あなたのメッセージをより多くの人に伝えるために 第10回詩人バトル □投稿受付───10月31日迄(終了) □発表───11月9日〜 □投票───11月9日〜11月30日迄 □結果発表───12月9日(予定) ※ページに不都合などございましたらお知らせください。
■
poem1
羽田
http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/wing/index.html 駄文館
豚
今はただ 飯を食らう
屠殺の豚
■
poem2
B-Vox
てんしのうた
君の空に水平線が浮かぶ
新しい夜を選び
僕の空に地平線が沈む
新しい朝を選び
次の約束を心待ちにする月が
くちづけした天使
見失わぬように
■
poem3
羽津
一言
心臓が もやもやした
嫌な気持ちだ
何をしても上手く行かなくて
自分に嫌悪感を感じている、
そんな気持ちだ「ハヅちゃんは、いつも、楽しそうね」
その言葉にむっときた
この嫌な"心のモヤ"があるのに
何で私が楽しめるのか、
理解できなかった
そして 誰も、
私を理解していないのだと確信したそんな時の休み時間
わざわざ会いに来てくれた友達の一言「頑張れよ」
ちょっとだけ モヤが晴れた気がした
■
poem4
尾上 れこ
はんぶんこ
すくっても隙間から水はこぼれる
まにあわない白色風船
ゆりのはんぶんのかたちにあこがれて
路地にかくれてぼんやりが咲く
ひの沈むよかんを変光星にくべて
ゆうれいせんはずっとこうかい
ひそやかな乗りもののようなかげろう
こおりにさわっても痕跡はなく
つまさきは月齢をしる試験薬
おそろいのものをもっていたのに
あさがおはひとつ芽がでませんでした
りゆうをよけてあなをほります
あなたはほろびないねとつくりものに
弔うまねのなんとかごっこ
いろいろな季節ににあう形式で
どうぶつがたに竹ひごをあむ
すこしだけきりふきをして湿らせて
そのうちきえてしまう緑を
■
poem5
山田せばすちゃん
はためくもの
ネパールの
いや、みんながよく知ってるサガルマタとは反対のほう
トリスリ・コーラーをこえて
ナムチェバザールのまだ向こうっかわ
ずっと中国って言うかチベットに近いほう
なんだけど
海抜3000メートルくらいだったかな
ランタン谷って言う場所があって
とりあえずそこで1週間くらい
テント張って暮らしてたことが
あって本当に何もないところで
僕の一日は
テントからずるずると起き出しては
垢だらけだけどとても人懐っこい子供たちと遊んでるか
ゴンパへ行って壁いっぱいのタンカと向き合っているか
テントの中でうろ覚えのマントラ唱えながら
瞑想の真似事しているか
とりあえず日が暮れてしまえば
焚き火で焼いた小さなジャガイモに
たっぷりの唐辛子とにんにくをつけて
強い蒸留酒飲んで寝てしまうチベット仏教の村でさ
村の入り口の小川では
中に経典を入れたマニ車がいくつも
水車にくっついてくるくると回っている
一回回れば一回お経を読んだのとおんなじだけの功徳が
あるんだってさ石積みの塔の上には
五色の旗が
ランタン・リルンから吹き付けている風に
はためいている抜けるような
ほんとうに
寝転がって空を見ていると
そのまま空に向かって落ちていきそうな
青い空の下で
五色の旗はちぎれそうにはためいているのさ風の音しか聞こえない
片言のネパール語しか話せない僕の中で
こみ上げてくるたくさんの言葉
たくさんの意味
でもそれも強い風の中では
砂よりも軽く飛ばされていってしまう静かな静かな日々
そこにあった詩は
言葉や思いなんかじゃなかった
回りつづけるマニ車
ただ風にはためく
五色の旗
そして
すべての生はここからはじまり
ここへかえるはためくものの元へと
■
poem6
林檎
こんにちは
放課後 私の好きな人が あの子と話しをしていた
私が横を通った事をさえ気づかずに
あぁ、悲しい。 あぁ、寂しい。私は悲劇のヒローイン
夜 あなたからのメールを待ってたけど こなかった
夕方 一通送っておいたのに
あぁ、切ない。 あぁ、寂しい。私はずっと悲劇のヒローイン
悲しい片思いを歌った
さぁ、何度口ずさんだら涙が出て来るだろう
ここ ここ、私が一番好きなフレーズ。私はつらい恋をしている かわいそうな 女の子
私は悲劇のヒローインです
■
poem7
菟野くうぴい
http://kagoshima.cool.ne.jp/kupi_usagino/suiko/suiko.htm 水滸飯店
母胎
1st...大きな子宮の中で、マダ夢を見ている。
それはこの★と言われる空間で見ている オワリアル夢。
2nd...
カミサマに食べられた タマシイの思い出は
カミサマの知識になって 逝き場所をなくしてる。だからタマシイには記憶がない。
3rd...
夢が始まる前
手術台の 原子色のヒカリが
床の間で死に逝く老人と_______
衝突してた。
4th...
滴る水滴に包まれて
まとわりつく髪を絞り
鏡に映る
純粋なるイキモノに
ワタシは嘔吐した。
4th...
