
おめでとうございます!
今回のチャンピオン作品は、アナトー・シキソさん作
『ジャンプ』です。
アナトー・シキソさんこれで越冬こあらさんの
チャンピオン獲得数を抜きました。(と煽ってみる…)
| エントリ | 作品 | 作者 | 得票 |
| | 07 | ジャンプ | アナトー・シキソ | 4 |
| | 01 | 天才の妹 | 弥生 | 3 |
| | 02 | 命のともし火 | のぼりん | 2 |
| | 05 | すわろうている | とむOK | 2 |
| | 06 | やさしいへいたい | ごんぱち | 2 |
| | 08 | 日常 | ぼんより | 2 |
| | 09 | 踏切 | 越冬こあら | 2 |
| | 03 | 飛ばない蜂 | 森岡拓也 | 1 |
| | 10 | あほぼん | 小笠原寿夫 | 1 |
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感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」…… 掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。
■ジャンプ アナトー・シキソさん
| 感想: | 死にたい人たちも死にたくない人たちも毎日どこかで たくさんの人たちが死んでいく。この世界のどこかでこんな死に方を死んでいる人たちが確かに入るかもしれないな。と思った。
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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| 感想: | かっこいい。読み終わって呟いてしまいました。ラストシーンが不条理で絵になってる。すごいと思います。感覚が広がる感じがしました。荵
あと、弥生さんの『天才の妹』がよかったです。どこにでも転がってる話を自分なりに消化できてる感じがしました。僕それできてない…。
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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| 感想: | 純粋に、面白かった。 1000文字小説ならではのスピード感が、読んでいて心地いいと感じました。
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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| 感想: | わりかし好きなタイプの作品が多かった。
アナトーさん1位。 字の間違いがあるけど、不思議な世界とあっけない終わり方が好き。ツボ。
とむOKさん2位。 会話が面白い。二人の口調を想像するだけでも、かなり楽しめる。 虫の恋人が虫マニアって普通だなーと思ったけど。
あと、ぼんよりさん。 1位2位と同じ傾向を感じる作品だが、出来栄えにはけっこう差を感じる。「驚くことじゃない」とか「たいしたニュースは流れなかった」とか、強調しすぎて白々しい。 ただ、この作品の魅力は「俺は几帳面」というのが自称にすぎない点。ほんとに几帳面な人は、べたべたのラックをほっとかないでしょう。 1日に7回以上欠伸をしないってのも自称にすぎないんだったら面白いと思う。 「見ろよ、このアナウンサー消えかけてるぜ」が俺のセリフで、最後の「ああ、まぁな」が友人のもので(お前も消えかけてるしな)って心の声が入る感じ。
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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■天才の妹 弥生さん
| 感想: | 全感想を書いて、もう一度読み直したのですが、やっぱりこの作品が一番気になりました。これを読んで、眠っていた勉強意欲が沸いたことと、昔の記憶を蘇らせてくれたことが理由です。いい作品ありがとうございます。
| | 票者: | このバトルへの参加作者
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| 感想: | 全感想でも書いたけれども、こいつはいい。いい感じだ。 肩が温まったらもっといい球を擲げてくれるよねきっと。なんかこう、色々云われるかもしれないけど、余り気にせずに好きな文章をバンバン書いた方がいい。そういうタイプだ。(M)
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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| 感想: | なんだか、感情の推移がみえるようで綺麗な作品でした。
| | 票者: | 純粋読者
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■命のともし火 のぼりんさん
| 感想: | ブラックな感じの笑いが面白かったので、一票!
ごんぱちさんは、さすがって感じの発想でしたが、だからこそ、もう一捻り欲しかったです。
あほぼんさんは、一ネタ一ネタは面白いんですが、ネタ間のつながりが弱いってのと、オチが致命的に弱かった!残念です。
| | 票者: | このバトルへの参加作者
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| 感想: | のぼりんさんの毎回『オチ』にかける青春風な創作姿勢を崇拝しております。今回は、オチとしてはある程度予測できる作品でしたが、描かれた「暗い情熱」はストレートに面白かったです。これからも笑わせて下さい。
| | 票者: | このバトルへの参加作者
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■すわろうている とむOKさん
| 感想: | まんま絵的な光景を想像してニヤニヤするのも面白いし、「恋は盲目」の戯画としてニヤニヤするのも面白い。 この手の蝶が、だめんずウォーカーとかで「でも、恋をしないより、する方がずっと女としてイケてるじゃない?」とか言いながら、男に殴られた際に生じた脊髄の歪みから来る異常な下肢の痺れの治療とかに通ったりしてんだろうなぁ。
| | 票者: | このバトルへの参加作者
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| 感想: | ◆エントリ01 天才の妹 弥生 む、む、む……普通?
