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第6回3000字小説バトル
Entry8

ショップまつば東京matta//station短距離旅人旅行用スーツとリュック

作者 : 岡野貴司 [おかの たかし]
Website : http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/8806
文字数 : 3000
○●森の m a p ○●
>かわった路進んでく。地下鉄が地下の新宿国際空港のターミナルま
で近付いてく。でもそこを通り過ぎる。わたしは、学校にタドリ着
くまでに。ユメを幾つもみた。色彩のあるユメ、触感があるユメ。
>地下鉄は地上に出て森の中へ入った・
○●森の m a p 2  >Continue2
>電車は地上に出た。>わたしは、森の中の木々が、イミテーシヨン
だという事を知っている。今日は、ライトオフの日だろうから、動
物たちは何も見えないなぁ。>窓の外を眺めるわたしを、楽しませ
てくれるのは、遠くに高く飛び出した旅貨機用のタワー。>毎日、
通学通勤客のためのアドサイン広告が見れる様になっている。わた
しは、遠くから、そのサインをいつも眺めてる。>++ガタンゴトン
ガタンゴトン++ガタンゴトンガタンゴトン++  >通学時間40分。
季節は、夏から秋へ向かって・・・秋物の心を、準備しなくちゃい
けない。
○●森の m a p 3  >森 Continue3
反対方向からの電車が擦れ違って、ガラスがバタッ!!ってなった。
わたしは、目をコスッテ腕時計を見る。時計の液晶に、Electricメ
ール画像が出た。+今スレチガッタヨ!今朝家デトッタLEVETISSE
のムービーオクッタヨ!松葉ノコトミツケタヨ電車デネルナヨ+ 
>あっ可愛いブルDogだ!亭瑠とあそんでる。亭瑠、学校退めちゃっ
たからな。わたし寝てたのか!
>もうすぐBaybridge。海を越 えるよ・・
○●森の m a p 4  >Continue4
>松葉の隣に呼び鈴の女の子が二人。松葉は席を譲って窓ドアに、
もたれて立った。朝の海が光ってるエメラルドグリーン。
透明なプラスティックで海中で浮いている立体橋の海上passを、
電車は緩いカーブを描いて東へ東へ向かう。
松葉は朝陽に今反射したばかりの波をぼーと見つめながら、波とは
全く関係のない事を考えていた。私今日、補習放課後はむりだな、
部活も休もう・‥
>電車は、新東京matta駅にあと少しで到着する。
さっき通り抜けたBayBridgeが かげろうみたいに切れかかった島に
なって、電車のこっち側から小さく向こうに逃げて行った。
○●空の m a p*  >Mix1 空
・僕は地図を開いた・
>今日は待ちに待った少年マガジンの発売日。開いた地図には、まだ
始まったばかリの、地球儀サービスのショップ一覧が、載っている。
>僕は、ターミナルの入口 にいる。  >まちぼうけ >僕は・テイル=帝
瑠・と、モーニングコーヒーを飲む約束をしている。>僕の名前はブ
ー・。テイルは僕をブーと呼ぶ。 >今日は、さっき開いた地図の地球
儀サービスのショップへ、ペンを買いに行く。
○●空の m a p2  >Mix2 空
・僕は地図を閉じた・
>空港ターミナルの喫茶店で、僕は、テイルが着くまでにマガジンを
読む。読む。今週の、マトリックマティス。主人公のマティスが*ペ
ン*を、何度に支えるのか。それによって、僕の買うペンの値段が、
変わってしまうから・。 >旅貨物便が飛んだ・ >アナウンスがナガレ
タ >地下空港の中には空がないので、都営新宿線の列車の音と、貨物
行機 のジェットの爆音が高い天井に跳ね返って、アナウンスがまっ 
たく聞こえない。 >ペンが、はやく欲しいよ。
○●空の m a p3  >Mix3 空 ≪+++Tail
・電車は、秋葉原を出た。・
ドアから出た旅行用スーツケース。短距離旅行客のリュック。
窓がはだけて・・ >秋の葉原をずっと、僕は上から見下ろした。
 >向かいの、通学・二人の制服・通勤のシャツ・シューズ・・
ラッシュは、また窓の外を見えなくした・  >+++ガタンゴトンガタ
ンゴトン++ 。
 >森を過ぎて・僕は腕時計の液晶に今朝のLEVETISSEをUPして・電
車の >窓は森の風景を映す・木々の上にアドタワーが何度か、出る・ 
消える ・・出る・ 消える ・・ ・ ・空港まであと少し 
>・朝の斜陽が・ ・・ガラス窓に・・ ・僕の半分を映した・
◆compass1  >through!↑↓ 水
・トタンの屋根の音楽が鳴りだした
>・書き駈けの、マガジンに執筆するエッセイ「十七月から十八月へ
と・・」のタイトル、にピッタリのシュチエーションだ。
>雨音は、少し激しさを増して、私のお気に入り
の、ラナーイナバーザインのハイハットを聞こえなくした。
 >【・いつも私は季節の外に居るのに・歩いて・外側まで知らせに来
てくれるんだね・季節!】雨のリズムが、私の体の中を流れてるOIL
とWATERを揺らす、調節機能をOFFに!リセットされる瞬間! 私
の半分の肉質、生きてるよね?一度死んでる`OilType’だから・
◆◆compass2  >through!水
 >『今、何時?いくら僕がPET”PaPa”だからって!こんな仕打ちヒ
ドイよ!、それより御飯は?』PET”PaPa”は、私の気紛れに、反応
した。冗談が通じなかった。又は私が、ふざけ過ぎたのだ。  > >『い
つか、買い替えてやるわ』クレーム処理!”OilType”は、一様に、
ロボットとの共存所有での、ストレスが問題にされてきている。また
1体のPET”PaPa”が、商品価値を失う事になりそうだ。私は、マガ
ジン宛の執筆を運びながら、 >どうしようもない悲しみに襲われた。
十八月の夜。 >私はひとりぼっちだった。
 >そして、”PaPa”も‥
◆◆◆compass3  >through 水
>雨が物凄い音を立てて、 >部屋中の音はもう、雨粒だらけになった。
>ピピプポポパププププププププププ
>電話だ!電話を取ろう!「はい、もしもし」・…‥‥・・・
>雨粒の音で散乱した、部屋の中に、着信音がかろうじて、鳴り響い
て、私のまわりだけ、音の雨粒をはじき飛ばした。
>エッセイを書き上げるまでは、少しだけ音に敏感になる。
私の中の、Oil と Water が 少しだけ…‥。 >明日は、このエッセイ
をマガジンへ運ぶ。
>十八月も皆に受け入れられる様になってくるだろう。 >明日彼につ
いて 1日考える様 ‥
◆◆◆◆compass4  >through 4  ↓↑水
>誰かとツナガッテいたい。私はそう思った。
書き上げた「・十八月へと・・」の原稿を持って、 >編集社を待つ小
さな喫茶店の時間の中にフルートの旋律がナガレル・・
ガラス窓からもう1枚の外側に。半透明の雨が、>私と路行く人々と
の間を・・・離していく。>雨は、透明なインクの切れたペンシルの
様に直線を、描いている。>たくさんの傘がかろうじてコノ世界のカ
ラフルを保っているかの様に、過ぎていくのを私はずっと見てる・
>喫茶店の音楽はうたのない・楽器の音色だけを使って・私の時間を
描き続けていた・‥