紫煙を噴かして
犬と一緒に 今の終わりを眺めてた。
西の空で
月がほっそり 瞳を笑わせ
その美しさに 空が頬を染めていた。
じきに
冷たい夜が来る。
last...
電子窓が見えて その先には
"NOT FOUND"
ワタシの楽園はこと切れた。
■
poem8
かんと
釣り師
今日は久しぶりに釣りに行った
空は青く晴れていて風が心地よかった
Tシャツを脱いで時間を忘れて遊んだ
何か違うトキメキがそこにはあった
疲れと共に幸せが広がった
昨日のことを考えた 明日のことを考えた
あの子のことを考えた 僕のことも考えた
いろんなことを考えながら何も気にしない僕がいた帰りの車で大笑いをした
窓を開けたら風に髪をぐしゃぐしゃにされた
誰も正しくない誰も間違っていないと思った
相変わらずなのは世の中だけで
僕らは少しずつ大人になっていく
そんな僕らが大人になってまたくだらない世の中を作るのはどうかと思う
誰もが生活の中でそれぞれの心を強くする事が・・・
そんな事を少しだけ考えてやめた
素敵なことはほんのひと時で終わってしまって
また必死になって何かを探して
大きな声で笑う事で僕は生きる事に満足している
みんなどこかにむかってる ぼくはどこにいけばいいんだろ
髪を手で撫でつけながらそんな事を考えた窓を閉めてタバコに火をつけたら
ラジオから僕の好きな歌が流れていた
僕らのトキメキと ささやかな自由を
忘れずにいようと思った 僕が生きている限り・・・
家に帰ってシャワーを浴びたら肩の辺りが少しだけひりひりした
■
poem9
れんこん
バチストぴえろシリーズ@
彼が恋したのはテムザック社の「TMSUK04」であった。
可哀相に、
彼はまだそれを知らぬ。
それを知るとき
ワインの海で彼は溺れるであろう。
秋に成る、まるい実に似たその色は
心のなかの情熱か、
はたまた
彼の流した血の涙…!
■
poem10
葉月みかQ
北風が吹いた日
立ち並ぶ家の
ひとつひとつが
大きなお鍋で
屋根がフタなんだわ
そんなこと考えながら歩いた
下り坂の帰り道お鍋とフタのすき間から
ふきこぼれてくる匂いを
つまみ食いしては
それぞれの中身を想像して
ゆっくり歩く帰り道緩やかなカーブ
そこを曲がると
坂の下に街を一望できる今日は
街をまるごと全部
赤ワインで煮込んだような
家も人も何もかも等しく
深い味をしみ込ませたような
本当にすべてがそんな風であったらと
願わずにいられないような
そんな夕暮れに遭遇できて頬をすべる風が
ずいぶん冷たくなったことに驚いて
私はまた歩き出す
大きな大きなお鍋の中で
赤ワインに煮込まれながら
今日は君の好きな
ビーフシチューにしよう
■
poem11
アリヨシ イズミ
次の日
もし今日が雨なら
水溜まりに横たわって
目も頬も浸して、鼓膜まで沈んで
溺れてみる。昨日までの事なんて
覚えてなんていられない
■
poem12
えみりぃ
薔薇
美しい薔薇に嫉妬した君
鋭い刺の痛みも忘れ
思わず1本の薔薇に手をかける
薔薇はまるで赤子の手を折るかのごとく
音さえ起てずに静かに折れた
君はその感触に魅せられ
次々と薔薇を手折っていく
薔薇は最後の抵抗といわんばかりに
君の手を赤く染めていく
小さな小さな悲鳴をあげながら…気づいたときには独りきり
君は無数の薔薇の屍の中で立ちつくす
その手はまるで真紅の薔薇のように赤く染められて…その血はだれが流したのだろう…
■
poem13
SAKURA
AISITERU
ちょっと聞いてくれる
ねえ
そのままの姿勢で良いからちょっと聞いてくれないかな
こんなに機械に囲まれて
ひたすら機械につながれて
苦しいよね
辛いよね
だけど本の少し私に時間くれる?
話聞いてくれない?
あなたがたおれて
この13日間私自身考えて
迷って
やっと話せる時が来たと思うから
あなたが病院に運ばれる前
私しっかりあなたを理解してあげられなかったね
あなたの悩み
苦しみ
全く気付けなかった
最低な彼女よね
1月前
あなたがもう強がらないっていったから
その言葉信じてた
少しずつ強がるの止めていってくれるだろうって
信じてた
けれどあなたは
病状が悪くなるにつれ
やはり強がってしまった
そんなあなた見て
おみまいもいらない
食事もいらない
そんな言葉聞いて
やりきれなかった私
仕事に友人の事にと動き周り
あなたへの気持ちを
自分のどうして良いのか分からない気持ちを
隠そうとしてた
そして明るくふるまっていた
ねえ
大事なかんちがいしてたの私
心配性で
どんなに苦しい時も
自分の彼女は弱いと思いこんで
1人だけ強がって
苦しい所見せないあなたのことを
もっとそばにいて
愚痴でも何でも良いから
話を聞くだけでも良いから
心だけでも軽くしてあげられていたならあなたの強がりを見抜いていたはずなのに
しっかり向き合っていられたら
あなただけを見ていられたら
今さら遅いけど
そう思う
私たちすれちがいも多かったけど
いろんな事話し合ってきたよね
内臓いしょくに付いて
そして
脳死の事
これだけは何があっても良いように
お互い意見を交換しとこうって
だからね
決めたの
今日あなたの本音を聞こうって
ねえ
家族や私のためとかじゃなく
心から生きていたいって思える?