◆エントリ02 命のともし火 のぼりん けっこう好き。「くすっ」じゃなくて「くっくっく」と笑ってしまう。
◆エントリ03 飛ばない蜂 森岡拓也 なんとなく若い……青い感じ。まあ、煙草をポイ捨てしている時点で余韻もへったくれも吹き飛んだわけで。
◆エントリ04 「先生」の花弁 霜野浩行 フォーカスが移っていく様が八ミリカメラの映像みたいな印象できれい。 彼女の葛藤をもっと見せて欲しかった気がする一方で、そこが簡潔だからこそ、桜が散るような牡丹が落ちるような儚さに繋がっているのかな、とも思う。 穿った言い方をすれば「上澄み」なのかも?
◆エントリ05 すわろうている とむOK うわ、面白い。 思いっきり贅沢を言えば、終わり方がもうちょっと印象的なら――なんて簡単に言ってみるけど、面白いなぁ。
◆エントリ06 やさしいへいたい ごんぱち 落ちが全ての話で、狙った効果はばっちり出てると思う。 ただ……語りの部分が、数え歌部分のために説明に終わってしまった感が否めず。
◆エントリ07 ジャンプ アナトー・シキソ う、うーむ……クジラが唐突過ぎるような気が。うーむ。
◆エントリ08 日常 ぼんより 冒頭の『今日は』がすごく効いてステキ。 それだけに、中盤に差し掛かってニュースの下りが説明的な印象を拭いきれずに、惜しいなぁ、と思ってしまう。
◆エントリ09 踏切 越冬こあら 「サラリーマン」「和尚」の登場人物なのに春めいた色合いなのが、個人的にスゴイなと思ったりする。 自分だったら絶対、女性をメインに出してたなぁ。 二月というより三月な印象のお話?
◆エントリ10 あほぼん 小笠原寿夫 私の知らない世界。
『命のともし火』の話し運びの面白さか、『「先生」の花弁』のなんとなく惹かれる映像か、『日常』の気だるさか……と考えてみたけれど、『すわろうている』が一番完成されてる面白さだと思うので、これに。
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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■やさしいへいたい ごんぱちさん
| 感想: | タイトルから何からゾクゾクします。人って恐ろしいのね。 (ぼん)
| | 票者: | このバトルへの参加作者
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| 感想: | 02「命のともし火」のぼりん これは面白い。これは気が利いてるなあ。自殺志願者以外の全員が「何だよこいつばっかり良い思いしやがって!」と思って、言ってみれば、自殺志願者のうらやましい告白のおかげで「何が何でも死んでたまるか!」と生き残り、逆に、良い思いをさんざんしてきたはずの男が自殺志願者で、人生に絶望し、生きる気力も萎えていて、だから死んじゃったと。人間の価値観のウロボロス状態が、なんか深いよなあ。深い、深い。
05「すわろうている」とむOK なんだよ、このバカ虫女。 いや、おもしろいけどね。
06「やさしいへいたい」ごんぱち 「道徳」(今はもうないのか?)の教科書に載せたいくらい、いい。人の世の本質を穿ってるのに、詩的で、しかも、子供でも分かる分かりやすさ。「やさしいへいたい」というタイトルも泣かせる。優れた戦争映画で感動する理由の半分は、これだからなあ。ああ、哀れなるは人類。愚かなるは人類。神のやさしき猿どもよ。(最初「やさしいへんたい」と読み違えて、ぜんぜん違う方面のものを期待しちゃったよ。) 今回はこれか?
08「日常」ぼんより なんかアナトー・シキソのような語り口だ。意識的か? ぼんよりは、どっぐちゃんかと思ったけど、実はアナトーなのか? はい、実は一人二役です。(うそ)
09「踏切」越冬こあら 幻想的。帝王十八番の、日常を横切る超日常世界。いいねえ。 だけど、いつもより内省的で、それゆえ、いつになく幻想的。 小さい子供なら、ちょっと恐いと思ってしまうような、そういう作品。 帝王は、ここんところ、「笑い」に逸らさなくなってきている。 「笑い」に逸らすのが良い悪いじゃなく、最近、逸らさないよなあ。
シュールな世界を描く時に「笑い」に繋げられると、作者は少し安心する。 作品を書いてしまった「言い訳」が立つから。 けど、シュールが「笑い」に繋がるのはたまたまなんだよ。 書こうと思ったものを書いたら、それが、ときどき「笑い」に繋がるだけ。 けど、シュールって「笑い」でもないと、「だからなに?」になるだろ。 その「だからなに?」に作者自身がやられちゃうんだよ。参っちゃうんだよ。 だから、どうしても、こう、書いてしまった「拠り所」が欲しくなる。 でもね、そういうの、要らない。(もちろんあってもいいけど。) 一瞬引き込まれる、その感覚が実現できれば、それでいい。 一瞬引き込まれるのは、なにか、説明できない理由があるからなんだ。 こう、人間の根源というか、地の底というか、床板の下に隠れた男に響く理由が。 俺はそう思ってる。 そもそも笑わせようとか、泣かせようとか、なんとかかんとか、 そんなことを意識して書いてるとろくなことにならない。 そういう埒外なことは、売ってなんぼ、注文仕事の職業作家にやらせとけ。
で、最近の越冬こあらの作品には、そういう余計なシバリがなくなったと感じる。 落とさなくても平気。隠された意味が不明瞭なままでも大丈夫。 そんな作品が増えてきたような気がする。 越冬こあらは、ジャンル「越冬こあら」を確立しつつあるような、そんな予感がする。 どこで? もちろん彼自身の中で。
