第2回詩人バトル
poem26
機械に運ばれていく人々 僕もその一人になるのは嫌 遅いエレベーターの透明な硝子に 遠くなる知らない人の輪郭をなぞる 一本の弦がぶつりと切れたときのように 熟した果実が地面に砕けるときのように 急に解き放たれ 独りきりになって やわらかい赤んぼのからだが時が過ぎると 藁半紙色の骨と化すように 何もかもが無くなって そう 僕は 一本飛び出た蛍光色のプラスチックの杭 硬いコンクリートにたってる 硬い世間にヒビをいれ 刺さってる
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