第36回詩人バトル結果
残念ながら該当作品なしという結果に終わりました。
今回は、いつもより消極的な票が多いように感じます。
作者の皆さん、より面白いバトルにするため、がんばりましょう。

※参加作者の皆様へ
投稿したバトルには必ず投票してください。

エントリ 作品 作者 得票
13 輪郭だけ見つめている 空人 3
15 指と、指 佐藤yuupopic 3
19 無眠の朝 3
21 ドレス ダウン 「8148(略)ソラン」 改め 「←8ソラン(いぐ)」 3
3 いなくなれば楽になると思うとき脳裏に浮かぶは静寂の画 五月原華弥 2
6 うとうと 植木 2
10 モンタージュ 檸檬 2
14 ハレィルヤ おに 2
16 私達は智を愛する ぶるぶる☆どっぐちゃん 2
17 はるいちばん 大覚アキラ 2
4 きみのうた 佐賀 優子 1
7 城址の公園、炯々たる駅を見下ろして 相川拓也 1
9 握手もできなかった僕だから 麻葉 1
20 冬のグラウンド さと 1
22 フロンティア 木葉一刀 1


 推薦作品と感想

輪郭だけ見つめている  空人

感想:
映画のように思い浮かぶ映像と、美しい言葉のバランスが素晴らしいです。
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
正統派な詩という感じがしました。
さすが!とても好感。なので一票入れます。

個性を出すのは素晴らしい事ですが
あまりにも意味が分からなかったり、とにかく読みにくかったりでは
票を入れる気持ちにはならないです。
辛口ご容赦下さい。
投票者:純粋読者

感想:
ちょっと暗めの道って感じなんでしょうか。
すぐ隣にいるのもいいけれど、少し離れてみると、また違う良さがみえてくるのかもしれない。
投票者:QBOOKS登録作者


指と、指  佐藤yuupopic

感想:
なんていえばいいのかなぁ。
いちばん「ぐっ」と来たという感じ。
感覚的に好き、なんだろうな。
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
ストーリー展開が巧かったです!
こころがちくっと切なくなるような…
そんな心地よい切なさが、好きだなぁと思いました。

次点は『きみのうた』の佐野優子さんです。
最後の「きみのうたに 少し泣こうか」というフレーズがよかった。
詩全体がその言葉でピシっとしまる気がしました。
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
 いつもの、と言う感じがするのは否めないが、心の中に込み上げてくる愛おしさがいい。こんな風に、繋がっていないことが感じられてしまったら、本当に哀しいのだろうなと思う。ほっくりとした暖かさとしんみりした淋しさが同居した不思議な詩。

 以下、次点。

「はるいちばん」大覚アキラさん
 わくわくする詩。ただ、雲の流れる描写がちょっと凡庸だったのが惜しい。もっとわくわくさせてほしかった。

「Cauchemar de la Sirene」YamaRyohさん
 「ズタズタになるまで 信じられて/ガタガタになるまで 試行錯誤」これが決定打。それに、全編を通して心の危うさが伝わってくる。「シレーヌ」というタイトルの言葉の選択も良かった。
投票者:QBOOKS登録作者


無眠の朝  凛

感想:
凛さんの『無眠の朝』に投票します。
凛さんの詩に触れるにつけ、自分とは日々も暮らしも全く違うであろうに、
何故だか自分の内にあるものと通じる何かを感じます。
凛さんの世界の中で描かれる惑い、悩み、ど、しても真剣に日々に向かう
ことしか出来ない、不器用な弱さの中に閃く強さが、好きです。
取り立てて特殊な表現を含まない、普通の言葉で描かれているにも関わらず、
ありきたりなんかでは決してなく、何度も立ち止まらせられてしまう。
> 私は
> 消えなければ
殊に最後の二行、これ、すごいです。見事だ。素晴らしい。この表現以外にあり
えない。

次点は植木さんの『うとうと』です。
読んでいて気付いたら、足下から地面がなくなってしまうみたく、
すっごく緩やかにトべてとてもキモチかったです。
こんなに優しい『zzz』をワタクシは他にあまりみたことがなくて、
既投稿作『ストーブ 』に似た味わい、ほろほろ、好きだなあと思いました。

