第48回詩人バトル結果

おめでとうございます!

今回のチャンピオン作品は、ヨケマキルさんの
『ユリルアミル』に決定です。
ヨケマキルさんはWグランドチャンピオンにリーチがかかりました。
2回連続のチャンピオン獲得も2度目となり、何か凄い記録を打ち立てそうな予感がします。

エントリ作品作者得票
6ユリルアミルヨケマキル4
17国道730928号線佐藤yuupopic3
9はこぶねバナナボートあべかめり2
20 すくう 大覚アキラ 2
21 またあした ぶるぶる☆どっぐちゃん 2
3 ピアニシモ ゆふなさき 1
4 幸せへと 街歌 結夢 1
5 ネバーランド 香月朔夜 1
8 「。」→「、」 人々 1
10 月のカケラ 月子 1
11 不確定理論と予言 影山影司 1
15 連綿カイコがブリを焼く 日出野テルミ 1
19 メロディライン 歌羽深空 1
23 In the Bed 空人 1
24 スタンドアロン コンプレックス イグチユウイチ 1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。



 推薦作品と感想


■ユリルアミル  ヨケマキルさん
 
感想:倒錯した世界を描く作品は数あれど、この作品はその中でも垢抜けていると思いました。
他にイグチユウイチさんの作品も気になりましたが、全体のまとまり具合からヨケマキルさんの作品を選びました。
投票者:その他の作者



感想:非常に後味が悪い世界だ。
しかし、世界だ。新世界だ。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:怖いですけど、何か感じます。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:「ユリルアミル」ヨケマキル
死はエロス、詩もエロス。だがユリルアミルには同情を禁じ得ない。

その他、心に残ったものは以下の6品。

「はこぶねバナナボート」あべかめり
エリとマリとワタシ、が印象的。破瓜の出来事のようにも見える。バナナボートが方舟とは奇異で愉快。時間と空間の広がりのノリの良さに、何度も読みたくなる。はこぶねなのか方舟なのか箱舟なのか、使い分ける意図はよく分からなかったが。

「もてない君」蒼樹空
妥協しない2連の書き込みがあるからこそ3連の笑いを誘う。

「連綿カイコがブリを焼く」日出野テルミ
際限のない自分を照り焼きのブリのおいしさで自覚する。まこと人間とはへんな形の動物。

「国道730928号線」佐藤yuupopic
そんな国道はどこにもないが、そんな国道はどこにでもある。国道。みんなのものであるが誰のものでもない。名前があってないような。そして疎外される人々。

「すくう」大覚アキラ
すくうという言葉からの展開の妙。

「In the Bed」空人
ベッドの中の会話だと思ったのだが、そこのところに惹かれた。おやすみが効いている。
投票者:その他のQBOOKS作者


■国道730928号線  佐藤yuupopicさん
 
感想:自らの足元(名前)すらも確たるものに感じられないほどの失意や不安の中で、主人公はうっすらとした望みを見出して立ち上がろうとする。そこに救いを感じ、良い詩だと思いました。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:果てしなく続く国道730928号線が見えました。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:うーん。
今回は、ちょっと全般に不作気味。
投票者:このバトルへの参加作者


■はこぶねバナナボート  あべかめりさん
 
感想:強烈な作品はなかった。それだけに迷った。
あべかめりさんの作品が一番心に引っ掛かり迷宮に迷い込んだ。
次点は紫色24号さん
紫色さんのはいつも好きで何度か投票させていただいている。
今回のもよかったのだが言葉のチョイスがちょっと物足りなかった。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:昨今のくたびれはてた脳みそと身体に溶け出ししみたのがかめりさんのこの作品。困惑するくらい非常に不親切だけどしみ渡るのだ。真っ赤に消えたテナガザルにわたしを思う。

次点は描かれるべくして描かれた「ユリルアミル」ヨケマキルさん、「すくう」大覚アキラさん、「In the Bed」空人さん、「スタンドアロン コンプレックス」イグチユウイチさん。の四作品(あらためて眺めてみるとみなそれぞれのエロティシズムとそれ以外の光を宿した作品だ。今月のわたしはそう云うモノに惹かれているのやも知れない)。

紫色24号さんの「暗黒郷通信」タイトルに惹かれる。あと個人的に「オス」有機機械さんがわたしの詩の前で国道を語って下さった偶然に、目に見えない不思議な何かを思った(佐藤yuupopic)
投票者:このバトルへの参加作者


■すくう  大覚アキラさん
 
感想:とても優しい心を持たせてくれる。
ありがとうございます。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:これはずるいのかもしれないけど、今日人とこの話をしていて、帰ったらこの詩。
そして涙がとまりませんでした。ううう。
投票者:純粋読者


