≪表紙へ

1000字小説バトル

≪1000字小説バトル表紙へ

1000字小説バトルstage4
第2回バトル結果

おめでとうございます!

第2回のチャンピオン作品は、サヌキマオさん作『笛吹く双子』です。皆さま投票くださいまして、ありがとうございました。

投票結果
得票数 
1
Bigcat
1
2
小笠原寿夫
1
3
サヌキマオ
2
4
My funny Valentine
深神椥
5
ごんぱち
1
6
酋長
岡本かの子

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

笛吹く双子
サヌキマオさん

感想:
山羊は大体悪魔で、悪魔は長命で、長命となると長助で、ポンポコピーでポンポコはヒヨコのパクリでアヒルじゃガガとなれば、歌って踊るは是非もなし。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
「再会」ととても迷いましたがこちらに一票。
何が言いたいのかよくわかりませんが、何だか双子にドキドキしてしまいました。笑

「再会」は実話ではないんでしょうかね??
投票者: このバトルへの参加作者

再会
Bigcatさん

感想:
最後までちゃんと読ませてくれたのは、この一作だけでした。
投票者: このバトルへの参加作者

極道
小笠原寿夫さん

感想:
「再会」
 だいたい、銃口を向けた日本人2名がどういうリアクションを取ったか、というのが本作の肝だと思うのですが、非常に日本人らしいところに落ち着いた。
 なんかこう「俺の目をみろなんにも言うな(by兄弟仁義)」的な話かと思ったら読み進めると「彼は全く気付かず、一心に子供の手当てをしていた。私は胸が熱くなって発砲をやめた」とある。おっ、と思いました。ちゃんと行動を見て判断するあたりが現代人っぽい。

「極道」
 行間を読ます。セリフや行動の断片が全体を浮き上がらせる。
 書き手の進化の方向としてはなーんにも間違っておらんと思います。ただ、ちょっと隙間がスカスカすぎてちと不親切かもしれない。
 でも、いい。すごくいい。鱈の匂いが充満するのとか、すげえ好き。

「笛吹く双子」
 人物描写において「芸能人の誰それに似ている」というのはありなのかどうなのか。

「My Funny Valentine」
 「フラれたと錯覚して記憶に植え付けてしまった」ということそのものが記憶の改竄の可能性があるところが面白いわけです。
 真実は記憶の中で風化して、取り出しては齧ってみる。まるで甘苦いブラウニーのよう。おっちゃんうまいこと云うたったで!

「バラのバラッド」
>それから金の一つ二つも借りた後、住所電話番号クレジットカードの暗証番号まで知らせたままで逃げ帰る。
 強いなー。強キャラの予感がする。そして文体から西尾維新のにおいがする。

「酋長」
 やだ面白い。ここで止めとかないと不幸な結末にしかならなそうなところも含めて面白い。
投票者: このバトルへの参加作者

バラのバラッド
ごんぱちさん

感想:
3回読み直したら、心にストンと落ちました。やられたという感じです。
投票者: このバトルへの参加作者