
おめでとうございます!
kikkiさんの「嘘つき」がチャンピオンに決定です。
kikkiさんは、これでダブルグランドチャンピオンにリーチとなりました。
エントリ |
作品 |
作者 |
得票 |
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8 |
嘘つき |
kikki |
4 |
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3 |
インサイド アウト |
葉月みか |
2 |
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5 |
子供は空を飛ぶ夢を見ない |
Tsu-Yo |
2 |
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2 |
腐った野苺 |
大覚アキラ |
1 |
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4 |
破壊 |
トノモトショウ |
1 |
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6 |
特に面白くもないある日の出来事 |
やまなか たつや |
1 |
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7 |
パンドラの非常燈 |
ヨケマキル |
1 |
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該当作品なし |
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1 |
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感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」…… 掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。
推薦作品と感想
■嘘つき kikkiさん
感想:情景が、スムーズに浮かんできてたまらなくなりました。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
感想:8作品連続で読んでみて、迷わずkikkiさんの『嘘つき』に票を投じます。
今回は落とし方がイマイチだなーと思う作品が幾つか(てゆーかほとんど)あったのですが、
(まあ、好みの問題なんですけどね)
ラストのkikkiさんの作品を読んでいい意味で裏切られて後味良かったので。
3連目に「無意味な生に意味があると偽る大人たち」とか出てきて、
その瞬間、あまりに凡庸で手垢まみれで頭の悪い表現に一気に萎えました。
やる気を喪失してダラダラ読み進めて、
最後の最後に出会う「ひどくロマンチックだと思う」の一文。
「そうこなくっちゃ」と思わず頬がゆるんで、即感想箱へGO。
次点はトノモトさんの『破壊』。
前回バトルの『信仰』もそうでしたが、
個人的に移入してしまうポイントがありました。
投票者:このバトルへの参加作者
感想:なんだか、とても、共感。
大人になっちゃうと、ロマンでもなければやっていけないのかも
しれないですね。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
感想:この詩から空ろ空ろな夜の退屈さが浮んで、何かを諦めてしまったみたいなそんな感じの世界観が好きでした。
応援させて貰います。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
■インサイド アウト 葉月みかさん
感想:今回は全体的にやや低調な印象。
みか嬢のが一番グッと来た。
とても透明感がある。
なんだろうな、この感じ。
投票者:このバトルへの参加作者
感想:うん、そういうもんだと思う。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
■子供は空を飛ぶ夢を見ない Tsu-Yoさん
感想:私は、大きくなったら何になりたいと訊かれて「お嫁さん」と答えるのは見当違いなことだと思っていた子どもだった。「お嫁さん」=「結婚する」って意味に解釈したから、なんで職業を答えないの、みたいな。で、料理や洗濯をするお仕事のことだろうと、親に教えてもらった気がする。
以下、投票理由。
子供の私に憧れる、という感覚に強く惹かれるものがあった。
題名と本文の連携もいいと思うし、慎ましやかな文章に好感が持てた。
(日向さち)
投票者:その他のQBOOKS参加作者
感想:なんていうのかな、
意味の含有率が程よい感じ。
意味のない詩ではないし、詰め込みすぎでもない。
それと、今回のバトルの作品のなかで一番健康的な詩でした。
病的な描写ばかりしている自分の詩と対照的なので
逆に憧れますね。
By やまなか たつや
投票者:このバトルへの参加作者
■腐った野苺 大覚アキラさん
感想:リズムがいいですし、世界観がいいです。
なんだか生きるってこういうことだよなって思わせられます。
あと印象に残った作品
ヨケマキルさんの「パンドラの非常燈」は言葉遣いが面白くて想像が広がります。
kikkiさんの「嘘つき」は物理と虚無感の混ざり具合が良かったです。
科学や数学に浪漫を見すぎる最近の傾向を笑っているかのようにも感じます。
投票者:その他のQBOOKS参加作者
■破壊 トノモトショウさん
感想:全体的に描ききれていない詩が多いように見受けられた。
読者をイカせる前に、作者がイってしまっている。そんな印象。
そんなわけで、最後まできちんと熱量を保っていたトノモトさんに一票。
彼の詩からはやはり、一定水準以上の上手さを感じる。
本人にしてみれば、まったく褒め言葉に聞こえないと思うが。
投票者:このバトルへの参加作者
■特に面白くもないある日の出来事 やまなか たつやさん
感想:ちょっと迷ったが、他にこれといって刺激的な作品もなかったので選んだ。荒削りではあるが、その分わかりやすい。「事実は小説より奇なり」とか「創作は現実を模倣する」といった虚無的なパラドックスが具体的に描かれている。それは現実を生きる我々創作者に向けた逼迫したアナウンスのようにも聞こえるが、「特に面白くもないある日の出来事」と題する潔さも良い。
他、気になった作品。
●葉月みかさん「インサイド アウト」/偶然にも自分の作品が直後にあるせいで、何か特別な保護を受けてしまったような気さえした。「暴力的なセックスを描く人は/ベッドの上ではとても優しい」これはおそらく真実です。で、葉月さんはそんなオレを抱きしめてくれると。メール待ってます。
●ヨケマキルさん「パンドラの非常燈」/縦書きの方が好き。非常に難解で、イメージがさっぱり浮かんでこない。だが、そこに非言語的なリズムがあって、幻想的でもある。例えば「非ツートンの険艱な道々/非常燈のピッチカート明滅の下」というわかったようなわからないような文節を、一度声に出して読んでみるとちょっと不思議な感覚を味わう。新たな意識を獲得するかのような。植えつけられるといった方が正確かな。
(トノモトショウ)
投票者:このバトルへの参加作者
■パンドラの非常燈 ヨケマキルさん
感想:やけに作品が少ないですねー。
さみしいなあ。
しかも、なんか消化の悪い。
もったいない。
消去法と言うまでもなく、この作品以外、まったく気になりませんでした。
投票者:このバトルへの参加作者
■該当作品なし
感想:今回はどの作品もぱっとしませんでした。
投票者:このバトルへの参加作者
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