第1回詩人バトル
poem18
稲妻に撃たれて燃え上がる大木の下 くわえタバコでバイブル弄びながら きみの背中から腰までの 緩やかに弧を描くラインを思い浮かべて 夢見るクスリ飲み込めば 月の裏までたったの5分 最終電車で眠りの底に落ちて 目が覚めたら真冬の海岸 カミソリのように凍てつく朝 真っ白な息を吐きながら 迎えにいくよスウィート・ハート たとえばふたり 真夜中の路上に降り注ぐ 百万本の蛍光灯みたいに ものの見事に砕け散って 3年先の週刊誌の見出しにも ふたりの名前が刻まれるとしても オーヴァー・ザ・レインボー ハミングしながら笑い飛ばしてみせよう そしていつの日か あの海岸できみと待ち合わせて 日差しに目を細めながら 砂の上にだらしなく寝そべって きみが来るのを待つよ
![]()
◆Q書房に掲載の記事・写真・作品・画像等の無断転載を禁止します。
◆投稿された各作品・画像等の著作権は、それぞれの作者に帰属します。出版権はQBOOKSのQ書房が優先するものとします。
◆リンク類は編集上予告なくはずす場合がありますのでご了承ください。