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第15回詩人バトル Entry22

疲れたスーツは脱ぎ捨てた

雨の日だって
風の日だって
たった一人の一張羅
てめぇと俺とで汗をかき
高い都会の建築物を
見上げ見上げて歩いた日々さ

てめぇはいつでも俺に言ったさ
「俺がお前を守ってやるさ
だからお前はしっかり歩け」
だから俺は歩いてやった
てめぇと一緒に歩いたさ

雨の日だって
風の日だって
てめぇは俺を守ってくれた
品定するよに俺を見る目も
てめぇが居たから浮かずに済んだ
見た目は浮かずに話術で浮いても
それはそいつさ俺の個性さ
俺はてめぇと一緒だからこそ
今の都会の建築物の
一室籠もって働いてるさ

てめぇに代わる新たな相棒
てめぇ程じゃねぇけれども
それなりガンバリやってくれてる
だからてめぇは今はゆっくり
再び出番があるときまで
暫く身体を休ませてくれ

疲れたスーツは脱ぎ捨てて
タンスの中の特等席で
今はゆっくり眠らせて
いつか再び俺とてめぇ
共に戦うその日まで

疲れたスーツは脱ぎ捨てた

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