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『マーキィ・ルゥ発言集』ヨケマキル
マーキィ・ルゥ (1965-1984)
20世紀最高のポップアーティスト
主な代表作:連作「水レンズ双生児」 油彩画「反転の町」
19才の時、自宅バスルームにて心臓発作のため死去
1985年1月1日 遺言によりすべての作品は焼却処分され
その焼却時の煙は彼の最後の作品「厳かなる死臭」となった



マーキィ・ルゥ発言集/ヨケマキル



「死体写真をアートにしたのは ボクが世界で一番最初だ
 でもこんなものはあっという間に古くなる
 何年か後には死体そのものがアートになるんだ」
1984年 10の連作からなる「デスリズム」発表時の
テレビインタビューより抜粋



「表現者なら誰でも自分の作品が正当な評価を受け
 そして注目されたいと思うだろ?
 でもボクのように時代の寵児に祭り上げられて初めてわかるんだ
 人からの評価なんてものはどうでもいいって事が
 大人と子供の関係に似てるかな
 大人には大人の 子供には子供の苦しみがあるんだけど
 その苦しみをお互いが理解しあうのはとても困難な事なんだ
 これからアーティストを目指す人達に言いたい
 人の言葉になんか耳を貸すなって」
彼が卒業した中学校の校舎の壁に描いた巨大な女性器「壁画」が
マスコミに騒がれた1983年7月
アート雑誌「月蝕年」の独占インタビューより



「ボクが作品を作り出した頃は
 自分の作品が例えば歯ブラシのような存在になってくれたらいいなと
 思ってた
 誰もアートと気付かないくらい日常に溶け込んでいて
 ちょっと裏返すと書いてあるんだ
 マーキィ・ルゥ作品No.011って」
1983年10月頃自宅にて 友人に語った録音テープより



「ボクの作品を「あざとい」と言う人がいる
 「人を驚かそうとしているだけだ」って
 そういう人にはこう言ってやるんだ
 「そうだよボクは人を驚かす事が好きなんだ」って
 驚いたのなら素直に「驚いた」って言えばいいじゃないか
 「あざとい」だのなんだのと言うやつはただ悔しいだけなんだ」
1984年初頭ニホン芸術大賞の新人賞にノミネートされるが辞退し
その直後のラジオのインタビューより



「格調高い作品を作っている芸術家連中は
 口をそろえてこう言うんだ
 「マーキィ・ルゥ?あんなものは芸術家でも何でもない
 ただの人騒がせなガキだ」って
 だけど幼稚園児や小学生から見たら
 そういう人達の作品なんかゴミみたいなものなんだ
 彼らは「小学生なんかに私の芸術がわかるものか」って言うだろう
 ボクは言うだろう「あなたになんかボクのゲージュツがわかるものか」
 って」
1984年2月 アート雑誌「月蝕年増刊号」の
マーキィ・ルゥ特集号
「マーキィ・ルゥの創る世界」のインタビュー記事より一部抜粋



「18才の作品とは思えないとか
 あの若さで彼はすごいとか
 年齢の事であれこれ言われるのはうんざりだ
 若者が革命的な作品を作るなんてよくある事だよ
 むしろお年寄りが僕らみたいな作品を作ったら
 それはすごい事じゃないか」
1984年2月ファッション雑誌「ピスミウル」の 特集記事
「若き革命児たち」のインタビュー記事より一部抜粋



「ボクの作品がボクの死後 高値で売買されるなんて
 考えただけでもゾッとする
 後生大事に倉庫に保管なんてのはごめんだ
 風呂場の足ふきマットにでもしてもらえればそれで充分だ 」
1984年11月 死の1週間前 
フランスのローカルテレビの独占インタビューより

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