第12回詩人バトル Entry44
昨日夢を見たのよ
あれは明け方だったかしらね
でもその夢に
あなたは出て来なかったわ
それに気付いた途端にわたしは
目が覚めてしまったみたい
だってあなたが居ない夢なんて
わたしには何の意味も無いじゃない?
例えば誰かに
可愛いねって言われたとしても
わたしはちっとも嬉しくないのよ
他の誰でも無いあなたに言われなきゃ
嬉しいだなんて思わないのよ
何もかも放り出して
あなたに会いたくて仕方無い時があるわ
そんな時わたしは一体どうしたらいい?
大声であなたの名を呼べばいい?
大声で泣叫べばいい?
その術を知らないわたしは
時々とても辛くなるの
こんなわたしは子供かしら
あなたに依存してるかしら
猫の様に気紛れなあなた
でもそこが愛しくてたまらない
何も言わずに抱きしめたくなるの
可愛い頬にキスをしてあげる
譬え悲しみに暮れる日が来ようと
譬え憎しみ合う日が訪れようと
今はあなたに愛を与えたい
ただあなたに愛を与えたい