第94回 1000字小説バトル結果


おめでとうございます!
今回のチャンピオン作品は、
葱さん『砂場にドラゴンと美人の僕』 ながしろばんりさん『饅頭怖い』
の2作品です。

葱さん(荵さん)は今回が3度目の優勝でグランドチャンピオンとなります。
そして、ながしろばんりさんは2回目のチャンピオンです。
みなさんおめでとうございます。 CoCもよろしくね。
エントリ作品作者得票
06砂場にドラゴンと美人の僕4
11饅頭怖いながしろばんり4
02「小さい人劇場 PTA襲来」ようこさん。2
12Keep off carrot君繋2
13魔王の指と春色の電気羊とむOK2
14ねこにゴハン藤田揺転2
04地上15センチの神話藤原ララ1
08王女の恋越冬こあら1
09羽根ぼんより1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。

推薦作品と感想

■砂場にドラゴンと美人の僕  葱さん

感想:
うんまあ。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
ひぇ〜〜っどうしてでしょう?男女とりかえばや的テーマなものがいっぱい。な気がしました。隠しお題がでてたんでしょうか?偶然でしょうか?それともこの偶然をきっかけに「結婚」するんでしょうか??うはは。すげぇぞQBOOKS。。。と、思いました。
01骨折り損のくたびれもうけ
 うはは、まことに骨折り損のくたびれもうけだったんだな。しっかりしろよ。と思いました。それから余計なことですが長身は長針?

02小さい人劇場PTA襲来
 あ〜あ。PTAが1000字に上陸かよ。と思います。

03ラウラ
 そうだね「いつまでも枯れない花とかには要注意だよ」って子供には伝えておかないとね。と、思いました。

04地上15センチの神話
 私も子供の頃からこんなこと考えながら生きています。空の雲で出来る影にびくびくしたり買い物の帰りにジグザグで歩いたり。。いまでもしてます。藤原さんどこかであったら握手しましよう。

05ショート
 いや〜なにがあったんかぁ?もう汚れちまったおばちゃんにはすっかりわかんないことかもしれないけど、おばちゃんでよかったら聞いて上げるから話にに寄りなあ。と思いました。

06砂場にドラゴンと美人の僕
 中性の騎士の盛装めいた。。って。。もう、想像すればするほど面白くて話の本筋とはすっかりかけ離れて面白がってしまいましたが、もしかして中世?の書き間違い??しかしまあ、それがどちらだとしても、変な会話の葱さんらしさが私は面白いと思いました。

07漫才台本『夏』
 今バトル中この作品を一番何度も読みました。そして何度読んでも「YOUたち・・」のとこだけふふっと笑ってしまうので、あらためてジャーニーさんって偉大。と、思いました。

08王女の恋
ん〜あたしてきにはなんかいまいちつまんないってゆうか黒い人影が近づ の後ろの「い」が抜けてんし、いくら暗殺者にでも男でも王女は「てめえ」とか言わないと思いましたわ。

09羽根
 へぇ。。。いいなあ、幸せそうで。と、ほんわりさせていただきました。
と同時にうらやましくもありました。

10大きかったカブ
 うはは、笑えました。大きなカブは1年生の教科書に載っていてだいたい劇とかするんですよね分配はどうするんだ?ってとこまで掘り下げた授業して欲しいですね。こんど要求出そうかしら?と、思いました。

11饅頭怖い
 いや〜〜だぁなあ西口高層ビルをなぎ倒すほどのカマドウマ。多摩zooの昆虫館にカマドウマの展示があって。。。都民の血税でこんなもの飼育してんじゃねえよ。。と都民でもないのに思ったあの日を思い出してしまいました。
 
12keep off carrot
 うはっ。。この先生も変だけどこの少年よっぽどかわいいんでしょうね
偏差値どのくらいの学校なんでしょうかね?もっと変な生徒も先生もいそうな学校ですね。どんな校長なんでしょうね。。。この子のパパとかにも会ってみたい気がします。と、思いました。

13魔王の指と春色の電気羊
 トムOKさんが都会に戻ってきた。なんだか、ほっと、うれしいんだけど。と、思いました。

14ねこにゴハン
 我が家のネコの餌の催促は凄い「くれっ!くれ、くれ、くれっ!!」ってなもんで、うるさくてとても小説にしたい、とかしようとか、できるとか思ったこともなかったのでへ〜えぇすごい。と、思いました。

投票者: このバトルへの参加作者

感想:
うまい方はたくさんいてすごく迷ったのですが、今回はスコンと胸に響く作品がありませんでした。
葱さんを選んだ理由は、誰にでもある変身願望をライトな感覚で表現していて読みやすかったから。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
こう言ってはなんだけど、他に面白い作品がなっかた。でも、一番引き込まれたのは事実。設定が面白かった。普通のノーマルな男の子が普通にこんなことを妄想するのかと、驚きと新鮮さを感じました。ただ、名前が葱というのはいかがなものか。そこは適当でも名前らしい名前が良かったな。
投票者: 純粋読者

■饅頭怖い  ながしろばんりさん

感想:
 三行目で笑かされた。
 同意するのかよ!
 出オチでも何でも、笑ったもの負けだし、一票。
 ふうむ、しかし怖い饅頭の話を普通にホラーで書くという方法もあるにはあるなぁ。まあ学生時代「恐怖の味噌汁」とかでやった事あったから、斬新な発想って訳でもないけど。

