ハミルトンの鯨――柿
サヌキマオさん
感想:柿、乃公、ハミルトン家、パーシモンと呼ばれている女性、姫様、コックのマッソ、「鯨」の存在。最後も何か次へ続くような感じで後日譚があるのかと思いました。
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感想:Entry1 ハミルトンの鯨――柿
さて謎と波乱の予感をはらみつつの導入、でよろしいでしょうか。少々超常的な設定にもかかわらずスムーズな入り方はさすがです。内容はまだ触れられませんが、古城のお嬢様の言葉遣いや、その言葉一つでお化けのくせに背後がぞわぞわする乃公様などキャラクターも魅力的です。お嬢様の言葉にはいちいち何か秘めた所がありそうですが、今はそのまま読み流しましょう。
Entry2 私の日記そして詩作したくなる(詩作の後は古今和歌集暗唱)
日記はかなりミステリアスなのですが、いきなりすべてを投げ出しての暗唱です。しかし人はときに、なんと言われようと、猛然と何かのために邁進しなければならないと感じる時はある。その対象が他ならぬ3000字バトルであったことは、これは全くかたじけないと、そう申し上げざるを得ないのです。
Entry3 コピペ・メロス
そして石川さんごめんなさい。本作についてはそれだけ申し上げたい、これは古典の大幅引用という点で「(詩作の後は古今和歌集暗唱)」をスタイル的にパクったものだから(しかもそれは通常、参加者にはできない後出しジャンケン的行為です)。それだけです。でも私も猛然としてみたかったのです。
Entry4 疲労
結局、彼らが何を追求しているのかは説明がないのですが、それ故に悪い夢のような、獏とした嫌な感触だけが残される。ええ、こんな夢見ます、後で説明できないけれど。
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