
おめでとうございます!
今回のチャンピオン作品は大覚アキラさんの「ゼノンの雨粒」に決定しました。
詩人バトル初期から大活躍のアキラさん、これからも期待しております。
エントリ |
作品 |
作者 |
得票 |
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9 |
ゼノンの雨粒 |
大覚アキラ |
5 |
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5 |
時 |
影法師 |
3 |
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12 |
宮坂の姉さんを |
佐藤yuupopic |
3 |
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13 |
5月31日 |
安芸賢治 |
2 |
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3 |
取捨選択 |
香月朔夜 |
1 |
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7 |
鳩に遭う |
ながしろばんり |
1 |
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8 |
快晴 |
ぼんより |
1 |
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感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」…… 掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。
推薦作品と感想
■ゼノンの雨粒 大覚アキラさん
感想:今回は悩まずコレが好きだな、と思った。
ゼノン。良いです。
投票者:このバトルへの参加作者
感想:「かっこよさ」には二種類あって、無意識のうちにマネしてしまうものと、マネすると致命的なダメージを被るのでやめとくものにわけることができる。大覚さんの詩は、自分にとっての後者で、「ゼノンの雨粒」でそれを再確認することができたので、投票。
投票者:このバトルへの参加作者
感想:どうしてこんな世界が想像できるのでしょうか?
ただただ感心してしまいます。
投票者:このバトルへの参加作者
感想:ユポさんの「宮坂の姉さんを」と推薦作だけが感覚に降りてきた。
考えてみて、ああ、なるほどね、というタイプの作品は理屈っぽく思えてしまって楽しめない。そういうのは、惹きこむ力が足りない気がする。
推薦作「ゼノンの雨粒」については、3、4行目の存在が邪魔に思えてしまうのだけれど、イメージさせる力が抜群だし、そのイメージが心地よかった。(日向さち)
投票者:その他のQBOOKS参加作者
感想:ヨケマキルさんの作品と迷いましたが、
詩にスピードを求めるアキラさんの姿勢に共感しました。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
■時 影法師さん
感想:すばらしいです。久しぶりに唸らせていただきました。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
感想:詩というには首をひねりたくなるけれども、
あぁ、とか、うんうん、とか言える作品は
これでした。
投票者:このバトルへの参加作者
感想:一番わかりやすかったっす
投票者:このバトルへの参加作者
■宮坂の姉さんを 佐藤yuupopicさん
感想:今回はやけに数が少なかったですね。
佐藤さんに入れるのは久々かも。なんでか最近は次点が多かった。
ということで、今回の中ではこれが一番よかったです。
正直緊張感が最後まで持続したとはいいきれませんが、
かえってそれがよかったのかも。
ひさしぶりにシンプルなせつなさを味わえました。
投票者:このバトルへの参加作者
感想:この題材を、敢えて「詩」というかたちに落とし込んだことに、この作品の持つ最大の意味があるような気がする。小説にしてしまえば、ひどく月並みにさえ思える主題が、詩というかたちを纏うことによって、主人公たちの気持ちの流れみたいなものを、いっそう鮮やかに浮かび上がらせることに成功している。
投票者:このバトルへの参加作者
感想: ユポさんと安芸君とで迷いました。ユポさんの「宮坂の姉さんを」は朗読では聞いたことがあるけど、文字にしてみて、なんで、主格が「男」なんだろうな、と思うのです。これ、詩とはいえ自分の中で客観化しているゆえに「男」の形になるのだろうか。いいや、今度あったら聞いてみよう。
安芸作品は小説家的な演出の妙、だと思うのです。
目の付け所、淡々とした物言いなんかがぴったりはまっていて面白いのだけれども、きっと安芸賢治自身が実感として持っているものって、最後の三行だけなんじゃないかな、と思うのです。なぜかといえば、演出のうまさとは別に、拾ってくる素材の粒がバラバラに見えるからであります。
となると、ユポさんです。投票。
投票者:このバトルへの参加作者
■5月31日 安芸賢治さん
感想:「a day in the life」ですね。断片的にも世界の淀澄をあらわれているようにかんじました。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
感想:ラジオを聴いているようなキモチにしてくれる詩が好きだ。
安芸賢治さんのこの詩もそうだ。
すごく作品が少なくてさみしかったけど最後がこの詩で好かったと思った。
(佐藤yuupopic)
投票者:このバトルへの参加作者
■取捨選択 香月朔夜さん
感想:こういう場面て、大人でも子供でも結構ありますよね、日常に。
都会の片隅で、キュウキュウになって葛藤しているちっぽけな自分にも
あてはまるような気がして。
他には、ながしろばんりさんの「鳩に遭う」、佐藤yuupopicさんの「宮坂の姉さんを」が印象に残りました。
「鳩に遭う」は、話しかけてきた鳩がイトーヨーカドーに戻っていくというのが、ちょっとカワイイかな、と。
「宮坂の姉さんを」は、モチーフはすごくカッコイイと思ったのですが、朗読劇の脚本としては見事ながら、これは詩かな?と少し疑問に感じたりして、票を投ずるには到りませんでした。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
■鳩に遭う ながしろばんりさん
感想:「鳩がしゃべる」という非日常の風景なのに、すんなり入ってくる詩です。括弧書きじゃないのも一役買っているのかもしれません。
また、「テイトンテイトン」とか「ふくふく」といった表現も気に入りました。耳障りもいいし、鳩のイメージがよく出ていると思います。
あと、鳩が関西弁なのには、なんとなく愛着がわきました。
投票者:このバトルへの参加作者
■快晴 ぼんよりさん
感想:平和な詩ですね。「日向を食べた」という表現が素敵です。
投票者:このバトルへの参加作者
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