詩仙人が居た。過去の自作の詩を組み替えたりして実作に励み詩修行に勤しんで居た。とりあえず出来た詩を朗読して見る
リーダーがあちあち言って居る/うおっほうおっほと嬉しがるゴリラに辟易して/生意気は許さないと/リーダーはゴリラの面(つら)を張って/ただ広い海へと逃げる/ノアの大洪水がやって来そうなエピソードではないか/過小評価してはいけない/他郷にあっては米を収穫して居たリーダーは/うおっほうおっほと嬉しがるゴリラの面(つら)を張ったって何の充足度もない/ひたひたと波が打ち寄せる/うおっほうおっほは残響し続けるが/シンクロする太陽が立ち上がる/リーダーは自ら足るを持って充足し/生きろと言われ続けた頃と重なると思った/あちあちと言って居た頃は最近だが/リーダーの顔に石が飛んで来る/沢山土で出来た筆が落ちて居た大地で/バイプレイヤーを免れないリーダーは/紫衣(しえ)を纏って/紫衣(しえ)を着て散歩する園児も大量に目撃した/クレヨンの落書きと共に沢に落ちて行く感覚とはどんなものだろうとリーダーは推測しながら/テクノロジーで死んで行くのはどんなものだろうとも推測しながら/乗せられても乗らず/地理が不要な程に奥歯を鳴らし(どんな譬えだと詩仙人も思う)/ぷーんと匂って来るのをどうする事も出来ないリーダーなのであった
自作の朗読を終えると詩仙人は歩き始める。仮眠の後の午前中を回想しているのだ。とりあえず林檎を食べて、麦茶で口を漱いで、皿を洗ったりして居た。その後は五個入りのバタークッキースティックを一個食べて一個しか食べられなかった悔恨に浸ってアーモンドチョコレートを食べてアイスコーヒーを飲んで再び麦茶で口を漱いだ。召使が12時も近くなって帰って来たので、昼餉と成る。卵御飯に韓国の味海苔に缶詰のサバ。タイで生産されたものを日本の貿易代理店が輸入して居る物だった。味噌汁は普通に豆腐に葱の入った味噌汁だった。二日前の茗荷汁はどうしたのだろう、もうないのだろうか、(上の麦茶で口を漱いでからだった)分からぬ。何にしても最近は唐辛子や霧や茗荷など秋の季語が囲まれて居たような気がする。
召使「明日は仕事が休みですねおどこぞへ行きましょうかね」
詩仙人「無限タワーがいいかもしれない行くならば」
召使「私は仙人と行くとは言って居ません」
詩仙人「何と仕事中にその発言」
召使「明日は仕事休みですからね。仕事は仕事、プライベートはプライベートと分けて居るのです」
詩仙人「何と確かに明日の事はプライベートだが今は仕事中。何と解釈したらよいかと。時間が錯綜して」
詩仙人は詩にばかり凝っているのがいけないと思い。詩力を伸ばすために俳句作にも傾注しようと思った。非常に締まった表現が詩作にも参考に成るし、何と言っても俳句の発想の中には詩作に資するのも多いと聞くからな、と詩仙人は思い、詩作では無くて句作にふけった
急激に暗く成りたる秋の空
秋霖や降ったり止んだりする日々も
長雨が長く続いて九月かな
素直に「長雨」と詠んだが、長雨とは梅雨の事を言うらしい。これでは季重なりかも知れぬし、そもそも季重なりか季重なりじゃないかの問題では無くて、単に長雨の事を梅雨の事を言うと言う事だと知らないだけに成ってしまうので、自分の無知を曝すだけだと、詩仙人は思って句作が少し中断した。
25時11分23時46分再開。詩仙人は短歌も詠んで居る。
O黒揚羽変幻自在な飛びぶりに静止画取れず動画で自足す
Oコンクリの細道を行く鳥のやつ直ぐに飛び立ち電線へ行く
O珍しき庭に来る鳥細道をちょっと歩けばさっと飛び立つ
O曼珠沙華遠くにあれば望遠で線路の向こうの赤色を撮る
