おめでとうございます! あなたが栄光のチャンピオンです! 『睡眠病 ―天使―』 橘内 潤さん 推薦作品と感想 ○推薦作『睡眠病 ―天使―』橘内 潤 確かに天使の顔は異形だと思う。あの笑いは微笑ではなく不敵だ。どこかでこんな話を聞いたことはあったとおもう。でも・・一つの読ませる話としては完成度が高いと思う。 ▼推薦者:純粋読者 ○推薦作『睡眠病 ―天使―』橘内 潤 今回は、橘内さんの作品に感服いたしました。 タダの序章なのですが、読者のひきつけ方。恐怖感のあおり方。実際にこの設定を使った小説を読んで見たくなる力量。 「読者にその後を予想させる」という面白さも兼ね備えており、今回は橘内さんに一票入れされていただきます。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 ○推薦作『睡眠病 ―天使― 』橘内 潤 一言ずつ。 ・『睡眠病 ―天使― 』 この「記録」的な文体が認知されるといいな、と思う。読みごたえがある、と読みにくいの紙一重の位置にいる感じ。客観性を突き詰めればいいのかもしれないが、実のところどうすればいいか、わからない。 ・さよならの構図 違うモチーフが読みたい。捨てられる男、シリーズは最近飽和していないだろうか。自己完結してしまう心情は、わかるのだけれども。 ・シネマ CW いいときの作品よりも、少々滅裂な印象。問題なのは、滅裂さがプラスに転化できていないところだ。 ・『だんまり』しましょ やろうとしていることについては、一番の野心作かもしれない。この意気は買いたいけれども、色々なものが追いついていない。要精進。 ・祖母 冒頭で雰囲気を掴みにくいのが、全て。 ・選考哀歌 どうしてこう、オチだけ粋じゃないのだ。わざわざオチを説明しなくてはならないところで、小生としては魅力4割減、なのである。 ・パフォーマンス これもまた、やろうとしていることに色々なものが追いついていない印象。 ・ユウトとカオル 使われやすい題材であるゆえに、自分なりにどう調理するか、が見所だったのだが。どうも、コモンセンスの域を出ずに、残念。 ・約束 ばくぜんとプロットを立てて、成り行きで書いている感じ。作品としての「型」はしっかりしているが、それ以上の独自の「華」が無いと、今ひとつつまらない。 ・旅日和 この説明臭さ(=情報を詰め込みすぎている)がどうしても気になる。 ・光 QBOOKSでは余り見かけないが、1000字の内容を、3000字に薄めた印象。読者に伝えにゃあならない、情報をもっと絞り込んで良いと思う。 橘内さんか篠崎さん、だろう。どっちかな。橘内さんには今の文体をなんらかのカタチで完成させてもらいたい気がするので、応援も込めて橘内さんで。この独自の世界も、捨てがたい。(O MAke_B) ▼推薦者:純粋読者 ○推薦作『『だんまり』しましょ』篠崎かんな 死んじゃうオチかよ、とか、いくら何でも伝わり過ぎだろ、とか、若干気に掛かる部分はあるけれど、なかなか良い感じ。 一票。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 ○推薦作『『だんまり』しましょ』篠崎かんな さん いや、まじ、こういうことだと思います。テクとかじゃなくて。大切なことって本当に。しかし病院多いな…。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 ○推薦作『さよならの構図』伊勢湊 ベタです。でもわかってしまうし、どうしようもない。誰も悪くないときに起こる悲劇こそ悲しいというのは寺山修二の言ですが、その1つの形を感じました。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 ○推薦作『祖母』立花聡 伊勢さんの「さよならの構図」とのぼりんさんの「約束」 と3作で迷いました。 最後に立花さんにした決め手は、全体に流れるイメージの確かさでしょうか。ただ、悪くないのですが何となく、最後の一文に違和感を覚えました。直前までの丁寧な表現に対して、「日の出である。美しいものだと」という部分が平坦な単語に感じて唐突に終わった印象になりました。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 ○推薦作『約束』のぼりん 「さよならの構図」「シネマ CW」「約束」と迷うところ。 「さよならの構図」は、お約束な展開で意外性はないんだけど……好きなんだよね、こういう話。 「シネマ CW」はかなり良かった。とくに映写機の映像が素晴らしかった。ゾクゾク疼いてくる。……でも「シネマ WC」な気がするのは、気のせい? 「約束」は、描かれている空気が時節にしっくりはまってた。ラストの展開は見事に引き込まれてしまった。ホラーとしてはよくある展開なのかもしれないけど、これはかなりツボでした。 結局、「シネマ CW」と迷って「約束」に一票。 ……タイトルは一考の余地ありだと思うけど。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 ○推薦作『シネマ CW』るるるぶ☆どっぐちゃん 迷ったのだけれども、この方の書き方がやけに心に残ったので、なんていうか嫌な残り方なのだけれども、とても印象に残って。だからなんだといわれると、難しくて、すみません。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 ○推薦作『パフォーマンス』小笠原寿夫 とりあえず、すぱっ、とキました。推したいっ!ってほどじゃあ無かったけれど、今回は他に良いと思えるものが無かったのでこれで。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 ○推薦作『光』柳 戒人 主人公の武田が、「生きている?」と自問するところから、「早苗!」と叫ぶまでの緊迫感がいいと思いました。死と対峙する人間を、これだけ細かく描けるのは凄いです。ラストも感動的で良かったと思います。 ▼推薦者:このバトルへの参加作者 |