第15回詩人バトル Entry31
白い部屋にぼうと
浮いた円の夜が
ひとり佇んでいた。
夜は棒と佇み続け。
こうこうとした蛍光灯が
白い部屋を明るく照らす。
ぼうと佇む夜は無言のまま
立ちつくしている。
もうすぐ夜が明ける。
彼はひとつ大きなあくびをしながら
どこかへ去っていく。
扉が閉まり蛍光灯の電気のスイッチが切られる。
ぱたん。
夜が去り、部屋に暗闇が宿る。
朝だ。