O風に乗り激しい音が鳴るときに北を向きたり線路を見たり
O日が差して来て直ぐにでも暗くなる雨は降らぬが不順な日々に
2016年9月30日(金)15時45分再開。詩仙人は日記も書いて居た。2013年5月2日とある日記。11時30分ごろ出発、家を。結局パパ(教皇)も行く。過疎川ジュスコ(ウオン)へと向かう。その途中(ウオンへたどり着く前に)もう味さんげんに来て居る。(鉄板お好み焼き屋)。ここは去年(2012年)来たところでは無い。多分’08年ちょくちょく来たところ。でみぐらソースの煮込みハンバーグ(ランチの食べ放題)。肉、海老、烏賊ミックスお好み焼き。サフラン色(黄色)の海老ピラフ。カルボナーラスパゲッティ(濃い)。他に前に届いたものとして葱鮪(ねぎま)、ソース串カツ、シスター(尼僧も附いて来たのですね)は焼きそば(もう13時09分だ)。既にデザート頼み、水も頼み、お好み焼き食べた後、コーヒープリン?(デザート)。
詩仙人は過去の日記を詳細に検討する事でも、詩作が可能だと思って居る。ところどころ女子が省略されて居たり、前後のつながりが分かり辛かった、時系列的に考えると、分かり辛いところがあるが、大体は分かる。むしろ詩的感興が湧いてくると詩仙人は思った。同じ日付の日記の記述で20時36分の記述を詩作するとこうなると詩仙人は思った。
コニャックを飲んで居た
毎日土日月火と来て水曜日で中断
水曜日は居酒屋へ行く
今日木曜日は過疎川ジュスコへ行く(靴を買う)(今も履いて居る)
水曜日はシスター(尼僧)の隣でライチを飲む
桜ユッケ(生馬肉)を食べる
コニャックを毎日飲めば手元怪しきシスターと居て
イヤホンがいまだにいたく刺激するシスターの劇中賛歌の様に
コニャックを毎日飲めばシスターが隣に来たりライチ飲んだり・・
まだまだ習作の段階だなと詩仙人は思う。恐らくコニャックはコンビニに買って来た安物のウィスキーだろうが、結構ばかにならない。値段はともかく酒精度が高いので、ビールやカンチュウハイと比較して、舌が少し焼けるような気がする。
詩仙人は今日の総括もやる。今日は目覚めたときはやけに晴れて居たような気がする。なのに午後からは曇り出して、夜には雨が降って居た。三つの公園を経巡って来て印象的な景物を短歌や俳句にして詩の修業をしようと思った。
コスモスは十月中旬ピークとぞ書かれし看板印象的なり
大ボール子等は遊べり母も居り我らは寂しい三人しゅうか
昼食は刺身なりけりウドン付ききつの御膳は売り切れなりき
ススキの穂セより高くて写真撮る風に揺られて夢見心地か
芝櫻ちょっと踏んだら罪悪の感じが襲う漫然と付き従うな
自販機でアイスを買わぬ事にする誰かは帰り飲むアイスバニラ
句作する佳作もすれば愁いありコスモス畑通過をしたり
ボールペンインク量が気に成れば自動車走る速度は知らぬw
タワー見て接続部分察知するこんなにでかいものを建てたか
アイパワーいつも信じて生きて居る昼餉はドリンクバーが無料で
完全に暑いと思う午前かな午後からくもり夜は雨降る
一瞬のエンジン加速うなりけりトラックなどやバイクなどなど
新鮮な子等と思えば大玉は赤くて我の知らぬ事かな
くねくねの道をたどれば塔につく塔にフラワー沢山あって
詩仙人は短歌を読んで詩に資することが大だと思った。これからも短歌を読んで行こうと思った。そうするには短歌の修業も大事なので、短歌も勉強しようと思った。短歌の勉強をするにはネットサーフィンを強化しなくてはいけないなと詩仙人は思うのだった。そしてそのためには時間確保するために配慮しなくて位はいけないと思う詩仙人なのであった