う死闘に突入するとか、課長島に監禁されて工作をさせられるとか、月面で風に吹かれて「課長風月」とか、生き血を絞って課長り線香を作るとか、なんかまとまって欲しかった。
票者:QBOOKS登録作者


感想:上手い!ヘンな話なのにすごく普通に読めて。心臓の音、聞いてみたくなりました(笑)

次点は「日本課長の会」カピバラさん。この作品も、面白かったです。
票者:QBOOKS登録作者


もっと簡単な方法があるはずだとは思うけれど   第1素描室さん
 
感想:自分も全く同じ事を考えたことがあります。
文章から伝わってくる優しさがいいな、と思いました。
票者:QBOOKS登録作者


感想:現実性とか妥当性とかそういうつまんない話はとりあえず置いて
おいて、あるよねー、なんかこう、なんだか分かんないけど、心の奥歯になんか
つまってて、もうどうしようもなくて、ああー、みたいなこと。小説を読むから
にはちょうどこういうのが読みたいなぁ、と思っていたところだったのでびしっ
ときました。
票者:QBOOKS登録作者



fool ride on a swing  lapis.さん
 
感想:本心を言えば、自分が書いた作品に一番愛情があるのですが、
lapis.さんの作品に日常から、日常ではあり得ないところに移るスピードと、
それを不自然に感じさせない、巧さに感銘しました。
しかも、登場人物が死んだと直接語らないで、それを伝えるところが好きです

他の作者の方々の作品もすべて読ませて頂きました。
発想力の豊かな方、文章表現の巧い方。
いろんな方がおられて、それぞれ感銘を受けましたが、
やはり、「fool ride on a swing」が一番だと思います。
ただ、他の作品にはない、あほらしさのある私の作品を買って頂ける方が
おられれば、嬉しいです。
アホアホワールドやけど、真剣に考えたんやで。
票者:QBOOKS登録作者


なんて鳴く?  満峰貴久さん
 
感想:犬の戸惑った表情が眼に浮かぶようなユーモアのある作品。今回は満峰氏の幻想的な作風とはやや異なった趣があった。
票者:純粋読者


カッコウ  檸檬さん
 
感想: 発想が素敵です。文章も上手でした。全体的にバランスもよかったので、この作品に一票です。
票者:QBOOKS登録作者



蕎麦屋  さとう啓介さん
 
感想:感傷でも、叙情でもなく、流れている情緒がいいです。
票者:QBOOKS登録作者


ニャアと一声。これでおしまい。  アナトー・シキソ さん
 
感想:猫はそっけない。意外と命もそっけない。
票者:QBOOKS登録作者


お供え物噺  もふのすけさん
 
感想: 書き出しが好きだったので。
票者:QBOOKS登録作者



三日月  犬宮シキさん
 
感想: 後半の文章の流れ具合が特によかった。
テンポにしても言葉の選び方にしても一級品でした。

票者:QBOOKS登録作者


該当作品なし  
 
感想:今回、なぜかずしんとくる作品がありませんでした。途中、ぴくっとくるものもありましたが、最初から最後まで無感動で読み終わってしまって、あれっ、と思いました。残念です。とかいって、改めて読むと自分のが一番つまんなくてショック!
票者:QBOOKS登録作者


感想: 最近、1000字バトルが面白くない。作品の質の低下は眼を覆うばかり。チャンピオンを選ぶどころか、「小説」として評価できる作品がほとんどない。読者の存在を無視した「作者のひとりごと」か、文章だけに凝って中身は空っぽな「張り子の虎」的駄作ばかりだ。アナトーさん、るるるぶ☆どっぐちゃんさんといった達人の作品でさえ、マンネリ化している。毎回彼らの作品を読んでいる私としては、「またかよ」という読後感しか残らないのだ。

 唯一、伊勢さんの作品は今までにない作風で興味深く拝読したが、三点リーダの誤用など、日本語の文章の最低限の書式すら守られていない。そんな作品に投票する気はないので、今回は該当作品なし。

 酷評ばかりしている自分に嫌悪感すら感じる今日このごろである。が、純粋読者として嘘は書けない。
票者:純粋読者







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