エントリ1
西瓜都市 石川順一
私が歌う度に
都市は破壊されて行く
都市は声で出来て居て
塩を振りかけると
甘みを増す
スイカの様に
半分に割られて
所々が種子で黒いが
圧倒的に赤の領域が
まさって居る(学園都市東京)
が、私のふるさと
エントリ2
七色の鈴 待子あかね
七年前の記憶に鈴をつけて
いつでも どこでも 思い出せるように
七年後の記憶に鈴をつけて
どこでも いつでも 描き直せるように
七月が始まり
七夕がやってくる
願い事を 唱える 唱える 唱える
逢いたいんだ なんていわないけれど
鈴の音は聞こえる
耳を塞いでいても
電話のベルが始終鳴り響いていても
鈴の音は聞こえる
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