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第12回詩人バトル Entry50

日々 どこかで誰かが

激しく吹き荒れる嵐の中
止む事無く落ちてくる水を
吹き飛ばされそうな豪風を
傘もささないで空を見ていた
とても切ない気持ちで見ていた

どこかで誰かが泣いているから
きっとこんなに激しく降るんだ

どこかで誰かが誰かを怒ってるから
きっとこんなに激しく吹くんだ


翌日の空は嘘みたいに晴れていて
明るく心地良い気温を保っている
水溜りを避け歩きながら空を見ていた
とても暖かな気持ちで見ていた

どこかで誰かが喜んでるから
きっとこんなに明るく晴れてるんだ

どこかで誰かが誰かを思っているから
きっとこんなに暖かいんだ

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