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詩人倶楽部

第2回詩人バトル
poem7

青世界

作者 : YU-75
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部屋の中で立ち止まると
ふと何処かの地平線が見えて
それが歪曲した様な錯覚を覚えた

音がする
…音

水晶がくるくると何処かで回っていて
僕はその音なのだと思って
膝を抱えてそれを聴いた

窓の外は海の中で
差し込んでくる光は水に揺られてゆっくりと
流れてくるから大丈夫
例えば僕に触れたとしても
空からじゃ何をしているかなんて
わかりはしないから

気がつくと何もかもは消えていて
僕は水の中
遠い場所で誰かの話し声がするけれど
青世界には僕一人
星の光は歪んで届き
降り注ぐ雨は頭上に幾重もの波紋をつくって
音もなく溜まってゆく

口を微かに開けて
ゆっくりと流れ込んでくる水と一つになりながら

でもそうやって目を瞑るとまだ
話し声がする


さようならと言うのは
少し寂しい気がしたので
このまま何もしないでただ
僕は水に溶けていこうと思った






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