10「あほぼん」小笠原寿夫 相変わらず「我が道を土煙を上げながら爆走中」って、感じ。 「小笠原さん、なんなんです、あなたは?!」とか言ってみたくなる。 文字で読むんじゃなくて、喋りで聞いたら10倍面白いだろうな、 と思えるような作品をよく書いてて、なんか、不思議な人だ。 だから「こんなの文字で読まされても少しも面白くないよ」みたいな作品もよくある。 聴くとすごく良い歌なのに、歌詞カード読むとバカみたい、ていうのと同じ感覚。 でも、今回のは面白かった。シンプルにしたのがヨカッタのかも。 特に、 第十二問.月の裏側は一体どうなっていますか? 答.鬼の形相 これがツボにハマって、もう、ねえ。夜中に一人で笑ってさあ。 月の裏側が鬼の形相になってるってのが、ねえ。 どうしましょ。次回作もちょっと楽しみだなあ。
というわけで、このあとちょっと立て込んでるから、今回は早々に感想を書き上げた。 まだ、23日やんけ。夜9時に寝ちゃうみたいな、もったいない感が。そんなことはどうでもよくて、今回は「やさしいへいたい」でしょう。あざといって言えばあざといんだけど、あざとくて何が悪い。
(アナトー)
| | 票者: | このバトルへの参加作者
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■日常 ぼんよりさん
| 感想: | こういう話、好きです。今回は迷わずこれ。 理不尽!みたいな設定が当然のごとく受け入れられ、平然淡々と、むしろ平和に日常が綴られている。雰囲気がもうすごく好き。好きの一言で片付いてしまい、他の感想が出てきません。すいません。
その他、好きだったもの。よかったもの。 ☆「「先生」の花弁」 彼女までが幻(というかなんというか)とは思いませんでした。あっさり過ぎかなという気はするけれど、好きな雰囲気の作品です。もっと描写の書き込まれた3000字や長文として読みたかった。
☆「やさしいへいたい」 誰もいなくなるオチのシュールな童話調ショートかと思いきや、そうですよね、交互に殺しあったら片側が生き残るんですよね。ううう、全滅だと最後まで信じ込んでいた。理系脳・計算好きを自認している私としては、たいへん悔しいです。
| | 票者: | 純粋読者
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| 感想: | 滅ぶ条件が日替わり、しかも今日の条件は欠伸7回という発想が面白い。滅ぶ=消えて行くというのも、徐々に消えるのが目に見えるという点で分かりやすい。「こんな日和で滅べなくともそれはそれでまぁ仕方ない。」という締め方が上手いと思う。
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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■踏切 越冬こあらさん
| 感想: | 敵わないなあ。参りました。淡々と進む語り、後半の列車での大逆転、そして季節の移り変わりを乗せて、終わる。もうこあらワールドの虜です。
あとよかったのはアナトーさんの「ジャンプ」この落下する速度感と、腐った鯨の死体に埋まって見上げる空、の感覚がいい。 よく書けてて羨ましいなあというのが弥生さんの「天才の妹」実体験と創作の積み重ねで伸びる人ですよね。 この思考に共感というのがごんぱちさんの「やさしいへいたい」話の途中でオチが読めるのが残念。でもそれ以上に内容が光っている。拒絶を含む「やさしさ」のもたらすものに、愛国心の側面への批判を感じたり。とりのオリンピックも斜に構えて見たり。いやフィギュアきれいですけどね。
| | 票者: | このバトルへの参加作者
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■踏切 越冬こあら
| 感想: | 「テレビで見た悲惨な電車事故の写真が頭の中をよぎった」以降の流れがとてもきれいでした。病室車、天国みたいな特別列車、ぞくぞくしました。
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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■飛ばない蜂 森岡拓也さん
| 感想: | すばらしい叙情性。そして印象に残る描写。名作ではないでしょうか。 1000字ではありませんが、今回はこの作品以外考えられません。
| | 票者: | その他のQBOOKS参加作者
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■あほぼん 小笠原寿夫さん
| 感想: | やはり本バトルはレベルが高いなあと、痛感させられました。(自分の力のなさが恥ずかしい!!)
そんな中で選んだのは小笠原寿夫さんの「あほぼん」。 個人的に小説としてのレベルは他の作品と比べると低いように思うのですが、読者を笑わせようとする作者の気概に負け、途中から笑いっぱなしでした。 特に「第八問.雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ夏の◯◯ニモ負ケズ……。◯◯に入る言葉は?」という問いに「ジェロ」と答えさせたあたりが、つぼ。 ゆでた○ご先生世代にとって、たまらない話でした。
| | 票者: | このバトルへの参加作者
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