第1回詩人バトル
poem5
ブルーグレーの海とちょっと曇った空と 遠くの立ち枯れた細い樹と 冷めた缶コーヒーの温度のように そこで時間だけは流れて 太陽の角度と潮の波だけが動いていた アタシは小さくしゃがんでまるくなった ママのお腹の中で聞いていて 忘れかれていた安心を 今此所で子宮の外で思い出していた 終わらない潮音と 隣で笑う貴方があまりにも優しかったから しゃがんだアタシは地球に近く 立ち上がった貴方は空に近く 2人で砂に描いた落描きが 波に消されようと今日の時間一瞬は変わらずに 貴方と過ごした時間一瞬は変わらずに この海は変わらず この空は変わらず 「永遠」の意味を少し知ったアタシは 立ち上がりそこから歩き出した
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