 後、ようこさん。のは、今回は好みだった。
 PTAはハレンチ学園の昔より、人類の敵ですからなぁ。

 葱さんのも、オチの辺りがなかなか。冒頭はちょっと首を傾げてしまう感じですが。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
 月と饅頭とカマドウマ、よくわからない……が、荒唐無稽な話が荒唐無稽に大きかったりして、味わい本格派な気が少ししました。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
いびつな豆大福をみるとあの怪獣を思い出します。
(ぼん)
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
くせになる感じ。
投票者: このバトルへの参加作者

■「小さい人劇場 PTA襲来」  ようこさん。さん

感想:
続きが気になります。
菓子折りの中身が怪しい!
投票者: 純粋読者

感想:
毎回どうひっくり返してくることやらワクワク、楽しみです。
投票者: 純粋読者

■Keep off carrot  君繋さん

感想:
 とりあえずオチがつきました、とか、とりあえず教訓めきました、じゃなくて、これを書きたいっていう意志を感じられるのは、ようこさん、紫生さん、とむさんに君繋さんかなぁ、という話であります。投票は好みで君繁さん。

 でもこれアレだよね、このコケティッシュをやるんだったら、実際に警察官とイタしてるところを書くと読者も楽しいと思うんですがね。やらないかな。やってほしいな。まだ恥ずかしいか。でも期待しよう。(M)
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
骨折り損のくたびれもうけ  電子鼠さん
苦戦したとか、そういう不必要な情報は作品に付けない方がいい。
中学生かぁ。がんばれ。

「小さい人劇場 PTA襲来」  ようこさん。さん
ウエィブ、って表記は斬新だ。でも読めるし分かる。
あっ、って思っておいて、その後に「あっ」って言う芝居くささが面白い。

ラウラ  紫生さん
文章を飾りすぎてボテボテしてる感じ。

ショート  千希さん
身支度のシーンに文字数を費やしてるのがいい。でも、心情描写の薄さが気になる。
「眉を描いて、それからアイメイク。ラインとマスカラだけにして色みは入れないことにした。」という箇所は強調表現(体言止め)と、短文を挟んで同じ語尾の繰り返し、の2つがリズムを崩している。

砂場にドラゴンと美人の僕  葱さん
ご自身のペンネームを生かした発想は良い。だが、ところどころ分かりづらい。

漫才台本『夏』   Suzzanna Owlampさん
「セックスパンチ〜話したろ」は、どこからどこまでが固有名詞なのか。
やはり台本だから、実際の漫才よりは劣る。代わりとなるほどの魅力も感じられない。

饅頭怖い  ながしろばんりさん
「久々に顔を出したのに不愉快です」の部分は、後ろまで読まないと主語が分からなくて読み進めにくい。
カマドウマを持ってくるセンスは気に入った。「ちょろげて」って何? 剥がれて?

Keep off carrot  君繋さん
起承転結がしっかりしてる。素人くさい文章で判断しかねる部分もあるけど、まあいい。
心の声が面白かったし「「ねぇセンセ?」うん、なんだ?」と一行に収めるのも面白いと思う。

ねこにゴハン  藤田揺転さん
特殊な文体は避けた方が無難だ。ねこの行動もチグハグな感じで、想像だけで書いてるように思えた。
「ひとりにゃあ」っていうのが良い。

投票理由は、警察のおじさんの心情に目を向けているところが良かったのと、内容と表現方法が噛み合っていると思うから。
内容の系統として千希さんの作品はかなり好き、だが、個性が感じ取れない。ということで次点は無難に、ながしろさん。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

■魔王の指と春色の電気羊  とむOKさん

感想:
何となくいいなぁ、と感じました。
こういう雰囲気好きです。
投票者: 純粋読者

感想:
大人の悲哀とおもちゃの絡みが…。やっぱすごいやと思いました。
ぼんよりさんの作品と迷いましたが、言葉の選び方(首切り鎌とか)が好きだったので、とむOKさんに投票します。葱
投票者: このバトルへの参加作者

■ ねこにゴハン   藤田揺転

感想:
おそらく我輩は猫であるのパロディだったりもするのでしょうか。ゆったりとした時間が流れていく感じが好きでした。
ながしろばんりさんの饅頭怖いも捨て難いのですが、やっぱりこのお二人は実力あるなあ。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
猫と自分の動きだけなのに、なんだか引き込まれました。
私もこんな風にじっくり書いてみたいと思いました。

とむさんの「魔王の指と春色の電気羊」も好きです。
投票者: このバトルへの参加作者

■地上15センチの神話  藤原ララさん

感想:
同じようなことを想像したことあります。でもそんな想像は外れていて欲しいですよね。死は穏やかにいきたいです。共感できてよかったです。
投票者: このバトルへの参加作者

■王女の恋  越冬こあらさん

感想:
シリアスな展開かと思ったら……

うまーい具合に笑わせていただきました
投票者: このバトルへの参加作者

■羽根  ぼんよりさん

感想:
何かですね、最近読んでてあざといなぁって思わせる作品が多いような気がします。そんなにたいしたストーリーがあるわけじゃないのにそこにスパイスを効かす事だけに執心してるような。もっと直球の表現の中に物語の本道があるんじゃないかって思ったりします。直球でも何のキレもないのは論外ですが。
そんなわけで今回はぼんよりさんに一票を。
投票者: このバトルへの参加作者