第61回詩人バトル結果

おめでとうございます!

佐藤yuupopicさんの「明日待ち」がチャンピオンに決定です。
同時期開催のQ書房新々賞品バトルとダブルでのチャンピオンという快挙を成し遂げられました。

エントリ 作品 作者 得票
12 明日待ち 佐藤yuupopic 5
2 ヒュー 3
1 液晶 やまなか たつや 2
5 ながうた 大覚アキラ 2
10 ヨケラマキラ ヨケマキル 2
4 死後二ヶ月 椿月 1
7 スローライフ 篠の音 1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。



 推薦作品と感想


■明日待ち  佐藤yuupopicさん
 
感想:「本日も東京メトロ千代田線をご利用頂き有り難うございました。
 最終、代々木上原止まり、0:44。

 この春最後のマフラーに頬埋めて、

 待つ。」

私がもし、この詩の作者だったら、
悩みに悩んで、ここまでで終わらせていたかもしれない。
作者もおそらく、悩みに悩んだ結果、
ここから先を言葉にして描いたのだと思う。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:素直に、良さそうに思いました。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:言葉の使い方が上手い。
優れた詩だと思います。
ちょっと暗いと思います。
明日の話が読みやすかったです。
また書いて欲しいです。

投票者:このバトルへの参加作者



感想:温みが、心地よく感じてきた。
真夜中のホームって、本当に淋しいし。

ほんの少しだけ、真夜中のホームが好きになれた。
投票者:その他のQBOOKS参加作者



感想:ながしろさんの切りつけるような「印象」も好きだったのですが、迷ってこちらに一票です。「明日待ち」は全体が柔らかい言葉ですが、目の前を過ぎる時間が見えてしまいそうでした。
投票者:純粋読者


■味  ヒューさん
 
感想:全体的に「詩」と言うよりは「散文」のような作品が多かった。

中でもいいと思ったのはヒュ−さんの「味」。
自分に酔っている作品が多い中で、どこか突き放したような淡々とした感じが良かった。
投票者:このバトルへの参加作者



感想: 非常に迷いましたが、「味」に投票します。最後の連がちょっと説明っぽいようにも感じられますが、全体的にいい「味」出てます。上手く言えないけど、この詩のタッチ、好きです。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:ヒューさんの「味」とヨケマキルさんの「ヨケラマキラ」で悩みました。
最初読んだ時は「ヨケラマキラ」に入れようかと思ったんだけど、読み終えた後の感じが「味」の方が良かったのでこっちにします。
投票者:このバトルへの参加作者


■液晶  やまなか たつやさん
 
感想: 今回、比較的ピンと来るものが無かったのではあるけれども、山中さんの作品が一番明解かなぁ、という理由で投票いたします。なんかこう、一行で終わりそうなことをつらつら書くのは芸が無い気がするのです。
 どうもなんかな、つらつらと綴っている印象。全体的に緩い。(M)
投票者:このバトルへの参加作者



感想:最後の一文に脱帽。
それだけなのにどの詩よりも存在感があった。
投票者:その他のQBOOKS参加作者


■ながうた  大覚アキラさん
 
感想:たいへんけっこうなおてまえです。
言葉本来の持ち味を感じさせていただきました。
投票者:その他のQBOOKS参加作者



感想:ほろほろ、ぽくぽく、ほのあまいおやつみたいに、
つまんでかじってくちどけをたのしみたいことばたち。
ふかふか、ふあふあ、けあしのながいいきものみたいに、
なでなで、よいこよいこして、おひざでいとおしみたいことばたち。
なんというかほんのりしたたいおんがあって、
ぜんぜんかわゆいばっかりじゃないしこわいとこもあるし、
だいかくあきらしのなかではつよくないけど、すき、やも。

次点は椿月さんの「死後二ヶ月」。いつもながら
とても丁寧に言葉を探ろうとする手触りを感じて心に残った。

また、他に印象に残った作品はやまなか たつやさんの「液晶」、
ヨケマキルさんの「ヨケラマキラ」、ながしろばんりさんの「印象」。
(佐藤yuupopic)
投票者:このバトルへの参加作者


■ヨケラマキラ  ヨケマキルさん
 
感想:今回は「ヨケラマキラ」以外でぴんとくるものがなかったです。
投票者:このバトルへの参加作者



感想:こないだのCoCの該当作品なしの票に

> 何を比喩しているのか、主題として一番作者が訴えたかったものは何か理解できなかった。

とあるのだが。
萩原朔太郎は、言葉で説明できないものでも詩では表せる、というような意味のことを書き残しているらしい。
何を書いたと言えなくても、詩が成立するという意味だと私は思う。
何かの比喩であってもいい。何かを訴える詩があってもいい。
しかし、言葉を抜きにして、よく分からないけど凄いってことだけは分かるという詩は、もっと魅力的だと思う。
作品全体の意味合いに固執しない捉え方をすると、もっと詩を楽しめるのではないでしょうか、と、これだけ書いておきたかった。

投票に関しては、大覚アキラ氏とヨケマキル氏で迷った。
で、ヨケマキル氏に1票。
CoCの時もこの2人で迷ってヨケマキル氏に投票した。
今回、大覚さんの作品は、言うほどの欠点は感じない。敢えて無理矢理強いて言うなら最後の一行が普通ってことぐらい。
だけど、戦争したくなくたってヨケマキル氏の「ヨケラマキラ」の方が良い。説明できない種類の魅力にやられた。
投票者:その他のQBOOKS参加作者


■死後二ヶ月  椿月さん
 
感想:迷った。「私は真似してただけだよ」のところから急にきた。次点はながしろさんの。「液晶」も気になったが最後の一行が。
投票者:このバトルへの参加作者


■スローライフ  篠の音さん
 
感想:「道路に寝転がる」ことすらも容認されないような、規則まみれの四角四面社会や、きちんと≠強迫観念のように遵守しようとする人間模様がよく伝わってきました。
少し昔の社会では、「大の字に寝転がって」いても、もっと見守ってもらえたり、心配してもらえたのかなぁと思うと、悲しくなります。
直接的な言葉はないですが、だからこそ余計に「現代に欠けてる人間味」みたいなものが見える作品だと思いました。
投票者:このバトルへの参加作者