
おめでとうございます!
今回のチャンピオンは「もう止まらない」石川順一さんに決定です。
石川順一さんは、これでハイローラーにリーチがかかりました。
エントリ |
作品 |
作者 |
得票 |
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2 |
もう止まらない |
石川順一 |
2 |
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1 |
ロゼット |
日向さち |
1 |
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感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
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推薦作品と感想
■もう止まらない 石川順一さん
感想:私にとって、よく分からないけど面白いというタイプの作品であり、具体的な言葉で表しづらいのですが、イメージの軸がブレてなくて、全体から醸し出されるものがある印象です。
で、これだけタイプの違う2作品でありながら同じような形で締められているのがちょっと面白いなとも思いました。
石川さんの作品は199回の「時代」が一番好きです。
投票者:このバトルへの参加作者
感想:「ロゼット」
まぁ、これはこれで。
きっかけ(私の部屋の改修)があって、祖母とロゼットの思い出につなげているところは非常にスタンダードだし、この、人の思い出にあれこれケチを付けられないみたいなところがあって、そういう意味では、これ以上広がりようがないみたいな。作る側も読む側も膠着してしまうところがある。
前回みたいに無理に面白いことは云わなくていいのだけど、無理のないところでもうちょっと面白い試みをしてみよう、みたいな気持ちはあってもいいのではないかと思います。
「もう止まらない」
で、このバラバラ感。あいかわらずバラバラにした切っ先の尖った感じが面白い。切っ先の先に、かつて何があったのかを想像する楽しみはある。
一方、あんまり計画性のないあたりが「この人はいつも同じことしてるな」と思ってしまう所以でしょう。やっぱりその、毎月やるんだと手を変え品を変え、みたいな意思があると読者は期待します。
投票者:このバトルへの参加作者
■ロゼット 日向さちさん
感想:ロゼットは洗顔料なのですね。祖母の記憶と共に想起されるロゼット。この詩では「洗顔パスタ」。(私から見ての)祖母が(私から見ての)伯母に買って来てくれと頼む、ロゼットを。骨粗鬆症の祖母とか、葬儀が終わり四十九日が過ぎたり、自分の部屋の改修、金色に輝くロゼットの文字など、いろいろな内容がこの詩を輝かせていました。
投票者:このバトルへの参加作者
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