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第17回詩人バトル Entry6

平和のうらがわ

狭い部屋の小さな箱に映し出された
地球の裏側の人たち

真っ黒な手をして 僕が思う不幸よりも重い蒸気機関車を 運転する男
汗まみれになって 僕が思う幸せよりも広い荒野を 駆けぬける牛追い人

彼らには 僕と同じように家族がいて
友達がいて 愛する人がいて
同じように 食べ物を口にして 転がって夢をみて
泣いて 笑って

テレビの向こうにいる人たちへ
僕はあなたに触れることはできないけれど
あなたの名前も知らないけれど
小さな国の小さな部屋で
ちっぽけな悩みを抱いている僕と 同じように考えていてくれたらな
たとえば僕が ブラウン管に映っていたとしたならば

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