私ね
あなたの真っ正直な気持ち
素直に受け入れたくて
人は心底生きたいって思わないと
義務やぎりで生きていたって
本人が1番辛いって話したこと覚えてる?
だから私は
あなたの心からの気持ち
受け入れます
だけどね
このオバカな彼女
はじめてきずいたよ
2年8か月かけてやっと
かなり時間はかかったけど
あなたが何より
誰より大切な
なくてはならない相手だってことに
愛してる
心底愛してる
だから
もし疲れて死を選ばないのなら
私にもう1度
チャンスをください
もう1度
■
poem14
高橋雄一郎
http://www.sutv.zaq.ne.jp/u16/ クオリア
風になったお帽子
真っ暗闇から女の子
ひとりで笑ってやって来た
お母様はどこですか
お帽子が風に吹かれて時計台 まるいフクロウ
三角錐の嘴 月が出しゃばる
壊れたリズムのラッパが鳴る
狂ったように 狂ったように誰も知らない公園にて、
------空白を誇張する時計台
------永久運動を続けるブランコ
------砂場を砂漠と勘違する青白い子女の子は白い共同椅子に座り
月明かりで黒くなった靴を見ている
お母様はどこかへ行きました
お帽子は風になったのかしら
■
poem15
小松 知世
解放の恋心
この言葉に乗せて
この恋は解放してあげよう愛する心の強さも
愛されない孤独も
あなたのそばで知ったから
この空に向けて
この恋を遠くに飛ばしてしまおう悲しみよりも愛しさを
淋しさよりも優しさを抱いて
何よりも自分自身のために
この恋をこの海に沈めてしまおうそして私は晴れ晴れとした切なさと共に
ここから歩き出す
■
poem16
沙汰
欺瞞
弁証法の海の中
泣き叫んでる自分が居た何処までも続く袋小路に
ひしゃげたボタン落ちていたスペインにお城を築くような努力は嫌だと思ってた
私は今 鰯の頭のような幸せを探してる
■
poem17
狭宮良 祇簾
http://willowslord.tripod.co.jp/ Deepsea * 2001。
黒蟻の塚
味のしない爪を噛んで
季節の交代を見ていた
街路樹が緩り死んでいくのを
止めることなど出来なかった背中の向こうに 広い校庭が見えていた日々
笑っていたなら 世界は廻ると思っていた
空が高くても地が広くても
怖いものはただ 自分だけだったのに青黒いアスファルトを裂いて
蟻の行列が進んでゆく
葉書二枚分の秋が私を拒む
私はどうすればいいの
此処からは何も見えない
乾いた唇の端を噛んで
自身の成長を見ていた
それを昔と云い切るほどには
年をかさねた訳でもないのに校門の向こうを 砂埃の街が掠める午後
笑うことだけで 日々老いてゆければ良い
空は低く地は狭く
限られたなかに 自分だけでいたいの蟻達の知っている場所にさえ
足を踏み入れられない
硝子二杯分の秋が私を詰る
皆は遠くへ行ったの
私はどうすればいい 何も見えない
太陽がとても優しいから
寒くなる前に帰りたいの空気がとても綺麗だから
冬の影に怯えているのねねえ 蟻達には暖かな家があるのよ
彼等は薪を集め 垣根を閉ざし
全てのこたえを春に任せて
死んでいく街路樹に 春を待つ気にはなれない
私はきっと もっと女になっているから
何処にも行けない身体と 消えつつあるものと秋が来る頃にはまた ひとりになって仕舞うの
本当は何も 怖いことなんてない筈でしょう
皆は何処に行ったの 此処には私しか見えない
■
poem18
きゅう
舌
たとえばあたしが何かを伝えようとすると
あたしの舌は
小さくしぼんで
ぎこちなく
只 ぎこちなく
動く
おかげで
あたしが想う
何を
あなたに届けられているのか
いつも不安でたまらない。
■
poem19
パンダ隊長
ー 二人の四季折々 ー
キミへと伸ばした手を掴まず貴女は何処へゆく?
僕は真っ直ぐに伸びた指を悔しそうに
小指からゆっくりと手に収めてた ・ ・ ・
見つめ返せば悲しげな空の手の中 ・ ・ ・帯状の雲が朝の淡い陽の色に染まれば何処か懐かしい色。
もうここは菜種梅雨が桜を散らしていったのだけれど
キミの所にはもう桜前線は届きましたか?暗がりな光に恥じらう木々の微かな青葉色 ・ ・ ・
街灯に手を伸ばした枝葉はさらなる鮮やかさに若い緑色 ・ ・ ・
ズラリと並ぶ街灯遠くへ覗けばしだいに間隔は狭まっており
一番先に見える街灯の下にあるキミの背中はそれほど遠いのか?
