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第14回詩人バトル Entry67

ピンクのエナメルのタイトのミニ

何をしても何を見てもくだらない
「くだらない病」にかかってしまったようねあたし

「終わりの無い日常に生きる」あたし
あたしの棺桶は最初から決まってたってワケか

(くだらない病は死に至る病。くだらない病は詩に至る病)

ねえ見てよ。あの月の中の黒いカゲ
あれはウサぴょんちゃんじゃあ無いんだって
昔はそんなことで泣いてみたりもしたけど


どうせ全てがくだらないから
ピンクのエナメルのタイトのミニ
人工原色の輝きはいつも嘘ばかりついている

(くだらない病は治らないわ。だって
あたしの父さんと母さんもそれで死んだもの)

ねえ聞いてよ。1999年の大予言
あれは全部嘘。作りごとなんだって
昔はそんなことで泣いてみたりもしたけど

けど



原色の街。造花の街。光の街。
乱反射の今日。もうセピア色の昨日。
きっと全て大切で。とてもくだらないものがいっぱい
見上げればもう明日はそこまで来ている


「人間なんてギャグな生き物さ」
そう言うあなたの横顔はとても寂しげ。だから
あたしはあなたに何でもしてあげるの
昔はそんな風に人を愛してみたりもけど

「誰も解ってくれない」
二人でそんな風に泣いてみたりもしたけど

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