他に好きだったり気になったりは
☆相川拓也さん『城址の公園、炯々たる駅を見下ろして』の風に色が無い処と、
ブッた切るように景色を定着させる潔さ。
☆鈴矢大門 さんの『グッバイエコー』のラスト三行 
> バイバーイ> バイバーイ> バイバーイ
☆空人さん『輪郭だけ見つめている』の呪詛のようなタイトルと、あなたの強ば
った頬に。
☆檸檬さんの『モンタージュ』のグライコのような■(視覚)表現と最後の行
> (椅子の背に光る、ブルースクリーン、無音)
☆おにさんの『ハレィルヤ』タイトル 
☆ぶるぶる☆どっぐちゃんの『私達は智を愛する』”ヤル”としか表現しようの
ないセックスに愛を感じる処。
☆大覚アキラさん『はるいちばん』の > こわくなってめをとじた
連れてくる分奪い去るこのカンジ。メロンソーダの風。うんと怖い。
☆「←8ソラン(いぐ)」さんの 『ドレス ダウン』のタイトルと、偶然FMか
ら流れたジャズにマリーをカンジる処。 以上です。(佐藤yuupopic)
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
「これっ!」というのがなかったのですが、「該当者なし」というのは嫌なので、今回はこれに一票。私も「消えなければ」と思いました。
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
言葉がやわらかい分、なおさら痛いです。(niwa)
投票者:QBOOKS登録作者


ドレス ダウン  「8148(略)ソラン」 改め 「←8ソラン(いぐ)」

感想:
私は今ちょっと、いやかなり、機嫌が悪い。
どれもこれも聞いて聞いてこっちを見て聞いてすごいでしょ、と頭に向かってかしましく騒ぎ立てる作品ばかり。しかも頭に向かってさんざめいている割には、あまりに幼くお粗末。中途半端な技巧に陶酔、なんてタチが悪い。もう少しぐっと来るもの、ジンと来るもの、ハッとさせられるもの、あってもいいんじゃない?
十把一絡げにこんなこと言いたくはないけど、今回は不作。
まれに見る不作。
個々人の好みや価値観があるから、本当は「不作」なんて言っちゃいけないのかもしれない。言えないのかもしれない。それを敢えて言っちゃったから、今回は記名投票。
葉月はご機嫌ナナメです。

推薦作品はイグチさんの『ドレス ダウン』
自己主張の強い作品群の中にあって、その一歩引いた空気感が逆に光っていました。「俺の言ってる事が分かるか、マリー。」の後は、是非マリーに怪訝そうな表情で不機嫌そうにさくっと「わかんない。」って言っていただきたい。もしくは「……ばっかじゃないの?」でも可。そんなマリーなら惚れるね。
久々のハードボイルド・イグチに万歳。

次点は麻葉さんの『握手もできなかった僕だから』
効果的に「手」が使われていると思います。
この「僕」によく似た人を知っていました。
幸せになっていてほしいです。
……って感想になってないですかね(苦笑)
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
いいな。
マリーみたく
なりたい。
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
いいなぁ。
羨ましいなぁ。

強くそう思って、ちょっと悲しかった。
投票者:QBOOKS登録作者


いなくなれば楽になると思うとき脳裏に浮かぶは静寂の画  五月原華弥

感想:
自分もこんなことをよく思ったから共感できたし。
描かれてるものが何かをひきつけた。
奇麗事を並べるよりストレートな言葉の方が私は好きなので一票入れました。
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
 魅力的な作品はいつもより多かった。特に印象に残っているのは庭さん「懺壊」、五月原華弥さん「いなくなれば楽になると思うとき脳裏に浮かぶは静寂の画」、佐賀優子さん「きみのうた」、檸檬さん「モンタージュ」、佐藤yuupopicさん「指と、指」、さとさん「冬のグラウンド」、と。そんなものか。庭さんはお待ちしていました。ほれ常連ども、これが書けるか!? というものを着実に出してくれたし、佐賀さん、この手の作品は吐いて棄てるほどあれど、言葉の選び方に、そこから抜け出せるセンスがあるような気がする。ユポさんは、最近の作品の中では、今回はかなり好きな部類。人間のある狭い、ほんの一部分だけどものすごーく丁寧に、切り取ってあっていいな、と思う。
 じゃあどれを選ぼうって、今回は文句なしに五月原さん。詩の力ってなんだよ。もちろん好みや読みかたの差もあるだろうが、もとの文字という「記号」がどのくらい膨れ上がるかというのも充分なポイントとなるだろう。そう、取り上げたテーマはリストカット。というだけで「ありふれている」と読み飛ばす読者は損をしたといっていい。イグチさんも書いてらしたが、<静かな大人の雰囲気を感じさせつつ、一方で幼さを感じる言葉が出てきた>というこのアンバランスさこそが、きっと作者の等身大なんだと思う。そうか。そう考えると、今回の詩の中で、作為を抜きにして、一番等身大なのが、五月原さんなのかもしれない。そんなことを考えながら、百花撩乱の中、ひっそりと咲いておったこの詩に一票。次点は庭さん、ユポさん、佐賀さん。(M)
投票者:QBOOKS登録作者