キミへと近づけるならば街灯に群れる蛾になっても良い夏の夜。すでに手に残るモノは無い秋の寒空うろこ雲 ・ ・ ・
言葉の交わらない二人が目にする飾られた花に
二人瞳を奪われれば花への気持ちだけは暗黙の了解 ・ ・ ・
帯状の雲が朝の淡い陽の色に染まれば何処か懐かしい色。
不意に瞳の瞬き気になれば秒針が刻々と進んでいる事に気付き
次の桜前線はキミに何を届けてくれるのだろう ・ ・ ・最初から綺麗ならば順調ならばそれが当たり前となり
海には必ず高低ある波が存在すると ・ ・ ・
きっとそれらが強く告げていたのだろう ・ ・ ・
初雪は綺麗と思えど根雪はそうとも思えず冬の終わり ・ ・ ・
■
poem20
仲川苓斗
誓約
空気になって
誓いの代わりに
わたしの息を
あなたが促す二度と姿が見えなくなっても
絶望だけはしなくてすむ
本当にあなたがいないのならば
わたしはとっくに死んでいる二度と光として見えなくなっても
安心をしつづけられるから
わたしの息が続く限り
空気のあなたは存在する今はどうにかまだ無事な
変わらず波打つこの胸に
互いを入れられなくなるまで
空気でいて
誓いの代わりに
■
poem21
AD
Love To Love
「もう恋なんかしない!」と夜明けの世界に宣言しても
それでも
わたしは
恋をしてしまうのです
■
poem22
mzk
http://www.globetown.net/~mzk/ mzk
め組
俺はお前と会っとる時は
お前をグっとこさせる事しか考えてない
脳みそ フル回転で
フル回転で
だから
そんなお前は
そんな俺の頭から
ケムリが出てないか
よう見といてほしい
■
poem23
いとう
http://poenique.jp/ poenique
朝日のあたらない部屋
ツヨシサンやさしかたよ
子供いるいてたけど気になるなかたね
ワタシ1人でニホン来てすごくすごくすごくサシミくて
あ、サミシくて
ニホンの人オヤジやパロパロばかりで
みなオパイさわてきたけど
家族みな ワタシのオカネまてるね
ワタシそれ仕事ね ただの仕事
さわらせるワタシの仕事ツヨシサンニコニコわらてたいつも
いろんな話してくれた
さわてもいいのにていうと
「そんなつもりじゃないよ」て
頭ナデてくれて
ツヨシサンワタシの別のココロさわたよ
あ、トコロさわたよ
それでワタシ好きになた
ツヨシサン好きダカラね 会いたいになてもいいよね
ワタシ悪いないよね
デンワしたよ会社にドキドキしたよ
「レミいいますけどツヨシサンアリマスカ」
そしたらツヨシサン「会社は困るよ」て
ワタシシパイしたね シバイじゃないよシパイツヨシサンその日お店に来てケータイ教えてくれた
やさしかた涙出そうだた
でもウレシイじゃない涙
ツヨシサンワタシの全部さわたけど
ワタシさわれなかたツヨシサンの全部
ん?
アナタオパイさわてるから
ツヨシサンなれないよ
※パロパロ…タガログ語の俗語で「遊び人」のこと。
■
poem24
那智
monophobia
知る由もない けど痕の消えない 傷のこと とか
苦悩 とかぐるぐる 誰かの激痛
伝える術はない のに
夜毎苛む 悪い夢 とか
狂気 とかくるくる 僕の鈍痛
さめざめ 泣いても
けらけら 笑っても最期の時にも やっぱり誰もわからない
それなら、せめて餞は はらはら 徒花
■
poem25
伊東春日
そんな春の日に
夜に咲く花は
輝きをもつでしょう。風になびく春は
温かさを運ぶでしょう。まぶしさを放つ光は
明日につながるでしょう。そしたら
君は笑えるだろう。
■
poem26
横山和音
http://homepage1.nifty.com/soe10/
笛吹
今世界に必要なのは
対話への努力
神の名を借りて耳を塞ぐのは
いいの事では無いはずだ
人は人のためだけに
努力をすべきなのに
命をかけるべきなのに聖戦を叫ぶハーメルンの笛吹は
自らの命を捧ぐ気はあるのだろうか
哀しきは笛に舞う青年たち
何も知らずに命を賭(と)して
利を得るのはハーメルン笛吹のみ
■
poem27
婆薔薇
したじき
投げ捨てる子がいたな
要らないという子がいたな君に絵を描いたよぼく
君にクリーナかけたのぼく君はぼくの盾になり
みずからけがれてシニました君シンケイシツよ
ぼくそれ飲みこんで走りました
■
poem28
HAJIKO
淡々と
1番苦しいこと 過去をみること1番やさしいこと 自分以外の人の幸せを祈ること
1番強い生命力 誰かの心に生き続けること
■
poem29
ひょん
鳴らない電話
鳴らない電話
君を待っている
もう誰もいない
ぼくはまだここにいる
きみの言うのが愛ならば
ぼくの言うのは愛ではない
きみがいてくれたら
きみがいてくれたから
この純粋さえも行くあてがなく
きみに会うために生きているわけじゃないけれど
ひとりでは人生の意味すらよく分からない
何も変わらなくて
ぼくも変わらなくて
ただ
ただ時間だけが
虚ろにそばを通り抜けてゆくだけ
■
poem30
