Entry1
日々を短歌に
石川順一
日々を短歌で彩ろうと思った。
過去を回想する。五年程前の四月二十九日
Oシーエムとドラマに衝撃的な物無縁仏がはっきりとある
Oかすかなるエンジン音がシンクロし嵐の様な夜を切り裂く
O不規則に降る雨の中建築の現場の音が夜を切り裂く
O金の無い寸劇見れば少しだけ心が動く夜のしじまに
O洗う前枝豆全部食べにけりそれから雨の不規則ぶりは
O届かない夢にお菓子を味噌カツを図書館の本返却すれば
O気が付けば二十三時の車来て上に行く時ガラスに映る
O戯れに母の布団の上に乗り恋のさや当てして居る様な
O伝説が出ん説の様な夜に居てエヌエイチケーに全て伝わる
O図書館の本を探せば未使用のビデオテープが四本出て来(く)
精神の痕跡を見て安心するたちでは無いので、過去の短歌を書き付けてきょとんしたような感じを持ってしまう。でも短歌ばかりを詠んで居るとガス爆発を起こしそうなので詩作をするのもたまにはよかろうと思う。
沖を目指す
沖には湯が有る筈で
千畝(ちうね)さんがウキウキしているのかもしれない
機内はつまらない
ハッピーな感覚が減るから
田を力を込めて耕す
ツリー状を嫌悪する
内向化して行く自分を止められない
田圃に土を運ぼう
管理したい欲が増大する
注意しておこう
そろそろ短歌に戻ろうかと思う。2012年5月20日に詠んで居る。
Oナメタケの炊き込みご飯ホルモンのみさえを食べて居る夕餉かな(5月19日(土))
Oレモンティー飲み熱帯魚見に行けば母はセンサーライトを買えり(同日。コメダの後にエキスポ。母と姉と私と)
O蕎麦食べる昼餉その後眠り行く十六時まで寝て居る午後は(同日。徹夜明けだったので)
O自転車に乗れば写真を撮りに行く郵便局で申し込みをする(5月18日(金)。ピアゴと郵便局へ)
0時33分とあります。まだ5月20日に成ったばかりの時刻で、ボーダーラインを意識させられますが、ちょっと俳句の方にも気を使いたいと思います。
巨大な蚊顔の下方を刺されけり
部屋に居る蚊は顎の辺(べ)を刺しにけり
ルーム蚊に顎の後方刺されけり(以上俳号さぶそん)
2012年5月19日に成って居ますね、送信日が。多分同日の体験でしょう。俳号の「さぶそん」は「与謝蕪村」から来ていますね。あまり複雑な俳号は用いたことがありません、全て有名な俳人の名前からとって居ます。短歌は詩作をしたり俳句を詠んだりしていく中で、時間を取れないのが、悩みですね。