第19回詩人バトル Entry27
小さいころから、1人で生きてきた。
だれのちからもかりずに、すくすくと育った。
だれかが言った。「いい子だね」
はたちになったわたしは、依存する大人になった。
男の身体にふれていたかった。
にじゅういちになって、大事な人ができた。
かれをあいしていたし、いまでもあいしている。
彼もおなじようにあいしてくれているだろう。
けど、
日々の生活は、ぬるま湯につかっているみたいだった。
そんな中、一本の電話があった。
いちねんまえの自分に、すこしだけもどりたかった。
飢えていくからだ
焦燥感
あのころ大事だった人に抱かれた。
「いい子だね」
彼は言った。
今、大事な人にこころをあずけ、
あのころ大事だった人にからだをあずけ、
依存したわたしのからだは
やっぱりいまも1人だ。