第221回詩人バトル結果

残念!

1位作品の得票数が最多得票者数以下のため
規定により、今回のチャンピオンは該当者無しとなりました。

エントリ 作品 作者 得票
2 2020、夏 はなもとあお 2
4 チャリンコ Tsu-Yo 2
3 流体 日向さち 1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。



 推薦作品と感想


■2020、夏  はなもとあおさん
 
感想:これって、どうせ母親が病院に来ても、それはそれで「わたし」にとって不快なのではないだろうか。
しかし、その矛盾が人間らしさなのだと思う。

4連目以降、はなもとさんと夏の相性の良さに惹きつけられた。
雰囲気だけでなく、視覚、嗅覚、聴覚の情報も噛み合っていて、感覚に響くものがある。
今回は、これが最も作者の魅力を感じられた。
投票者:今回のバトルへの参加作者



感想:お互いに言葉にすることがない空間での、
「夕立」という一言のリアルさがいいと思いました

投票者:今回のバトルへの参加作者


■チャリンコ  Tsu-Yoさん
 
感想: 一読して4作ともみんなおんなじに見えた。なんでおんなじに見えるのかを考えたところ、みんな核心を外してくるあたりがおんなじなのだった。
 まずその、大前提として作品を通じて「何が言いたいのか」というのがあり(何も言いたいことがない、ということを言いたいのだ、というのもアリなんだけど)「2020、夏」と「チャリンコ」はちゃんと、なんらかの具体的なモチーフを書いてる。「霧雨」と「流体」は、「さぁ、読み解いてみろ」ではなくて「ふわっとしたイメージから察してください」の段階。

 で、「2020、夏」は、おそらくは親子の断絶を書いているのであろう、が、具体的なシチュエーションをもうちょっと理解出来ないと、共感しない。ふわっとしたものを感じた読者に「なんとなくいいですね」という感想をもらって満足していて、それでいいのかという疑問が残るわけです。もっと感想に対して貪欲になっていいと思う。
 「チャリンコ」はいちばんまともに書けているが、「この想い」は「僕は、僕はなにになったのだろう」に呼応するのだろうか。もし呼応するとすると「振り落とせない記憶」とはなにかというところに具体性がなく、やはり核心を外している。「この想い」に具体性がないと、やはり理解されず、共感しない。

 そのへんの照準の合わなさが、ともすると詩人同士で、なんとなくお互いのウィークポイントをかばいつつ感想を交わし合ってる感じの産物みたいで、なんか、ヤダ。
投票者:その他のQBOOKS参加者



感想:霧雨 りよさん
抽象に溺れてたくさんのイメージが纏まらない。鱗粉と霧雨のイメージで膨らませたらよかったか。

2020、夏 はなもとあおさん
そろそろ抜け出したいなーと言ったところか。


流体 日向さちさん
言葉が固いけれどよく表現されていて、感情のことだな、と思った。


チャリンコ Tsu-Yoさん
結論を欲していない言葉たちが、無音に近い自転車をこぐ風だけ感じさせた。考え事の、或いは、思考整理中の、どうにでもなれ的な、流れに任せた感がいい。


全作品を読み、詩の楽しみ方・在り方・なりたさを考えさせられました。自分のなりたさから、Tsu-Yoさんに1票。

投票者:今回のバトルへの参加作者


■流体  日向さちさん
 
感想:具体的で、抽象的で。
ごちゃっと混ぜられてるけど、いい感じにまとまってますね!
まとめ方は少し気に入らなかったけど、この作品が一番好きでした。
題名、好きです。
投票者:今回のバトルへの参加作者