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十二支のはなしごんぱちさん
感想:1.十二支のはなし
読みやすくて、成立している話だったので、心地よかったです。山鯨が、猪肉だと知り、ひとつ賢くなりました。
2.蛸が来た
毛については、たまに考えます。少し頭頭というVHSを思い出しました。適当に書いてる様でちゃんと計算されているという印象です。
3.煎餅
下ネタかもしれませんが、性的描写を上手く避けています。落語みたいにしてみました。
4.カエルの王子様
アレシア・モードさんは、よく本を読まれていると思います。童話もあながち馬鹿には出来ないです。きっちり千字に収めた力量は、流石の一言です。
5.うつせみ
久しぶりに小説らしい小説を読んだ印象です。うつせみとは、蝉の抜け殻の事なんですね。季節にぴったりの作品だったかと思います。
投票者: このバトルへの参加作者
感想:1番読みやすいと感じたので。
投票者: このバトルへの参加作者
感想:1 十二支のはなし
失敗作の究極生物とか、どうにも潰しがきかない。ところでニワトリ以外の鳥はどうしたのだろう。実はここにも何か謀略があったのだろうか。あと馬が蛇に負けるとか、色々と恐ろしい攻防への想像がひろがります。
2 蛸が来た
タコです。すみません。昨今は頭、または腹にプラスチックもかなり溜まってまいりました。そろそろ人も喰べたい気がします。驕れる人類の海洋化学汚染に警鐘を打ち鳴らす社会派の作品ではないでしょうか。違いますか。違うかも知れない。でもタコだからわかりません。もっと暴れさせてくださいよ。
3 煎餅
平々凡々と流れる老夫婦(とご近所)の日常が緩やかに描かれています――と言いたいけど、卑俗なワードが引っかかって何とも居心地が悪い。でも、じゃあ何を書けばいいのかとなると動かしがたいワードなので困ってしまいます。だから、これはこれで完成されていると思います。ただ私には居心地が悪い。
4 カエルの王子さま
かなりどうでもいい話。カエルを叩きつける所は子供の頃から妙に心に残ってて、いつかやりたくて仕方なかったので、そこだけは満足しています。本によってはキスとかで甘く誤魔化しているようですが。しかしなんでシャカチキにしたんだろう。普通ファミチキじゃあないのか、ここは。
5 うつせみ
蛇の血。素材として良いのですが、構成は分かりにくいかもしれない。最初に語りかけてくる蛇の娘の身の上話の中で蛇の娘が誰かに身の上話を始めてどっちがどっちか分からない。そういう入れ子的な構造が目的とすれば、そこは成功しています。ただその事について「考える」方が先に立って、作品世界に入り込みづらい気がします。それより蛇女の血族の何たるかの「感覚的」描写を強めたほうが良いかなと思われました。
6 せんちで見たほしの話
昭和18年の子どもに、出版をもって戦争の何をどう伝えるかは人それぞれの選択があったようですが、本作は書かない部分を使ってかなりセンシティブなところまで入っているかと感じられました。
さて、投票ですが。安定感、そして筋の通し方をもって『十二支のはなし』とします。
投票者: このバトルへの参加作者