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第15回詩人バトル Entry61

思い出じゃない

静かにドアを閉じて遠くなる足音は
鈍く響いてもう戻らない
私は目を閉じたままそっと見つめていた
これが最後なのだと

独りにしては大きな布団で
冬はどうやって待とうかな
温まるまでの時間が
去年よりかかってしまいそうだけど

思い出を思い出なんて言わないで
後にしか自分を見つけられなくなるから

思い出は思い出だとしても
振り返らない もっと大人になれるまで

素直な自分を出せるまで

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