有機機械
http://www.d2.dion.ne.jp/~syuki ORGANIC MACHINE
僕
様々な経験を積み重ねて僕は大人になっていく。知らなかったことを知るようになり、そのかわりに大事にしていた感情を捨てて、僕は少しづつ作り替えられていく。そうやって今の僕がここにいる。
気がつくと僕はほんの2、3年前に自分がなぜあんなことをしたのかも理解できないし、その時何を思っていたのかも思い出せない。じゃあ、僕っていったいなんなんだろう。今の僕はこの僕を僕って呼ぶけれども、昨日の僕や、明日の僕はもう僕ではない。昨日の僕や、明日の僕にとっての僕でしかない。
そんな今まで他人として生きてきて、これからまた僕の人生を他人の手に委ねるのはとても恐いことだけれども、これからの人生をどの僕に委ねるかは今の僕が決めることができる。そうやって今の僕は今までの僕に、僕というものの人生を委ねられてきた。
今のこの僕だけは祈ってあげよう。これまで去って行った僕とこれからやって来る僕のために。
■
poem31
氷月 そら
月
アルコールで少しほわんとした頭
足元もなんだかふわふわしていた
君と歩く道
君の声だけがはっきり頭に響いた「月、きれいだね」って
君に言われて見上げた夜空
星はあんまり見えなくて
月だけがそこにはっきり存在していた
白い光を放つ月
満月には少し足りない、不完全な月街頭がぽつり、ぽつりとともる道
行き先も決めず ただ 歩く
左耳に電話を当てて
君の声を聞きながら「月、きれいだよ」って
君に言ってみる
だって 見上げた夜空に浮かぶのは
あまりにまんまるな月だったから
オレンジがかった月
コンパスで描いたような、完全な月「こっちもきれいだよ」って
電話の向こうで君が言った
少しだけ 君とつながっている気がした月だけが 君と僕をつないでいる
■
poem32
碧海玲
http://kouten-koudo.hoops.ne.jp/ 皇天后土
願い
僕が君を想うのと、同じ形、同じ強さで、
君が僕を愛してくれたら、どんなにか幸せだろう。
■
poem33
Rio
http://www.dd.iij4u.or.jp/~aho/ 眠れぬ夜の眠れる話
歌うたい人形
公園の真ん中に からくり人形ひとつ
人が通りがかると 歌い出す
公園の真ん中に からくり人形ひとつ
彼はいつも考えてた 「俺はなぜ 歌うのか?」公園の片隅で 絵を描く若者に
人形は訊ねてみた 「君はなぜ 絵を描くの?」
「たまに俺の絵を好きと 言ってくれる人がいる」
若者はそう答えた 「だから絵を描くんだ」と小さな公園の真ん中に からくり人形ひとつ
駆け寄ってきた少女に 歌い出す
「公園の真ん中の からくり人形さん」
聴き終わって少女は言う 「素敵な歌 ありがとう」今日も公園の真ん中に からくり人形ひとつ
人が通りがかると 歌い出す
今でも時々ときどき不意に 悩むことがあるけれど
彼は歌い続ける 彼の歌で心なごませる
わずかばかりの人のため
■
poem34
大覚アキラ
ねがわくば
なりゆきで くちづけてたわむれに だきしめて
とりあえず むすばれて
なんとなく うとましく
しかたなく うちすてて
きまぐれに おもいだし
すこしだけ かなしんで
あっけなく わすれたい
■
poem35
aki
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/8662/ こころのこり
寂しい恋
名前も知らない君が好きです君の想いにこころ揺れて
少しづつだけど
惹かれていきますこんな毎日の繰り返しですが
とてもはかないですが
幸せと感じる時間です
もし君に
この想いが伝わったらと
何度も何度も
考えるけど
名前も知らない君だから
僕の思うようになる君だから
好きになったのかもしれません
寂しい恋をしています
寂しい恋と笑ってください
寂しさの中で
少しばかりの幸せと
生きている僕です
■
poem36
空人
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/6650/ 白夜のカフェ。
軋みだす
深夜の国道 車内で
弁当を食べる
タクシーの運転手を見る塀のない家 縁側で
車椅子に座った
老婆の眼を見る高架の下 コンクリートに
寝そべる浮浪者の汚れた足裏を見る混雑する書店 ヒステリックに
子供を叱る母親と
雑誌を読みふける父親を見る捨てられたテレビ 無表情のアナウンサー
うつむいて歩く人 かすむ青空小さな路地 片方が裸足の
泣きながら歩く小学生を見る片側2車線の道路 それが
何だかわからないほど
つぶれた動物の死体を見るビジネス街 何かを叫び
髪を振り乱し
追われるように走る男を見るカラスの大群 黒いヘドロ 味のない水 かすむ記憶
いつ頃からだろう 明日のことを 心配しだしたのは
いつ頃からだろう 昨日のことを 懐かしむようになったのは
いつ頃からだろう 他人のことを うらやましく思うようになったのは
