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3000字小説バトル

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3000字小説バトルstage3
第22回バトル結果

ざんねん

一位作品の数がその得票数に並んでいるため、規定により今回のチャンピオン作品はありません。
次回にご期待下さい!

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
1
2
アレシア・モード
1
3
ペストの出た夜
小川未明

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

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推薦作品と感想

ベクトルa、ベクトルb
サヌキマオさん


感想:
『ベクトルa、ベクトルb』
 ああ、ああ、これがなあ。このほんわかしたムードがなあ。私には書けないよな。羨ましい。あと、これだけの登場人物をよく覚えているものだなあ。と思ったらまた増えるし。マジで羨ましい。何か、鍛え方が違うんだろう。
 終段の「気持ちがぐるぐる」、実はベクトルでも何でも構わないのだけど、わからないことをわからないように書くのは大変だと思った。
『ボッチャーン』
 こんなのきちんと読む人がどれほど居るか知らないけど、作品のかなりの部分が漱石からの引用なのでラクだったことは内緒だよ。って丸わかりだよ。
 あと、英訳は結構がんばったと思っているよ。
『ペストの出た夜』
 どう読んでも作者本人の気質だろうとしか思えない神経質っぷり。むしろ後年の彼が童話に走った気持ちが分かるようにも思えます。
投票者: このバトルへの参加作者

ボッチャーン
アレシア・モードさん


感想:
「ベクトルa、ベクトルb」
 タイトルなんぞ後で見返した時に「ああ、あの話か」ってわかればいいんだよ! と思いますし。

「ボッチャーン」
 ああ、こう来たか……と読んでいて、<ウィーク インセクト ヤーイ、ザッツ ホワーイ>で口に含んでいたコーヒーを噴く。ヤーイて。
 ただ、それに対するマリの「英語が上手なんだね」というのは嫌味なのか、純粋な気持ちで(わけがわからないなりに)讃えているのか、今ひとつこの辺に宙ぶらりん感がある。あとのマリ訳を見ると、いわゆる不思議ちゃんなのかもしれないけれど。

 なお、<イッツ シャイニング イズ シャイニング、バット ノールック カッティング>も好き。居合い斬りか!

「ペストの出た夜」
 「ペスト」という横文字もアレだが「黒死病」も怖い。これが「エイズ」と「後天性免疫不全症候群」くらいになると、日本語訳のほうがちゃんと状況を説明していて良いような気もする。何が言いたいかというと、キャッチーな名前の害悪がすぐ近くにあるとなると、目に映る風景もなかったときとは一変するわけで、本作はそういう状況を書いてるよ―ん、と。
 今の日本にも通底しますよね! というのは言わずもがなで、こういうわかりやすいテーマで書いてみたいかというとそんなこともないんであった。
 「そんなん文学で云わんでもわかるわい!」と今の世においては、思ってしまう。むずかしいもんです。
投票者: このバトルへの参加作者