■Entry13
事件越冬こあらさん
感想:実際にありそうで、ちょっと怖い作品でした。
でも、最後はコミカルに仕上げているところは、さすがと思いました。
投票者: このバトルへの参加作者
感想:自分も騙されたのでこれに一票。
騙された自分を本物の捜査員同様に笑ってしまう。
投票者: その他のQBOOKS参加作者
感想:「雨の日の象」夢追い人
いいとこまでいったけど、あとちょっと息が続かなかったって感じだ。
「日本核武装」ごんぱち
なんか、いつも、懐かしい感じがするのは、なぜだろう?
70年代の香りがする。この設定、このオチ、この雰囲気。
「午前三時四十五分」ウタタネマクラ
もっと削れたはず。まだ、よけいなことを書き過ぎてる。けど、わりとよかった。
「事件」越冬こあら
こりゃ、気が利いてるよ。
「越冬こあら」の作品世界になじんでる俺たちは、「警察自身の手による事件ねつ造みたいなオカシナこと、あるわけない」とは思わなくなっている。越冬こあらの作品世界において、オカシナことが起こるのが、俺たちの中ではアタリマエになってるからだ。だから、俺たちは、最後に主人公が騙されたことが明らかになった時、二重の意味で、シテやられたと感じる。作中の主人公がまんまと騙される度合いは、それぞれの読者が、越冬こあらの作品世界にどれほど「毒されているか」の度合いに対応している。この作品の面白いところは、作中の主人公は、なぜ、自分がそんなあり得そうもないことで騙されたのか決して分からないのに、作品の外にいる読者には、その騙された理由(ニセ刑事の言葉を信じた理由)が簡単に分かる点だ。読者には簡単に理由が分かる。越冬こあらの作品の中の出来事(言葉)だから、信じ、結果、騙されたのだ。つまり、作中の主人公が、作中のニセ刑事に騙されるのは、読者のせいなんだ。
「ピンクの冷や麦」ユキコモモ
なぜ、わざわざ家に帰って当たり毛を探すのかが分からん。毛なんか、どこでだって抜けるだろ。
まあ、ちゃんと書けてるし、面白いからいいけど。
けど、北海道弁は、ちょっと読みにくいだろ。
「ワイヤー」るるるぶ☆どっぐちゃん
飛ばしてるなあ、相変わらず。
というわけで、今回は、Qの師範代越冬こあらさんの「事件」で。
こういう、ある種楽屋落ち的なのは連発できないけど、たまにあると面白いなあ、と思った。
(アナトー)
投票者: このバトルへの参加作者
感想:迷いました。テイストの違う作品は一様には比較できないんですがその中で顔がしばらく笑顔から戻らなかったこの作品に一票を投じます。
一見現代への皮肉と諦めの話かとおもいきやラスト1行ですべてを悟らせるのは、1000字であるという制限を逆手にとった手法であると感じました。
そのほかに迷ったものをいくつか。
伊勢 湊さんの「哀歌」
とても多くの人が、自分こそ傷ついていると思いながら人を傷つけて生きる時代の傲慢なまでの自己愛が裏返るには字数が足りないという印象でした。「都合」という言葉が効きます。
アナトー・シキソさんの「汗を拭き、シャツを着替えろ」
何のメタファーであるかわかったような気がしながら作者の真の意図に届いているか自信が持てないため、票が投じられませんでした。仮面をつけた子供は、そこここにいます。気を抜くと自分までなってしまいそうで。
のぼりんさんの「亡者」
実はこれが最後まで迷いました。祈祷師、死者、男。三者三様の亡者ぶりがとても愉快です。そして誰も自らが亡者であることを認めはしないのでしょう。痛い人、いるんじゃないでしょうか。
投票者: その他のQBOOKS参加作者
感想:5「雨の日の象」と13「事件」で迷いました。
「雨の日の象」は文体にとても惹かれました。一方「事件」はとにかく面白く、最後の一行まで楽しめました。
一方を選ぶのは困難ですが、思わず笑ってしまった「事件」の方に票を入れます。
他には3、16、17、20が良かったです。
以下は読み終えた直後に自分がメモった言葉です。
「天国にいく前に」→面白い面白い。
「汗を拭き、シャツを着替えろ。」→こわいよこわいよ。
「旋祭街異聞」 Kazu・BB 1000 →かっこいいかっこいい。
「『ヲトメの光』」 橘内 潤 1000 →エロだエロだ!
投票者: その他の作者