いつ頃からだろう 自分のことを 不幸だと思うようになったのは
いつ頃からだろう 嫌なものばかり 目に留まるようになったのはみんなで遊んだ「だるまさんが転んだ」
目を見開いて振り返ったら
見えたのは僕の影だけだったあなたの奥さんになってお弁当を作ってあげたい
あなたの排泄を手伝ってあげたい
あなたの着るものを持ってきてあげる
きみの遊び相手をしてあげるよ
ちゃんとお墓を作って線香をあげよう
きみのつらいことだって何でもきいてあげるよだれか僕を必要だと言ってよ
お願いだから必要だって言ってよそうじゃないと僕は体が軋んで潰れてしまうよ
みんなで遊んだ「だるまさんが転んだ」
目を見開いて振り返っても
目を見開いて振り返っても
何回振り返っても
見えたのは目を瞑っているときと同じ闇だった
■
poem37
オオタ ナオヒロ
『現代的恋愛事情』
逢ったこともないけどしゃべったこともないけど
君のことを考える
これは恋なのか 何なのか
僕にはわからない
色んな恋愛のカタチがあるとは思うけど
結構何でも受入れる方だけど
今度ばかりはおてあげです
でも
確実に
君のことを考える
現代的恋愛事情
文明は進化した
情報は加速度をまして
僕らに伝わり
色んなことを教えてくれる
でも大事なことがわからないなんて
僕らのココロは
退化しちゃったのかな?
■
poem38
Lapis
晩秋
まるで妖精が地上に降りてくるように
冷たい霜も降りてきて
まるいお月様と
かけたお月様
ツルの中の薩摩芋も
空の上の蜘蛛も
もうすぐ来ることを知っている
まるで妖精が地上に降りてきたように
この次には
きっと天使のような雪が降ってくるだろう
■
poem39
空条 遥
逃げ道
あきらめること。
後ろにあとずさること。
泣き出すこと。
前に進めないこと。
言い訳すること。誰かに嘘をつくこと。
自分だけ助かろうとすること。
イイコのフリをすること。逃げ道をふさいでしまえば、
正しく 強く かっこいい大人になれるのでしょうか。
■
poem40
ヒカリ@75号
みてくれ
見てくれ
髪はぼさぼさ 声はがらがら
心臓にゃ毛が生えてる見てくれ
腕は綿棒 服は平凡
あそこにゃ毛が生えてないそんな俺でも恋をする
格好良いみてくれのこの俺が
あの娘の手を引き 腕を取る
細部まで描き出せる光景
そんな・・・夢を見る見てくれ
両目ギラギラ 指はごつごつ
背中にゃ鬼が憑いてる見てくれ
肌は汚い 言葉汚い
お腹にゃお肉付いてるそんな俺でも恋をする
格好良いみてくれのこの俺が
あの娘の気を惹き コクられる
何度でも描き出せる光景
そんな・・・話を書くヒトは言う
ヒトは力だ
ヒトは言う
ヒトは頭だ
ヒトは言う
ヒトは心だ
俺は笑う
ヒトは嘘つきだそんな俺でも恋はする
格好悪いみてくれのこの俺が
あの娘の手に触れ 胸踊る
俺にしか描き出せぬ光景
そんな・・・
そんな・・・
ただ それだけの話
■
poem41
津
天国と地獄
勉強のこととか 家族のこととか ユウキのこととか そんなんで
頭の中がグジャグジャになって
もう どうしようもなくなっちゃって
お日様の光で焼き殺されそうでした
吉田先生は
「海に行きなさい。広くて静かな海をボーッと眺めていれば
イヤなことなんてすぐに忘れてしまうよ」
なんて言いました
ナオは
「じゃあ、来週ディズニーランドに行こうよ!」
なんて言いました
お父さんは
「世の中には大変なことを背負っている人がゴマンといるんだ。
それに比べりゃオマエの悩みなんて……」
なんて言いました
みんなみんなよそよそしくて 自分の帰る場所はないんだと思いました
だから 大好きな屋上にのぼって フェンスのはじっこまで行ってみて
そおっと下をのぞいてみました
そしたら なぜか分からないけれど
ボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロ 涙が目の玉の奥の方から出てきて
はるか地面に吸い込まれていきました
自分は 天国にも地獄にも辿り着けずに
うすらぼんやりしたノウズイと一緒に
「生きる」しかないんだなあって思いました
■
poem42
4U
バッドニュース
背骨がきしむ音
小さな悲鳴
青くにじんだ涙の跡
グッドタイミングのキスの後
赤く熟れたくちびる
ハイヒールに犯された両足
心臓のスクラッチドアをノックするみたいに
近づいては遠ざかるバッドニュース打ちっぱなしのコンクリート
苛立ってる三日月
疾走感とぶれた景色
その真ん中に立つということトドメを刺して欲しい
すべてに共振しない重い碇をください
■
poem43
春九千
キーッ\(>ヘ<)/くやしーっ
絶好の
シャッターチャンスに
カメラ無し
■
poem44
TAEKO
心の天気
晴れのち曇
昨日はあんなに晴れてたのに
今日は少し曇空晴れの日ってなぜ長く続かないのでしょう。
晴れの日を楽しむのはなぜいけないのでしょう。
晴れの日をなぜ奪おうとするのでしょう。だから今日は少し曇空