■またあした  ぶるぶる☆どっぐちゃんさん
 
感想:お疲れ気味の今の自分の心情にぴったりとはまりました。
「さまざまで/ばらばらな/いろあいの/〜」という表現がぶるぶる☆どっぐちゃんさんらしくて印象に残ったし、「おはなし」というものが何のためにあるのか学んだような気がします。
「かえっても/たどりついても・・・あしたはもっとあるかなければならない」感じとか、とにかく全て良い。
優しくてカッコ良い詩だと思いました。

他に良かったのは・・・
連綿カイコがブリを焼く(日出野テルミさん)
「動物」な感じがよく出ていて、妙にひきつけられる作品でした。

スタンドアロン コンプレックス(イグチユウイチさん)
「50億回線が結びあう曼荼羅の宇宙だ」など、表現が素敵なことと、この依存感に便乗したい感じ。もしくは、逆にこの手の弱さには手を貸したくなるような感じ。
発想も良いし、言葉の選び方も良いのだと思います。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:この詩はやさしい。そして悲しくて過酷。
それでも、捨てていないから、温かだった。

気になった作品、『ユリルアミル』『メロディライン』『国道730928号線』『すくう』。
投票者:このバトルへの参加作者


■ピアニシモ  ゆふなさきさん
 
感想:ぴかぷー。
 3  ピアニシモ    ゆふな さき
 ピアニシモって弱いだけじゃないんだよな。弱いけれども、確たる旋律を保つという点で「殺しちゃいたいな//ゆるしてくれる?」は秀逸。

 9  はこぶねバナナボート    あべかめり
 我のニュアンスとして「エリとマリとワタシ」効いてます。
 そう、あべかめりの「我」である。素直な詩。

 11  不確定理論と予言     影山影司
 赤い名前って、なにさ、なにさ。

 15  連綿カイコがブリを焼く   日出野テルミ
 イリュージョンだね。感情にならない感情、であります。

 21  またあした   ぶるぶる☆どっぐちゃん
 今回のんは視点が好き。生活が落ち着いたような気がする。

 24  スタンドアロン コンプレックス    イグチユウイチ
 タイトルが効いてる。このタイトルだからこそ、という感じ。

 ゆふなさん、日出野さん、イグチさん、で悩んだ。
 一番無駄なく出来ているものったら「ピアニシモ」だな。決定。(M)
投票者:このバトルへの参加作者


■幸せへと  街歌 結夢さん
 
感想:やわらかく、優しく、緩やかな雰囲気が好きでした
投票者:このバトルへの参加作者


■ネバーランド  香月朔夜さん
 
感想:一見華やか。一見幸せ。一見進歩的。でもとどのつまり僕達は何のためにどこに向かっていくのだろう。文明社会を象徴する都会でぶつかった疑問を田舎暮らしの今、ふと思い返しました。
投票者:このバトルへの参加作者


■「。」→「、」  人々さん
 
感想:痛々しい感じがよかったです。
投票者:その他のQBOOKS作者


■月のカケラ  月子さん
 
感想:月についても、自分についても、うまく表現されています。
自分を良く知っているなと言った感じですか…?
月を見ているのは自分、自分を見ているのは…?
…他人から、自分はどう写っているんでしょうね?
投票者:このバトルへの参加作者


■不確定理論と予言  影山影司さん
 
感想:視点と話の流れが面白いです。
ただ、事実の羅列が多いので、各所の「俺」の感情がもっとほしいと思いました。
投票者:このバトルへの参加作者


■連綿カイコがブリを焼く  日出野テルミさん
 
感想:ことばひとつひとつが色濃い風景を紡いでいるように感じました。
「動物」としての人間の滑稽さ、愛らしさを思わされました。
一票です。お受け取り下さい。
投票者:その他のQBOOKS作者


■メロディライン  歌羽深空さん
 
感想:MEROディライン……(絶句)

とてもEと思う。
投票者:このバトルへの参加作者


■In the Bed  空人さん
 
感想:あのー、すごくリアルで、時期も時期だし、なんかーそのー、すごーく、がんばれーって感じでー、想像しちゃいました。
やはりリアルな詩には、かなわない。
投票者:このバトルへの参加作者


■スタンドアロン コンプレックス  イグチユウイチさん
 
感想:怖くて逃げたいんだけれど書かれてしまった部分。
そこを持ち上げられてしまってバンと前に出されてしまった気分。
でも、前に出されてしまったら、受け止めないわけにいかないので
素直にコレ。
投票者:このバトルへの参加作者


(以下は、同じ方から別の作品へ感想票をいただいているため、無効となります)
■幸せへと  街歌 結夢さん
 
感想:あと1歩、あと少しがなかなか超えられないんですよね・・・実際は
しかし作品としては○×3