詩人バトル読書会



◇┳ 第143回 LOVE LETTER はなもとあおさん - 金河南 (3/8-15:00) No.79
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79第143回 LOVE LETTER はなもとあおさん金河南 3/8-15:00

内容的にはありきたりで、改善の方向はあまり探せません。

読みでいうと、
「近付こうとする」と「想いは」の間が急ぎすぎている感じがしました。

なぜかというと、
近づこうとする、で、一回文章が終わるハズなのに、無理に続けようとしてしまっているからです。

普通の文になおすと、本来では
「遠くて届きそうにないあなたへ、日常の言葉をかりて近付こうとする。想いは、秘めるばかりで。」
こうの所を
「遠くて届きそうにないあなたへ、日常の言葉をかりて近付こうとする想いは。秘めるばかりで。」
こうなってしまっている。
読んだ時に、違和感として残ってしまいます。

これを回避するには、やはり連に分けるしかないでしょう。連に分けることで、言葉に呼吸が生まれます。
改行は「、」で、「。」は連で、という風に変換してみるとよく分かります。

遠くて届きそうにない
あなたへ
日常の言葉をかりて
近付こうとする

想いは
秘めるばかりで

もしくは、いっそ読み方を「近付こうとする想いは。」にしてしまって、あえてリズムを乱してしまうという手もあります。
そして「秘めるばかりで」を、もうちょっと長く呼吸を置いて読んでもらう。
その場合はこのように連分け・スペース活用するのをオススメします、読んだ時の風味がいっそう増すかなぁと思いました。

遠くて届きそうにない
あなたへ
日常の言葉をかりて
近付こうとする
想いは

 秘めるばかりで
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80Re:第143回 LOVE LETTER はなもとあおさん日向さち 4/8-01:17
記事番号79へのコメント
人それぞれ読み方が違っていて面白いですね。
金河さんのご指摘を読んで、なるほど、「近付こうとする想いは」とも読めるな、「想いは」の前で一行空けるのがベストだろうなと思いました。
こういうの指摘してくれる人がいるって、ありがたいことですね。

この作品、私は好きです。
他の作品も良かったので迷いに迷った結果、無投票という一番良くない形になってしまって申し訳ないですが。

この作品を読み返してみると「日常の言葉をかりて/近付こうとする」という気持ちが、いじらしい感じがして、かわいいなと思います。
届きそうにないと言いつつ届ける勇気が無く、これでは絶対に届かないだろうと分かってしまうのが切ないですね。
「取り繕う」とか「ごまかす」とかじゃなく「借りる」というのが絶妙ですし、日常の言葉ということは、日常の中で関わっている人に片思いしてるのだなというのが感じられて良いです。

タイトルに「レター」とありますが、これは手書きの文章を意味しているのか、そういうことではないのか、気になります。
手紙をやり取りするとなると、かなり関係性が限定されますよね。
私は勝手に、日常会話のことを描いていると思って読みましたが。
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Script written by Akihiro Katoh