でも晴れてる日が好き
心も開く
心も弾む
笑顔も出るだからわたしは晴れてる日が一番好き
いつも笑顔でいたいから
いつも楽しくいたいから
心は自然に晴れを呼ぶどんなに雨が降っていても
どんなに嵐が吹いていても
わたしの心は自然に晴れを呼ぶ人生晴れの日で生きたいね
人生楽しく生きたいね
人生笑顔で生きたいね
そして、他の人にもそれを分けようね
■
poem45
麻丘夜
http://www07.u-page.so-net.ne.jp/cd5/sherry/ Sweet Sweet
道
もう少し 頑張ってみます
だって
私の歩いてきた この道は
まだ
誇りにできるものではないから
もう少し 頑張ってみます
だって
私の歩いていく その先にしか
誇れる道は できないのだから
■
poem46
ともも
http://www4.ocn.ne.jp/~tomomomo/ @TOMOMO+
サンカクジョウギ
私は、ネジマキ派
ぐるぐる回すの
世界が回るの
君を回すの
道連れに
見てよ
ほら
ね
■
poem47
マッドビースト
http://members.jcom.home.ne.jp/0715770302/ MAD'S
麗しメリー
走れ、走れ 麗しメリー 誰も君には追いつけない
走れ、走れ 麗しメリー 汗を流して 美しく
光が 影が 幾千の矢 ビーム 僕らを貫く 押し戻そうと
ほら、動けない植物たちが 見る見るうちに枯れてくよ
もう何回 白と黒が入れ替わったかなんて 僕は覚えていないけど
君は気づいてもいないようだね街が 家が 鉄橋が錆び 朽ちて 滅んでいく
「MERRY GO ROUNDは嫌い。同じことを繰り返してるだけ、お馬鹿なメリー 私と同じよ。」
3回目の挫折の後 少女だった君は言ったね 「メリーなんて名前は嫌い。」
今日はあの遊園地 腐った木製メリーゴーランドの傍 君は微笑んだまま走り抜けたよ欲望 嫌悪 裏切りが満ち 広がり 塗りつぶした
ひとを嫌うことを嫌って 気の毒なくらい親切な君を。
誰かが叫んでるよ、崩れかかった体で何か だけど君はもう振り返ろうともしない
それでいいんだ 君はなんにも悪くはないよほら、僕の体も崩れはじめた ゆっくりとだけど
白黒ビーム 君は光より速くすり抜けてくけど 僕の体は穴だらけだ
ああ、雨の様だ 白黒ビーム。
僕は灰になるだろうけど 君はそのまま、麗しメリー
僕の体が崩れても 振り返らずに 微笑んだままで
もう君は少女ではなく 美しく強い女になったね
土塊の僕を踏みつけて 躊躇うことなく、走れメリー
光より速く 音より軽く 僕の灰を巻き上げて 綺麗だよメリー 麗しメリー
走れ、走れ 麗しメリー 誰も君には追いつけない
走れ、走れ 麗しメリー 汗を流して 美しく
■
poem48
イグチユウイチ
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/8364/ 四畳半シネマ
アフター・トーキョー
必ず訪れる、優しい朝。
暖色の浅い光と、冷たく張る空気と。日が昇ってから街が動き出すまでのわずかな隙間、
誰もいない東京が現れる時間がある。誰もいない渋谷。
誰もいない新宿。
誰もいない首都高。人が消える事は、時間が止まる事。
静寂が訪れて浮び上がる、
この街の深さ。この街の奥行き。廃墟となった東京は、時々鳥の声だけが響いて、
最後の一人になった僕を、静かに飲み込んでいく。見上げたあの風景も、
塞がったあの情景も、
突き抜けたあの遠景も、
忘れられていくだろう。
無かった事に、なるだろう。取り残されたは僕なのか、それとも街なのか。
東京は、優しい街でした。
すべてを抱いてくれる、優しい街でした。
■
poem49
ぶるぶる☆どっぐちゃん
風と木のうた
誰かが電信柱の陰からまろび出てこう言いました「助けてください
飢えているのです。とても空腹です
でもおなかいっぱいに何かが詰まってて何も食べられないのですもう走れないのです。汗と共に全て流れ出ていくようです
でも走るのをやめる虚しさを思うとそれも出来ないのです花が咲いています。とても美しい花です
それを散らすのはとても快感だけれど
でもその花びらがひとひら地面に墜ち、土に返り、また春が来て
そしてまた花が咲くことを思うと気が狂いそうになるのですああ。ああ。ああ。
あなたを憎んでいます。心から。深く
それはきっと
あなたを愛しているからです。心から。深く私は道化です。とても愚かな。とても非生産的な
こうやって赤い鼻で道化て、皮肉めいて笑って、ありふれた絶望をうたうのが私の役目です
それはとても楽で気持ち良いです。でもでも
でも
でも本当はただ自由になりたいだけなのです。
首に掛かった白い、「自由」なんて鎖を引きちぎってどこまでも歩いて行きたいのです
例えこの道をどこまで歩こうとも、数々の街を通り過ぎ、世界の裏を通り過ぎ
そして結局ここに帰り着くしか無いことが解っていてもだけれども。
私は弱く。とても弱く
