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3000字小説バトル

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3000字小説バトル stage3
第49回バトル結果

ざんねん

一位作品の数が、その得票数以上となりましたので、規定によりチャンピオン作品はありません。次回にご期待下さい。

投票結果
得票数 
1
井祝町奇譚[R-1]remix
サヌキマオ
1
2
剥製師の功績
H. G. ウェルズ/ 蛮人S
1
    

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

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推薦作品と感想

■Entry1
井祝町奇譚[R-1]remix
サヌキマオさん


感想:
1 井祝町奇譚[R-1]remix
 さすがになんだか脈絡が無くてよくわからんが、そこを含めて多分に霊的な「井祝町」の混沌っぷりは感じさせる。こう、まさに足元から、自然やら神やらとかから断絶されたと言っても良い舞台で、これは人間の人間による人間のための混沌の世界だ。なお念のため検索したら、ペテン商会シリーズの舞台だった。

2 剥製師の功績
 例によって、色々分からないところははぐらかしている。言葉もそうだが、なにせ背景が19世紀英国とか想像や類推ではどうにもならない箇所もあるに決まってる。それでもバースレムのことは少しく調べた。でもあまり理解できない。

3 守護神よ
 載せといて言うんも何だけど、あまり好きじゃない作品。この方のポリシーの全ては分からないけど、本作品に関して感じられたのは男性目線の女性定義に対する奇特な反駁であり結局それは男性社会の反映にすぎないだろう。……ということに逆説的に触れているのかもしれないけれど。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry2
剥製師の功績
H. G. ウェルズさん


感想:
「井祝町奇譚」
 どーーーーーしても時間がなかったので、10年くらい前の原稿を3000字にカットアップしたのですが、このくらいの時のほうがリズム感というか、グルーブ感があって良いのではないかさえ思います。
 内容なんかもとよりないんだもの……

「剥製師の功績」
 大英博物館展だったと思うのですが、ドーム状のガラスケースの中にハチドリをはじめとした小鳥の剥製が(さも飛んでいるかのように)てぐすで吊られて配置されていたものを思い出すのでした。まぁ、映像も写真もさほどではなかったろうし、剥製というものが相当なステータスアイテムだったことは想像に難くありません。
 それにしても獣脂よな。生き物を捌くんだから脂まみれになる。そういう環境が作品に鬱屈した空気を醸し出している。
 かといってそうそう暗くならないのは、商売として潤っているからでしょう。
 訳に関してはそうとうこなれている印象を持ちました。
 ディテールについてはよくわかりませんが、平易で良いと思います。

「守護神よ」
 うーーーーーーん。
「お前ら女のこと守護神だ山の神だと崇めるポーズをしておきながら結局下に見てんだろーがそうはいかねえ、女だって男を軽視することができる」という話なんだろうというふうに読んだのですが自信がない。伏せ字は自分で入れたのか検閲が入ったのか、男性向け通俗小説の体をとりながら最終的にはチクリと刺す作りはかなり考えてあると思いました。
 でも、そういう視線を取っ払ってみると「淫売と噂の女と一緒になる気でいたがもっと向こうさんのほうが上手であった」という内容を3000字くらいに引き伸ばして書いているだけの気もする。
投票者: このバトルへの参加作者