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第16回詩人バトル Entry33

永遠の海

いつか僕は永遠の海にたどり着き
そのまま静かに波に入る、
波はやさしく僕を浮かべ
僕は、潮にのって、だんだんと沖へ、だんだんと沖へ、
僕の目や感覚は、だんだんと薄く柔らかくなって、
それは広がり、僕は青い空の太陽と、暗い深海へ向かう
いくつもの光の帯を、同時に見られるようになる、
波の上に居るのか、それとも完全に海中なのか、
そんなことはもうどうでもよくなり、
様々な魚たちと一緒に泳いでいく、
水は心地よい、波が全てを洗い
僕は緩やかに意識を失って
深海へおちていく、

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