だから私はガタガタ震えながら自分の手首にあてたカミソリから目を離すことが出来ないのです」そうやって怯えている誰かは
僕のようでありあたしのようでありあなたのようであり君のようでありだから
僕はあなたであり
君はあたしであり
今は滅びたマンモスでありトキであり
シュレディンガーの猫であり
ジルベール・コクトーでありいとしのリリーであり
ヒトラーでありガンジーでありそうやって葬列はどこまでも続き
革命を繰り返し
戦争を繰り返し
滅亡を繰り返し
再生を繰り返し苦悩を突き抜け
歓喜に至りそれでも世界は美しいままだった
■
poem51
深谷 章
http://www.simcommunity.com/sc/kokosei/akira_f/ FOR THE PRESENT
カフェ・オレ
お腹がぐるぐる
頭もぐるぐる
まわりの恋がぐるぐるぐるぐる
全てがまわって私の元へ
あなたもぐるぐる 輪廻輪廻
うぅ。。。少しの吐き気と心地良さ
目が覚める
寝ようよ うん 寝よう
目を閉じて さぁ 寝よう
ぐるぐるぐるぐるベッドが回る そんな仕掛けはないのにね(笑
鏡張りでもピンクでもないこの部屋だけどあなたとの愛は生まれるのです
そう考えるとなんだか恥ずかしいので ;おいえくopvrvあ
gurugurugurugurugurugugruguru
あ 間違えた
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるコーヒーに弱い私のお腹
つまりはそういうこと ただ気分が悪いだけ
でも飲んでしまうんだよね
何かに似てると思わない?
■
poem52
Dai
冬の気持ち
冬の気持ちは 切なく そして冷たい
流す涙が 凍ってしまうほどに
道も 建物の屋根も そして人の心も
すべてが白に覆い被されていく
■
poem53
rin
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/4054/index.html as a crystal
君はいい子
君はいい子
とてもいい子あの人も
この人も
どの人も
そう
とても大切なのねあの人も
この人も
どの人も
自分より
そう
とても大切なのね?君はいい子
とてもいい子
辛くなるほどいい子悲鳴も
呻きも
叫びも
聞こえないのね。いい子
いい子
とてもいい子君は
君の声を聞かない
辛くて
とても
都合のいい子。
■
poem54
あおぞら
フリーマン (自由人)
追い掛けても 追い掛けても
時は待ってはくれないし
自分の立っている地球はぐるぐる回ってる思っている方向へ進めなくても
違う方向なりに生き道があって
人はそれを自然に見つけて歩いているものさ必要なのは意味あるものだけ
意味ない物を背負うほど鞄は大きくない待ってはくれない空を眺めながら
気ままに歩き生きて行くよ全てが自由にできない人生
せめて心だけでも自由でいきたいから
■
poem56
もんてす・きう
秋の夜に
乾燥した空気が頬を撫でる夜
ぼくはおろしたてのジャケツを着て
ボウ・タイを結んで街へ出た。硬く 透明な空にはプラチナの月
ぼくは冷たいMoonshineを浴びながら
気軽にいつもの陸橋を渡る。列車が未来派の光を放ちながら
ぼくの足下を通り過ぎるのを観測したので
ぼくはますます 愉快になった。さて。
今夜の一杯は どのカクテルにしようか?
■
poem57
かずみ
http://www.juno.dti.ne.jp/~aaa/ We're alive!
Honey,Honey,Honey!
世の中ってさ、結構面白いと思わない?未知の世界は怖くても。
一歩を踏み出すのがどんなに勇気の要ることでも。世界をおもちゃ箱にして、かるーい気持ちで世間を渡って。
日常は冒険にあふれてる。
エキサイティングでスリリング、そしてクリエイティブだ。すべてはきみのために。きみはきみの世界の中心。きみのために、
地球は今日もまわってる。ぐるぐると、宇宙で終わらない旅をしてる。行ってみたらきっとわかる。人生は夏の祭りのようなもの。
情熱に突き動かされて、わけのわかんないとこに行っちゃうのも一興なのさ。
■
poem58
sachi
かわいい言葉
今風プチと
古風なポチ
プチ ポチ プチ ポチ
共通点なしプチ整形プチ
犬のポチ
プチ ポチ プチ ポチ
でも良く似てるプチ ポチ プチ ポチ
かわいらしい
■
poem59
小猫
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/9281/index.html 多趣味人のススメ
単語カラ生まれた言葉
今願う悲しい人カラ
イツの日か
喜びの顔が
生まれるヨウニ
■
poem60
エイジア
永遠への道
我々は地の底から這い上がり再びこの世に君臨するだろう
しかし、いつしか終わりが訪れるだろう
だが、その時を恐れてはならない
なぜならそれはありえないのだから
そう、その想いこそが永遠への道なのだ