Entry1
命の水
小笠原寿夫
あのな、アインシュタインくんがな、特殊相対性理論とかゆうて、光の速度測りよんねん。ええか?よう聞けよ。
「俺がペケ言うたもんは、◯でもペケや!」
だから、お前はペケやねん。わかるか?継ぎ足せ、継ぎ足せ。はよ継ぎ足さんと焼けてまうがな。右脳に描いとけ。な?ええとこで、ここ一番、肝心なとこやからな。
「ツッコミ間違うたら、タライが落ってくる。」
なわけないやろ!
言うて◯描かんかい。ペケじゃ、ペケ!お前もお前もお前もペケじゃ!で、お前は、◯や。
えっ?お前は、◯△×◯△~!
ゆうてみました。
空に放たんかい。願い事を夜空に放ってみぃ~。
わかるな?ごつごつゆうてな。娑婆に帰ったら、全て氷解しよるからな。ところで、君、光と運動の関係性を考えた事あるか?ない?え?何?ある?ないならないで、早よ考えとかんかい!この頭山くんさ、頭脳はな、使う為にあるねん。わかったら、さっさと挨拶しぃ~。
「えー、特殊相対性理論とは、光速度不変の原理と物理法則普遍原理を基軸にして、練り上げられた時間と速度の関係性を相対的に表したものでありまして、そこ行きますと、線形的な問題を微積分により、考え直したものであり、それによって、得られた結論が、ブラックホールといった馬鹿でかい重力を持った天体なんです!」
いいですか?今から、大事なことを言います。
「俺は、一人で右眼を描いたんです。」
こんなん、よそでは、教えませんよ。ただね、僕に教わった事は、密かに教えてあげてね。ぶぅ~わ、言うわこの子。石鹸に、恩返しされましたって。
恩返しされた男。
「やぁ~、ここが、天才の住む島かぁ。そこに過ちを冒したもの達が、現れるとはなぁ。で、九官鳥にゆうとけ!お前は、九官鳥やってな!」
でしたら、言わせてもらいますがね。刺激を求めちゃいかん。安寧を願いなさい。安寧を求めたらな、成長を求めなさい。成長を求めたらな、ふざけんな!
ダラダラしやがって、パッと出て、シュッと帰らんかい。漫才師の美学やろがい!
「どこぞの馬の骨かと思ったわ!」
だから、ふざけんな!真面目にやれ。モノづくりっちゅーのはな、壊すところから始まんねんぞ。
だから、俺にありがとうございましたを言いなさい。
量子やぞ、量子。量子文学じゃ!
僭越ながら、考えを示した文学をお届けしますが、分かりにくいものに仕上がっておりまして、誠に、お粗末様でした。
「結構なお手前でございました。」
と、彼らは一斉にお茶を。