うとうと  植木

感想:
「うとうと」「クローン羊の増殖とハクビシンの絶滅」「はるいちばん」「無眠の朝」――あたりが好み。
まあ……「うとうと」が一番すっきり落ちてくる感じだったかな?
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
「うとうと」「クローン羊の増殖とハクビシンの絶滅」「私達は智を愛する」の3つの中のどれかだな、という感じだった、今回。

「クローン羊〜」は決め手になる言葉が見つけられなかったこと、
「私達は〜」はおもしろかったけど、間に合わせっぽくも読めてしまったので。(これについては、私が書けないときの操作が関係するため、まったく個人的な意見で申し訳ないのですが)

迷った挙句、言葉、というものをとても意識させる「うとうと」に決めました。



余談ですが、ヨケマキルさんのチャンピオンバトルでの作品でご自身が話されていた「副作用」ということ、今頃わかってきました。あの作品の病的な部分、というか。カラクリのようでいてそうじゃなかった部分について。
投票者:QBOOKS登録作者


モンタージュ  檸檬

感想:
前半の視覚的表現はインパクト十分でした。しかもその中にある「いろはにほへと…」の区切り方とかの違いが面白かったです。そーいえば、いろは歌最後まで見たの初めてかも。

後半は頭を使わされました。使った挙げ句、明確な答えを掴むことは出来なかったのですが、これはまだまだ読みが浅いのかもしれません。自分のボケボケ頭脳なら、10年位読んだら理解できるかな?
とはいへ、直感でスパッとした孤独感みたいなものを感じました。

ってなワケで、今回はモンタージュに一票っ!
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
この詩は、いろは文字によるロールシャッハテストです。
空中をメールの文字が横切っている?はたまた、ビル火災?
ひょっとすると、フォークで言葉を食べている真っ最中?

それとも、ハナモゲラ語で書かれている?
「やまけふこ」「ねならむうゐの」「よたれそつ」「をわ」「かよたれ」「て」「ゆめみしえひも」
まあ、いろは文字だってたまにはバラバラになって、縦になり横になり羽を伸ばしたくなる事もありますよね。〈植木〉
投票者:QBOOKS登録作者


ハレィルヤ  おに

感想:
内容も興味深かったですし、詩全体のリズムが綺麗だと思いました。
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
今回は残念ながら響くものが少なかった。
この作品が一番僕のリズムに合っていて素直に入り込んできました。
ひとつだけ、、作者注は僕には無用でした。
投票者:QBOOKS登録作者


私達は智を愛する  ぶるぶる☆どっぐちゃん

感想:
わたしも 例えば
痴だとか 乳だとか 恥だとか 遅だとか
そういうものを愛してる
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
いろいろ迷いましたが、
今回はぶるぶるさんに投票させていただきます。
何と言っても、キレっぷりが良かったです。

次点は、細きん腐とたさんと、ヨケマキルさん。
どちらも個性的で素敵でした。
投票者:QBOOKS登録作者


はるいちばん  大覚アキラ

感想:
うーん。
じゃあアキラさんで。詩だったのって、今回これだけでしたね。
ハレィルヤ(おにさん)は、一連目は実にすとっ、とキたのに、100億点だったのに、詩だったのに、それ以降がもうマイナス8億点、ダサッ、ダサダサダサッ(中島らも)って感じで。うーん、実になんていうか、なんていうかでした(だってだってなんだもん)。わたしのいうてること、わかりますか?
投票者:QBOOKS登録作者

感想:
言葉にキレがある。
読後、なぜかニヤリとさせられる。
投票者:純粋読者


きみのうた  佐賀 優子

感想:
リズムも表現もあまりいいとは思わなかったけどこれにします。
こう言うことって感じることできるから。
投票者:QBOOKS登録作者


城址の公園、炯々たる駅を見下ろして  相川拓也

感想:
今回はあんまり投票しようと思うものがなかった。
この作品は小さいカタカナが好きだったので。
投票者:QBOOKS登録作者


握手もできなかった僕だから  麻葉

感想:
推薦作品なし。

と書きそうだったのです。
いつも、雰囲気やたった一つでも気に入ったフレーズに
惹かれて投票している私なので。
今回はうーん。でした。

でも、改めて読み直し、麻葉さんのこの作品に投票します。
手を のテンポが後から擽るのでした。
投票者:QBOOKS登録作者


冬のグラウンド  さと

感想:
擬態語・擬音語がいいね。
投票者:QBOOKS登録作者


フロンティア  木葉一刀

感想:
表現がシンプルで、力んでいない感じが
読者に優しいと感じました。
投票者:QBOOKS登録作者




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